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時速1kmの思考

2017-03-01から1ヶ月間の記事一覧

魯肉飯を越えてしまったのか? 驚異の激うま鶏ガラ飯

Netflix野武士のグルメお題「ひとり飯」 「今日は飲んでくるわ」 もう夜の8時をまわっている。いまさらメールされても、あらかた夕飯の準備は済んでいるというに。ちっ。舌打ちだって出て然るべきだ。図らずも、今晩はひとり飯になってしまった。 今日はラー…

グアム飯をつくろう② 土鍋で炊くBBQチキンとチャモロレッドライス

レッドライスには、BBQした肉が合う。ただしBBQは思いついてすぐにできるような代物ではない。スパイスに漬け込んだ肉を、日がな一日蒸し焼きにしていく、手間はかからないが時間だけはとんでもなくかかる料理だ。低温でじっくりと焼いていくから、大きな塊…

グアム飯をつくろう① チャモロレッドライス

グアムの祝い事にかかせないのが、レッドライスだ。村の祭、フィエスタでは、豚の丸焼きやルンピアなど数え切れないほどの郷土料理を、山盛りのレッドライスとともに食べる。日本の赤飯みたいな象徴的存在だ。初めて食べたのは十数年前、あれは忘れられない…

おふくろの味は白和えご飯

「うちのおふくろの味ってなんだった?」そう母にたずねたのは数年前。気づけば母もそろそろ70歳にとどこうとしている。60代半ばにサルコイドーシスという難病にかかかり、がくっと痩せて愚痴りがちだが、いまだ銀座へ出かけるとなると生気を取り戻す。どう…

【暮らしの道具】長谷園の「かまどさん」

「おめでとう。これ使ってみて」 祝いの品と友人から手渡された箱は、見た目よりもずっしりしていて、ちょうど骨壷のようだ。早速あけてみると、それは黒い土鍋だった。長谷園というメーカーで、読み方はあのお茶漬けの永谷園と同じだ。 「それでお米を炊く…

【続】三ツ星『シェフ』を目指せ! キューバサンドイッチへの道⑤〜キューバブレッドを焼く

先日の記事でキューバサンドイッチは一度お休みしようと思っていたのだが、やはりキューバブレッドなるものが気になってしまったので焼いてみた。 参考にしたのは、前回紹介したFood WishesのシェフJohnのレシピだ。 foodwishes.blogspot.jp キューバブレッ…

【二十四節気を食べるおうち八寸】春分の献立

2017年3月20日/太陽視黄経 0 度日天の中を行て昼夜等分の時也(暦便覧) 春分の八寸 豚バラ肉薄切りのチャーシュー https://55cooking.tumblr.com/post/159028480356/豚バラ肉薄切りのチャーシュー 玉蒟蒻 https://55cooking.tumblr.com/post/159028389176/…

三ツ星『シェフ』を目指せ! キューバサンドイッチへの道④〜ついに完食

そういえば、すっかりキューバサンドの記事が尻切れとんぼになっていたことに、先日気づいた。そもそも去年パソコンがクラッシュしてから、ブログを更新が滞り、食べたことすら忘れていた始末なので、後ればせながらご報告まで。前回は、肉を焼いたところで…

白飯おかわり! ボリューム満点のタイ料理—パッタヤ(PATTAYA)

店は見かけによらぬもの タイ スムージー&グリル(Thai Somoothie & Grill)、マイタイ(Mai Thai)は、グアムで気に入っているタイ料理店だ。思えば、グアムのタイ料理はあまりはずしたことがない。ここパッタヤ(Pattaya)も口コミで評判だ。しかも先日は…

グアムいち押しのベトナム料理店—フォー バシ(Pho Basi)

ボリューム満点! うまい! 安い! のフォー専門店 夜の街を走っていると、ひときわ目立つ看板が現れる。フォー バシ(Pho Basi)だ。人気のベトナム料理店らしく、昼も夜も店の前は車でいっぱいだ。 外からは分かりづらいが、白を基調とした店内はとても明…

グアムのフードトラックを食い尽くせ—ハファ フリ(Hafa Huli)

2017.03.12 初出2019.01.23 更新(Hafa Huli はエビ専門のフードトラック、Hafa Huli Shrimp に生まれ変わりました。) konpeito.hatenablog.jp konpeito.hatenablog.jp フードトラックというグルメの原石 メスクラ(Meskla)、モサズ・ジョイント(Mosa's J…

