2017-10-01から1ヶ月間の記事一覧
簡単、うまい、安い。三拍子そろったメインディッシュの王道チキンソテー。ぶっちゃけ、ただ鶏肉を焼けばいいわけなんだが、レシピを書いていたらそれなりに長くなってしまったので、ポイントは二つに絞ってみた。 チキンソテーのおいしいコツ 水分をしっか…
気のせいかも知れないが、カタプラーナに興味をそそられている人が増えているような気がする。もし気のせいでなかったら、これはかなり嬉しい。いつか日本製のカタプラーナができたらと思っているくらいだ。 konpeito.hatenablog.jp ポルトガル人の控え目な…
足かけ一年、ようやく納得のいく乾燥桜えびのトマトクリームパスタができあがった。そもそもこれをつくるようになったきっかけは、馴染みのレストランで食べた桜えびのペペロンチーノだった。「桜えびは口の中に刺さるから好きじゃない」という衝撃の告白を…
The Sea Shore, by William S. Furneaux先日魚屋で見つけたのは青森県産のムール貝。大きさはまちまちだが、生で手に入るとなれば買うしかない。 国際的知名度はトップレベルなのに日本の巷ではあまり見かけることのない活ムール貝だが、実は国産の旬は広島…
シンガポールでは海南鶏飯、タイではカオマンガイ、そのほか諸国さまざまな呼び名があるが、いわゆる茹で鶏にその茹で汁で炊いた米をそえたワンプレート料理で、屋台でも人気の庶民の味であることは間違いない。地域によって甘い、辛い、酸っぱいなど、千差…
秋に獲れる鰹は「戻り鰹」と呼ばれ、脂ののりがよく美味しいと人気が高い。 血合いの部分に独特の生臭みがあるが、それを消すためにショウガやニンニク、ネギなど薬味をたっぷりのせて味わうのがカツオという魚である。ただどんなに「旬モノだ!」「うまい!…
その昔はバナナといえば台湾産だったと母は懐かしがるが、いまやフィリピン産やエクアドル産が陳列棚を占めていて、めったにお目にかかることがなくなってしまった。台湾はバナナが生育する環境としては北限に位置する。それゆえ激しい寒暖差によってバナナ…
2017年10月8日/太陽視黄経 195 度陰寒の気に合って、露むすび凝らんとすれば也(暦便覧) 寒露にはいり数日はヨーロッパの夏のようなカラッとした陽気。12日の東京は最高気温が30度に届く勢いだったので日中はTシャツで過ごしていた。この様子ならまだいけ…
半期毎に仕込むトマトソース、2回目は先日仕込んだばかりである。ここ一週間の東京は急激に冷え込んだから、そろそろテラスのバジルも枯れてしまうだろう。その前に、食べておかねばならないものがある。The End of Summer Pasta、夏の名残のパスタとでも呼…
はじめて香港でセイロを手に入れてからはや数年、あまりの使い勝手のよさに、いつのまにか3台に増えてしまい、棚のひとつはセイロで埋まっている。場所はとるしカビも心配、当初は半信半疑で使いはじめたセイロだが、いまや手放せない調理器具になってしまい…
Oisix(オイシックス)という有機野菜の宅配業者のお試しセットのなかに、「かぼっコリー」という野菜が入っていた。 ブロッコリーとのかけ合わせかと思っていたんだが、生で食べられる、大人の握り拳大の小さなカボチャだ。皮も薄く、サクッと包丁がはいり…
年じゅう目覚めの一杯はコーヒーではじまるが、さらっとした風がふくこの季節は特においしく感じる。気に入っている青い縁の大きなマグカップに並々と注ぐと、どうにも甘いモノがほしくなってきた。たしか頂き物の羊羹が棚にはいっているけれど、気分はなぜ…
なんにでも使える基本のトマトソース 材料 つくりかた 1. 香味野菜を切る 2. トマトのヘタと皮を取り除く 3. トマトを手で潰す 4. 深鍋にオリーブオイルを入れて弱火にかけ、ニンニクをいれる。 5. ニンニクの香りが立ったら、他の香味野菜も入れる。 6. が…
漬物専門店の長芋の漬物があまりにうまかったので、一昨年くらいからつくりはじめた塩水漬け。野菜の切れ端があればすぐに漬けられる手軽さからすっかり夏の定番になった。この塩水漬けのいいところは、トマトのような柔らかい食材や、長芋のようなぬるぬる…