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時速1kmの思考

漬ける

藻塩で漬けるシンプルな白菜の漬け物

関東で雪が積もる天気予報。白菜を漬けるには絶好の日和だ。 今回は八百屋に教えてもらったコツを踏まえてバージョンアップする。 konpeito.hatenablog.jpおおまかな工程はこのような感じだ。 ①白菜を切る ②干す ③洗う ④下漬け ⑤本漬けたびたび失敗を繰り返…

八百屋に学ぶ白菜の漬け物のコツ

普段の食事のあれこれに物言いをつける家人だが、こと漬け物に関してはまことにうるさい。市販の漬け物にも手厳しく、「これは甘い」だとか「余計な味付けがしてある」だとか、難癖をつけるのが趣味なのだろうか。もしくは単なるマニアか。ではどんな漬け物…

セロリの出汁漬け

魚屋の女主人おすすめの箸休めはセロリの出汁漬け今年最後の移動八百屋。 見事な葉ぶりのセロリが1株350円だが、先週も買ったので悩ましい。いかんせん量が多すぎるのだ。八百屋に集まる顔ぶれはほとんど変わらないから、この半年で顔見知りも増えた。魚屋の…

新生姜の旬は秋だった~紅生姜とガリを漬ける

2.5kgの新生姜夏ごろから八百屋に頼んでおいた新生姜が、ようやく手に入った。 一袋400円の破格。デフレ過ぎやしないかと不安になりながら2つ求めたが、一緒に買い物していた常連が「こんなに要らねぇよ」とさらに半分以上をタダでくれた。 這々の体で持ち帰…

菊芋の浅漬け

「菊芋は生でイケルよ」と農家のお墨付きをもらってから、浅漬けにどっぷりはまっている。 特に家人は「火を通すより断然うまい」といたく気に入っている様子だ。なんといってもこの歯触りが唯一無二。他の野菜とは一線を画す存在だ。 konpeito.hatenablog.j…

ワサビの辛みは砂糖で引き出せ

ワサビの茎@伊豆村の駅週に一度は函南のスーパーをパトロールしている。 伊豆・村の駅は地物の新鮮な野菜と沼津漁港から直で仕入れた魚が並んでおり、ディズニーさながらのワンダーランドである。静岡ならではと思うのは、ワサビコーナーが常設されている点…

紫蘇の実の塩漬け

飯のお供に紫蘇の実二日酔いの朝のことだ。茶碗がたったひとつ、シンクに転がっていた。なんだこれは? 流行りの座敷童か? まったく身に覚えがないが、茶碗は自分専用のものなので、家人の仕業ではないようだ。いったい何を食べたのだろう? バグった脳みそを…

失敗しない丸ごと塩レモン、シトロンコンフィ

シトロンコンフィ(Citrons Confit)とか、プリザーブドレモン(Preserved Lemon)と呼ばれている、かつて日本でも一世風靡した塩レモン。今年は気温がよかったのか、レモン自体がよかったのか、これまでになくうまく発酵してくれた。漬けたのは在宅勤務初日…

あら酢で締める、春子鯛の酢〆

春がきそうでまだ冬。そんなときに店にいったら、メニューの黒板にひときわ気になる文字が・・・・・・春子鯛。「しゅんこだい? ください」 「冗談でしょ? かすごだよ〜!」と他の客たちの前で大恥をかいて、目の前にでてきたのがこちらの一品である。この淡い色…

ピクルスじゃない、ハラペーニョの酢漬け

ハラペーニョが手に入ると反射的につくってしまうのが酢漬け。ピクルスではなく、あえて酢漬けである。 なぜピクルスではないのかといえば、砂糖と塩で味をつけたり、ハーブで香りを足さないほうが、料理には使いやすいと思うに至ったからだ。あくまで純粋な…

第二次しば漬けブーム到来か!? 塩と野菜だけでつくる手軽な乳酸発酵食品

「あ〜しば漬け食べたい」 仕事に疲れた山口美江扮するバリキャリOLがそう吐露するフジッコ・漬物百選のCMはいまだに覚えている。「しば漬け食べたい」というフレーズとともに柴漬けが一世風靡したバブル時代。当時10歳にも満たない私は柴漬けがどんなものか…

きゅうりキューちゃん風醤油漬け

プロフィールにも書いたとおり、私はキュウリが嫌いだ。物心ついてからほとんどキュウリを口にいれたことがない。 だが、物心ついて唯一食べられたキュウリ料理が、「きゅうりのキューちゃん」だった。東海 きゅうりのキューちゃん(G) 100g まとめ買い(×1…

北欧風サーモンの塩漬け、グラブラックス(Gravlax)

グラブラックス(Gravlax)は魚に塩と砂糖を塗して熟成せた、北欧でも指折りの名物料理。「grav」は「埋める」、そして「lax」が「鮭」なので直訳すれば「埋めた鮭」である。 その昔のクラブラックスは魚を松の葉でくるんで、さらに土に埋めて発酵させていた…

夏野菜の塩水漬け

漬物専門店の長芋の漬物があまりにうまかったので、一昨年くらいからつくりはじめた塩水漬け。野菜の切れ端があればすぐに漬けられる手軽さからすっかり夏の定番になった。この塩水漬けのいいところは、トマトのような柔らかい食材や、長芋のようなぬるぬる…

賞味期限は1日? 食べきれないほどナスをもらったら必殺オイル漬け

Genさんの長ナスは今年も豊作。年内には都内のマンションを引き払い、四国へ帰郷することになっているから、いまは畑を整理しつつある。つまり、長ナスも今年で最後になるかもしれない。もはや凶器。朝採りだけあって、肌ツヤもよく見事な黒光り。まるでGen…

NO Garlic, NO LIFE〜ニンニクを長期保存する

週末農業をやっているGenさんがニンニクをつくるというので、なかばノリで投資したのは暑さも落ち着いてきた2016年のことだった。その前年の収穫高はほぼゼロだったと言うから、まるでベンチャーにでも出資するような気分だったことを覚えている。そして2017…

夏の宴会の鉄板、アサリの醤油漬け

2017年は赤潮やら貝毒が蔓延したらしく、各地でアサリの不漁が続いている。浜名湖では二年連続で潮干狩りが中止になったし、自粛している地域もあるという。いつか潮干狩りができなくなる日が来るとすれば、正直ディズニーランドが倒産するよりもそのインパ…

漬け物日記 ぬか漬け記念日

ついに手を出してしまった、ぬか漬け。だから今日はぬか漬け記念日だ。なんだか生き物を飼いはじめた高揚と責任感に通じるものがある。 初心者なので、すぐに使えるものを購入。米ぬか(国産)、食塩、唐辛子(国産)とシンプルなぬか床だ。一口舐めてみたん…

三陸茎ワカメの酢醤油漬け

三陸の茎ワカメがスーパーに並んでいた。規格外のワカメらしいが、なんだかこちらが申し訳なくなるほど安い。 ご飯に混ぜたり、油で炒めたり、汁物にいれたり・・・・・・ここ最近は茎ワカメととともに暮らしているといっても過言ではない。 今日はさっぱりと酢醤…