スープ・鍋
ユカタン風チキンとライムのスープ梅雨明けがはっきりしない7月中旬。逗子にあるAirbnbに召喚された。夏を待ちきれないせっかちな友人がタコスパーティをやるぞと言うのだ。語気からしてすでに決定事項のようだったから、4時間ラードで煮込んだカルニタス、…
手羽先のスープ庭いじりをすると、身体を動かし土に没頭することで無となり、心身共にリフレッシュするとなにかで読んだことがあるが、自分の場合は逆のようだ。負の感情が渦巻いてしまう。 思い出したくもない過去や、人生で二度とお目にかかりたくない人な…
何が食べたいかわからないけど、なんだが優しい味わいのものが食べたいと適当に作ったら思いのほか好評だった鶏肉とひよこ豆の煮込み。汁だくにしてメインに据えた。縦長の土鍋に玉ねぎとニンニク、焼いた鳥、完熟トマト、バター一欠片、湯がいて冷凍してお…
砂鍋獅子頭砂鍋獅子頭。「シャーグゥオシーヅトウ」と発音する、中国の家庭的な土鍋料理だ。 この料理のポイントは、揚げた大きな肉団子が4つ入ってることだ。獅子はライオンを意味するが、四子(スーツー)と獅子(シーヅ)をひっかけた洒落ネーミングらし…
朝から腰だけでなく、全身の調子がイマイチで、処方された痛み止めがまったく効かない。薬味と梅干しをトッピングした温冷麦で温活してみるが効果なく、グダグダと午後を費やしてしまった。 家人は会食なので今晩は一人飯だ。なにか滋養に良いものにしよう。…
トマトの卵とじスープ五月某日、台風一過。のはずがいまだ低気圧が居座っているのか、腰がどうにも痛む。湿度は82から68%まで下がり、玄関をでればいい風がさらり流れていくが、部屋の中にいるとじっとり汗ばむ朝。一食目に悩む。 温かい麺類だと余計に暑い…
上から時計回りに、ジャガイモ、干し大根、チキンカレー、トマトと発酵青唐辛子のアチャール、水菜の漬物、ダルスープ熱海駅前の第1ビルに入っているネパール料理屋「circle(サークル)」で、ダルバート定食をはじめたとききつけお邪魔した。チキンカレー…
いつもの八百屋で白菜ひと玉120円だった。破格である。 玉が重たく、巻きもしっかりしていて良品だ。漬け物にでもしようと、えっちらおっちら持ち帰る。 二度漬けして食べ頃になったのが正月前のことだ。おせちづくりも一段落をおえた年末。今年もまた「孤独…
業務スーパーの火鍋の素全国的に寒波がくるというニュースをききつけ、薄切りの羊を買っておいた。築90年を迎える我が家はとにかく寒い。ここは火鍋で乗り越えようという目論みだ。 懐疑的だった業務スーパーの火鍋の素はかなり本格的だ。それに棗、ショウガ…
峠のスンドゥブチゲ十数年前に恵比寿で働いていたころ、チャメというスンドゥブ専門店によく通っていた。記憶をたぐり寄せると、エッジの効いた辛さで具だくさん。ぐつぐつ真っ赤に煮えたぎっているが、スプーンを入れると透明感があり、さらりとすっきりし…
9月の記憶がほぼない。 突然の高熱に襲われた月頭。解熱剤の大量投与で一週間を乗り切ったものの、その後味覚がなくなり2週間。ついにコロナかと観念したが、隣で寝ている家人はぴんぴんしている。四六時中そばにいれば感染するはずなのに。不可解きわまりな…
カスベを見るたびに、いつかフカヒレに昇格させてあげたいなと思っていた。 カスベとはつまり、エイヒレのことだが、同じヒレにもかかわらず、その価格は月とすっぽん、雲泥の差だ。北海道ではメジャーな食べ物で、紋別で世話になった知人の奥さんは、骨まで…
エボダイの干物@伊豆山・魚久珍しく家人は出勤したので、夜は独り飯だ。こんな日は早風呂で汗をかき、景気よく缶ビールをあけ、腹が減る頃合いに台所に立てばいい。むろんできる限りの手抜きは忘れてはならない。麦酒片手に冷蔵庫を物色。奥に白いビニール袋…
熱海の老舗、村越魚店で求めたアンコウ500円。店主いわく、最近とれなくなってきているそうだ。 無茶苦茶キレイな白い身で、肝もたっぷり。どう調理したってうまそうだが、悩んだ末に、本日はクロアチア風のスープ仕立てに。目指せ熱海名物!つくりかたは以…
食材の買い出し前に古本屋を散歩するのが最近唯一の運動だ。 つま先立ちで腕と首を伸ばして上段の棚を眺め、中段は足を肩の位置まで開き腰を捻る。下段ともなればなかばスクワットの状態まで腰を下ろすから、長居すればするほどじわじわと効いているはずだ。…
