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mogu mogu MOGGY

時速1kmの思考

暮らしの散文

はてなでつながるタジンの隣人

ヤフオクで競り落とした出所不明のタジン鍋ざっと数えてみると、我が家には土鍋が13台ほどある。にもかかわらず、また土鍋が届いた。しかも一瞬で3つ増えた。何かしらの病気なんだろうか。土鍋依存症?暇さえあれば、ヤフオクをパトロールするのが日課となっ…

2026年おせち備忘録

2026年新年会あけまして おめでとう ございます熱海に移住して3回目の正月を迎える。どこで、なにを仕入れるかはもう把握している。今年は楽勝だとタカをくくっていたのだが・・・・・・そうは問屋がおろさない。うっかり保護してしまった猫の世話に加え、その兄弟…

赤カブとツナのサラダ

赤カブ、キヌア、ひじき、ケール、ツナをよろしく和えるここのところ、どうもそわそわした日々を送っている。やるべきことは色々あるはずだが、どれも手に付かず、もしくは手は付けたものの中途半端で、気づけば夜の帳が下りている。 「あぁ、今日もなにもで…

卵黄なしで酢味噌をつくる言い訳

真ダコの頭と四角豆の酢味噌がけ、青柚子を散らしてここのところ岩手県産の真ダコを見かけるので、よく買い求めている。 土佐酢をかけて食べるが主戦力だが、酢味噌も捨てがたい。とはいえ、なかなか酢味噌に手が伸びないのには訳がある。 つくるのが面倒く…

【追悼】八百屋が死んだ

八百屋が死んだ。隔週の火曜日は、移動式の八百屋を手伝っている。元々は客として通っていた自分だが、ひょんなことから手伝うことになって二年がたった。先週の木曜、友人が週末にくるからと、野菜をたくさん買い込んで、あまりに買い込みすぎたから重たく…

ピータンに紅生姜って合うね

紅生姜×ピータン×豆腐日に一本は「孤独のグルメ」の再放送を見ている。 先日はSeason8 第1話、中華街にある「南粤美食」の回だった。 井之頭五郎が頼んだのは「腸詰め干し肉貝柱釜飯」「香港海老雲呑麺」「丸鶏の塩蒸し焼き」「アヒルのパリパリ揚げ」。いく…

庭産ジャガイモの揚げたの

梅雨に入る前に庭の雑草を駆逐せねばと躍起になっていたある日のこと。パントリーに備蓄していたジャガイモから芽が出ていた。 包丁でへずれば、食べられないこともないが、なんとなく気乗りせず片目をつぶっていたら、すっかり食指が動かない残念な芋になり…

自家製タバスコの魅力とその使い方

赤唐辛子と青唐辛子をより分ける簡単なお仕事です伊豆じゅうの赤唐辛子をかき集め、塩漬けしたのが去年の11月のことだ。つくりかたは以前に紹介したとおり。大きさも辛さもバラバラ。シシトウより大きなものは種をとっておく。なお、青唐辛子も混ざっていた…

シリコンバッグで漬ける、お手軽ぬか漬けLIFE

糠床のお引っ越し墓じまいをしたのは去年の3月のことだった。木蓮の白い花が咲き乱れる木陰のもと、父方の祖父母、叔父と叔母、計4体の遺骨に最後の別れを告げる。骨を入れる箱はトウモロコシでできたプラスチック製で、何十年かで土に還るそうだ。50年たて…

無限系フキと生姜のナムル

手に余る野菜TOP5に食い込む野菜といえば・・・・・・自分の場合は蕗(フキ)だ。かつて逗子の一軒家で暮らしていた同僚は、山でとってきたフキを庭に放置したところ、あれよあれよという間に増殖し、庭中がフキだらけになってしまった。本人もせっせと料理してい…

あの手この手でタケノコを長期保存する

タケノコを長期保存する湯河原の園芸店で求めた葉山椒。去年はいま一どころかいま三くらいの葉ぶりだったが、今年は三月の上旬から芽吹きはじめ、あれよあれよという間にすずなりとなったのが四月の頭。そうなると待ち遠しいのはタケノコだ。 葉山椒の新芽を…

2025年おせち備忘録

あけまして おめでとう ございます熱海に移住して2度目の正月を無事に迎える。 年末ギリギリまで迷走した25年のおせちづくり。恒例の鴨は手に入らず、十八番の裏白椎茸も気分がのらず、脳内のやる気スイッチのヒューズが飛んでしまったようだ。28日、湯河原…

神の紙カツ

「生姜焼き用」と称して売られている豚肉は、生姜焼きにするには厚すぎるというのが家人の見立てだ。なぜスーパーがこの3mmくらいの厚さを生姜焼き用に推しているかは不明だが、「生姜焼きは吹けば飛ぶようなボロボロのこま肉が最強」だと譲らない。生姜焼き…

白石もろきゅうりの発酵ピクルス

はたして白石もろきゅうりで発酵ピクルスはできるのか!?ガーキンキュウリが出回る頃合いに八百屋に頼んでおいたのが今年の6月のことだ。その前年は、見た目がガーキン種に似ている、出自不明の短小な、若どれ国産キュウリで発酵ピクルスを仕込んだが、これが…

サンノジ(ニザダイ)の昆布締め

真鶴産ニザダイ。別名サンノジ湯河原のスーパーにて、小さいシマアジと大きいサンノジ、どちらも580円だった。 悩み尽くして大きいのに決める。今年の梅雨時に食べたものはすでに尾が切られていたので、今回はトレードマークでもある三本線がしっかり確認で…

