mogu mogu MOGGY

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時速1kmの思考

炊く

アカカマスと新生姜の炊き込みご飯

先月はミズカマスを炊き込みご飯にしたが、10月に入るとアカカマスが安くでまわるようになった。まるまる太ったアカカマスは4尾で500円。 久しぶりに刺身にでもするかとカゴにいれたのだが、アイスホッケーの試合を控えた家人は「20時には出かける」とのたま…

メキシカンレッドライス

メキシカンなレッドライスある週末のこと、家人は夜中からアイスホッケーへ、そのまま泊まりで、翌日は野球に興じるという。よくもそこまで遊びほうけられるものだと呆れつつも、若干うらやましく、なんだか悔しいので、せめてもの抵抗として五反田でジャス…

海鮮丼フリースタイル

八月の熱海は花火三昧だ。多賀、伊豆山、網代など近隣で催される花火大会も含めると、週2ペースでぶち上がっている。いくらなんでもやりすぎなんじゃないかと心配になるほどだ。 そのうち飽きるだろうとタカをくくっていたが、そこは熱海市も手練れだ。毎回…

赤備えの花咲蟹飯

かに飯なのかヤドカリ飯なのか、いまだに謎店頭では異彩を放っていたんだが、連れ帰ったらややキモいなという印象だったハナサキガニ。GW中に花咲蟹飯と洒落こもうという目論みだった。ハナサキガニの概要を所々からかいつまむとこうある。 ・旬は夏(7~9月…

ごほうび飯はタケノコの姫皮ごはん

朝食、昼食を取り損ねた某日。買い出しついでになにか腹にいれようと、スーパーへ向かう坂をくだっていた。時刻は4時近い。熱海のほとんどの飲食店は準備中で、選択肢は限られる。 このままでは行き倒れてしまうと、通りむこうのカフェに賭けた。店頭の看板…

金目鯛の干物でリサイクル炊き込み飯

金目鯛の干物炊き込みご飯天気のあまりよくない日にときどき開催されるスーパーの干物祭。本日は金目鯛、ホッケ、アジという王道のラインナップで、どれを選んでも3尾1000円である。魅力的なのはがぜん金目鯛だ。なんせ丸の金目鯛はサイズにもよるがだいたい…

【秋の炊き込みご飯祭り第二弾】金魚サイズの「のどぐろ飯」

ノドグロ飯近所の魚屋で見つけたのは島根県産のノドグロ。普段は手がだせない高級魚が、あろうことか4尾で400円だ。ラスト2パックだったが、残っていたことがミラクルである。それにしてもなんだか既視感があるノドグロだ。 はるか遠い夏祭りのある日、友人…

【秋の炊き込みご飯祭】カマス飯

【秋の炊き込み飯祭り】カマス飯今日も今日とて、買い出しだ。 が、今日はちょっとだけいつもと違う。湯河原まで足を伸ばしたのだ。 というのも、熱海に家を買ってしまったからだ。昭和8年築の平屋で、海ビューつき、茶室つき、温泉つき、という変わった物件…

鯛アラと本シメジの炊き込みご飯

一回目のワクチンが終了した。横浜市の予約サイトはコロナ禍の生活なかでいちばんストレスフルかつ残念な出来映えだった。 よく政治家が、国民にご不便をおかけして申し訳ないと陳謝しているが、このサイトは最たるものだと思う。これでデジタル庁を立ちあげ…

タイ米に変えれば現地感3割増! ジャスミンライスのススメ

五反田の鶏飯店がタイ米を売り始めたので、台風迫る雨のなか5kgせたろうてきた。 デリバリーで三品以上頼めば米も配達してくれると店長さん。次回はぜひお言葉に甘えたい。 レストランが三河屋ビジネスやってくれると意外と便利なのかもしれない。醤油とか酢…

酒飲みによる、酒飲みのためのいなり寿司①

17歳という若さでタイトルをとった藤井棋聖。駒の動かしかたくらいしか知らないど素人でも、その時がくるのを手に汗にぎるほどの熱量で見守っていた。 いっぽうで、油揚げを盤に見立てニヤついている四十路は、もはや人生詰んでるのかもしれないな・・・・・・とぼ…

手間暇かけてこしらえる筍ご飯

群馬は永井農園の水煮タケノコをいただいたので、筍ご飯をつくることになった。市販の水煮は独特の臭いがするので避けていたが、これは保存料を使っておらず、そのまま食べてもほんのり甘くて柔らかく、うまいこと下茹でしてあって驚いた。これは便利かもし…

グアム飯をつくろう② 土鍋で炊くBBQチキンとチャモロレッドライス

レッドライスには、BBQした肉が合う。ただしBBQは思いついてすぐにできるような代物ではない。スパイスに漬け込んだ肉を、日がな一日蒸し焼きにしていく、手間はかからないが時間だけはとんでもなくかかる料理だ。低温でじっくりと焼いていくから、大きな塊…

グアム飯をつくろう① チャモロレッドライス

グアムの祝い事にかかせないのが、レッドライスだ。村の祭、フィエスタでは、豚の丸焼きやルンピアなど数え切れないほどの郷土料理を、山盛りのレッドライスとともに食べる。日本の赤飯みたいな象徴的存在だ。初めて食べたのは十数年前、あれは忘れられない…