今年に入って何回目だろう。また腰痛が振り返した。急に寒くなってきたせいかもしれないが、とにかく痛い。 10分でも立って同じ作業をしていれば、腰のあたりがジクジクと痛む。あたり、というのは、もうどこが痛いのか分からなくなっているのだ。気を紛らわ…
ゲーン・パー(Kaeng Pah)を初めて食べたのはタイのコチャーン、カンボジア国境に近い島である。直訳すると、森の(パー)タイカレー(ゲーン)。通称ジャングルカレー(Jungle Curry)と呼ばれている。 メニューに写真がなく、どんな料理か検討もつかなか…
酸辣湯は、具だくさんの味噌汁…酸っぱい豚汁のようなものだと解釈してみると、すごく身近な中華料理のひとつになった。 スープの味さえ決まれば、具材なんて好きなものをどんどん加えていけばいいだけ。もずく酸辣湯を作り始めたのは、久米島出身の沖縄料理…
味噌汁をつくる元気もないお母さん、 肉食が続いて調子の悪いお父さん、 育ち盛りの子どもたち、 食事が単品になりがち独身男子、 コロナ太りに戦々兢々の女子たちへ贈りたい、 誰でもつくれる調理時間10秒のバリアフリー・スープできました。その名も、「梅…
タイ料理の名前は、調理方法+食材名で構成されていることが多いので、メニューをみるとだいたいどんな料理なのか、想像することができる。たとえばトムヤムガイなら、トム(煮る)+ヤム(混ぜる)+ガイ(鶏肉)となるから、タイのチキンスープになるわけ…
トムヤムクンの偉功を前にして霞んでしまいがちだけれど、トムヤムガイも隅に置けない実力派である。 「クン」が海老ならば、「ガイ」は鶏肉だ。私にとってはクンよりガイのほうが馴染みが深い。というのも現地でもやはり、海老より鶏肉のほうが懐に優しいの…
酸っぱくて辛い、タイを代表する海老のスープ、トムヤムクン。 トムヤムクンという料理を日本にここまで浸透させたのは、やはり日清のトムヤムクンヌードルの功績は無視できない。あれ、かなりレベルが高くて、一時期は生産が追いつかなかったそうだ。いまで…
ガスパチョのアレンジ料理第二弾は、「そうめんのカッペリーニ風、ガスパチョ仕立て」だ。それっぽい名前をつけてみたものの、前回の冷製パスタと同じような料理で恐縮なんだが、このそうめんが、侮れない。 konpeito.hatenablog.jpもともとはパスタを茹でる…
先日、1kgものトマトを使ってガスパチョをつくったわけだが、なかには「そんなにガスパチョばっかり食えるかよ!」と突っ込んでいる方もおられるだろう。 あえて言おう。心配は無用だ。今日はガスパチョを使ったアレンジ料理に挑戦したい。 konpeito.hatenab…
今年はトマトが豊作なようで、八百屋の店頭はいつも以上に鮮やかだ。ちょっと形が崩れているものならかなりのお買い得の日々がつづいたので、ここのところはガスパチョの試作に取り組んでいた。名付けて飲む太陽! 特に注力したのは、スープの色、旨み、トマ…
トウモロコシの季節到来。今年はポタージュからはじめよう。さて、これまでコーンポタージュは、バターで炒めた玉ねぎとトウモロコシを出汁で煮込み、牛乳、生クリームで味を調えてきたんだが、今年は断捨離することにした。主な材料は、トウモロコシと牛乳…
ハンガリーの定番飯グヤーシュとは? ハンガリーを代表する料理「グヤーシュ」は、ハンガリー版ビーフシチューともいえるし、ハンガリー版ポトフのようでもある。一説によればハヤシライスの原型がグヤーシュだという話もあるが、牛肉と野菜がたっぷりとはい…
この時期タラが安く出回っているが、寒いからといって鍋ばかりだとさすがに飽きてしまう。 そこでクロアチアで食べた忘れられない魚のスープをつくることにした。安くて、具だくさんで、栄養満点。貧乏旅行者にとっては涙がでるほどありがたい食べ物だった。…
サバ缶で豆乳冷や汁サバ缶の進化には「恐れ入った」としか言いようがない。 なんせ、あの王道ツナ缶を抜いてついに水産缶詰第一位に躍り出たというんだから、さば缶熱は日本列島を席巻しているとみえる。一昔前は猫が舌なめずりして寄ってくるあの生臭さにど…
スペインの飲むサラダ、ガスパチョ記録的猛暑。 飯を作るのも、口に運ぶのもめんどくさい熱帯夜がこれでもかとやってくる。 そろそろ噛むという行為すらウンザリしてきた。それでも体は毎日、野菜をほしがっている。だからガスパチョを作ることにした。ご存…