リベンジおひとりさまステーキ

週末に山を越え、神奈川県のデニーズへ行った。少なくとも4年ぶりのはずだ。どうしたことか無性に肉を欲していて、「ミニッツステーキ(ハーフポンド)」なるものを頼むことにした。ファミレスで2000円越えする単品は人生初だ。家人は昔から慣れ親しんでいる…

精進お好み焼き

ひねもすざんざん降りの熱海だった。台風10号はいったいどこをもたもたうろついているのか、明け方には警報が4度も鳴り響いたのでよく眠れず、結局は午前ギリギリアウトの起床となった。 雨粒で景色も見えず、暇な1日だ。暇なんだが、雨音が気になりすぎて…

禁断の果実をツマミに禁断の果実を呑む

昨日は庭掃除を経て、その足で山奥のゴミ処理場へ木端を捨てに行く。250 リットルのフゴ袋では収まりきらず、今週末また出向かねばならないが、とりあえず玄関の前は綺麗さっぱり片付いた。よくもここまで切り倒したもんだ。自分で自分を褒めてあげたい。玄…

赤い悪魔カラビネーロのクリームパスタ

伊豆山の魚屋・魚久でひときわ異彩を放っていたのが、海老の「頭」だ。漆でコーティングしたかのような深紅色をしており、アルゼンチン海老よりも大きく伊勢エビより小さい。いろんな角度から観察していると、「それね、カラビネーロっていうんだよ。赤い悪…

師匠とかつお節の夏

にんべんのかつお節と祖母の削り器7月の最終日、師匠が来熱した。「親子丼の隠し味」を教わって以来、実に一年半ぶりである。 「暑いけど東京の暑さよりはマシだよ~」と汗だくで熱海の急坂をのぼってきた師匠。まだまだ元気そうで安心した。昼時だったので…

ピリピリが旨いアイゴ

正面からみると河豚のような茶目っ気ある顔をしているアイゴ伊豆山の魚屋・魚久の本日のトロ箱鮮魚はアイゴ。「ピリピリして旨いよ!」と店主は笑顔。ピリピリがどんな感じか聞きそびれたが、400円という特価で即決。「ヒレが危ないから先に全部とった方がい…

サンノジとタカノハダイ

梅雨まっさかりの熱海。初島も大島も白く靄がかかったようで、冴えない日が続いている。 伊豆山の魚屋・魚久のトロ箱鮮魚はサンノジとタカノハダイ。そういえば魚久に通い始めて一年がたち、店主がトロ箱の魚を説明しにわざわざ店の奥から顔を出してくれるの…

【24年度版】柴漬け in 熱海はキュウリを増量

スーパーで見つけた紫蘇を260円で求め、その足で八百屋に出向き、柴漬け用にナスとキュウリを買ったところで、「なんだよ、紫蘇ならたくさん余っていたのに」と店主は口惜しそうだ。 八百屋によれば、今年は和歌山の南紅梅を筆頭に全国的に梅が不作だったそ…

ウツボの唐揚げ

ウツボの唐揚げ一昨日から腰痛がぶり返した。一歩足を踏み出すと腰から砕け落ちそうななか、這うようにして買い出しにでる。湯河原のスーパーをまわり、最後の力を振り絞って伊豆山の魚屋・魚久へ到着。ウツボ1つ50円!あの海のギャングが50円!一瞬腰の痛…

ミノカサゴの焼き霜と骨せんべい

朝どれミノカサゴ伊豆山は魚久で気まぐれに陳列される本日の宝箱、いやトロ箱鮮魚(重量換算で100g120円)で掘り出したのはミノカサゴ。小学校にあがる祝いとして祖父母がくれた魚図鑑ではド派手に裏表紙を飾っており、そのうえアンタッチャブルな毒持ちとき…

小さな鯛で祝杯を

腰痛に悩まされて10年ほどになるが、先月、ついに痛みに耐えかね、病院送りとなった。CTやMRIなどかなり大げさな検査を経て、進撃の巨人のような画像を確認したところ「第4頸椎に軽度のヘルニア」が見つかった。 「で、あるか」。すとんと腹落ちしたと同時…

令和のタケノコの茹でかた

頼んでおいた筍を、八百屋が手配してくれた。生を所望したが、茹で済みもあり、どちらもただのような価格。あまりに申し訳ないので石垣産のパイナップルも購入。都合6本くらいの筍を消費せねばならない。 筍は糠と唐辛子で茹でるが定石だが、令和では水のみ…

熱海雑魚定食(カゴカキダイ・カイワリアジ・キントキ)

キントキ・カイワリアジ・カゴカキダイトロ箱には夢がある。 極小魚、珍魚、場違いにトロピカルな魚、ちょっと傷ついて値がつかない魚。世の中から弾かれてしまった者たちが、ひとつの箱に無秩序に並んでいる。宝箱をひっくりかえしたような陳列なので、底の…

カイワリアジはひっそりと

カイワリ @湯河原のFinds Foodカイワリアジは真鶴の駅前にある「江戸前鶴鮨」で食べて以来、推し魚のひとつだ。扁平だけど尾には背骨のようなぜいご有。つまりはやはり、これでも鯵の仲間なんだろう。 近代魚類分類学の父・田中茂穂の『魚の味』によれば、鯵…

業務スーパーの火鍋の素はガチだった

業務スーパーの火鍋の素全国的に寒波がくるというニュースをききつけ、薄切りの羊を買っておいた。築90年を迎える我が家はとにかく寒い。ここは火鍋で乗り越えようという目論みだ。 懐疑的だった業務スーパーの火鍋の素はかなり本格的だ。それに棗、ショウガ…