ホーメルのスパムステーキ

お題「材料3つ以内ですぐできる酒のアテ」 GENさんのスパムステーキ 沖縄の県民食ポークランチョンミート、通称SPAM(以下スパム)。知りあった沖縄出身のハーフ美女は、実家では日々の食卓にかかせない食べ物だと説明してくれた。小ぶりで淡いその唇が、ス…

続・失敗しないポーチドエッグのつくりかた[空き缶編]

空き缶を使ってポーチドエッグをつくってみよう 『dancyu 日本一の卵レシピ』に、小枝絵麻氏による空き缶を使ったポーチドエッグのつくりかたが紹介されていた。dancyu日本一の卵レシピposted with ヨメレバ プレジデント社 2016年05月25日 楽天ブックスAmaz…

ポテトサラダに入れるキュウリの代用を考える

なぜポテトサラダにキュウリが入っているのか? 基本のポテトサラダ 材料 つくりかた 大根の葉のポテトサラダ(初級★☆☆) 基本のポテトサラダ+大根の葉+ゆで玉子 ルッコラのポテトサラダ(初級★☆☆) 基本のポテトサラダ(赤タマネギ使用)+ルッコラ+ゆで…

うまい目玉焼きのつくるコツ

幼いころ朝食の定番だった目玉焼き。これがちょっとした揉めごとの種になっていた。というのも、父さんはとろとろの黄身が好きで、生卵が苦手な母さんは堅焼き派、そして私は黄身の縁は固まり中心はとろとろのハイブリッドなのだ。 つくる側からしてみれば、…

やみつき青海苔レンコン

いつもより少しだけ上等な青海苔を買ったので、冷蔵庫に転がっていたレンコンで味見してみることに。味付けは塩のみだから、青海苔の香りが際立つ。きんぴらのように味が濃くないので、スナック感覚でついつい手がのびる。前菜や箸休めにちょうどいい小皿で…

一口サイズでカリッと揚がる、新玉ねぎのかき揚げ

油は大量に使うし、後片付けも面倒だしで、敬遠しがちだった天ぷら。「揚げ物が一番楽だよ!」という友人のひと言で考え直してみた。たしかに、味付けのことをそこまで深く考える必要はないし、食材の味をそのまま楽しめる点でいえば、これほどシンプルな調…

ジャガイモさえあれば、ロスティはつくれるぞ!

チーズ専用おろし器を新調して、はまってしまった料理の一つがロスティ、スイスのジャガイモ料理だ。聞こえはなんだか洒落ているけど、言ってみればジャガイモのお好み焼きだ。ちなみにロスティの青海苔味は見た目、完全にお好み焼きだ。 四面チーズ卸器中M2…

泡盛が止まらない! 島らっきょうの胡麻油炒め

行きつけの沖縄料理店で生まれた一品。もともとは「豚肉と島らっきょうの炒めもの」だったが、あえて豚肉抜きでつくってもらったのが事の始まり。泡盛はもちろん、日本酒もすすむヘルシーな酒菜だ。いつのまにか定番商品になりつつある。 島らっきょうの胡麻…

深夜の小腹に効く! 豆腐の卵とじ

あと一品足りないとき、風邪気味のとき、呑んだあと、ダイエット中でも罪悪感なく食べられる最強の酒菜。 使う食材は豆腐と玉子だけ。こんなに経済的なつまみはない。 調理時間は4分弱。これを作りはじめてから冷蔵庫に豆腐は常備するようになった。 冷奴が…

【Amazon Prime】EAT THE WORLD ep6. 禁断のキューバ

青い空、色彩豊かなキューバの首都ハバナは、数十年前と変わらない姿だ。 1960年代のカストロ台頭以来、アメリカにとっては近くて遠い国だったキューバ。この国の食文化は政治に大きな影響を受けてきた。限られた食材や道具で人々の胃袋を満たすべく、キュー…

【Amazon Prime】EAT THE WORLD ep5. 世界一のピザ

イート・ザ・ワールド ?エメリル・ラガッセと世界を食す? (字幕版) メディア: Amazonビデオ この商品を含むブログを見る 30年来の友人であるナンシー・シルバートン(Nancy Silverton)よれば、世界一のピザ職人はフランコ・ぺぺだという。 ナンシー自身もパ…

【Amazon Prime】EAT THE WORLD ep4. 料理の啓蒙

イート・ザ・ワールド ?エメリル・ラガッセと世界を食す? (字幕版) メディア: Amazonビデオ この商品を含むブログを見る エメリル・ラガッセが訪れたのは韓国のソウル。ここで学ぶのは、料理の技術、知識といったものではない。料理の精神世界へと足を踏み入…

【Amazon Prime】EAT THE WORLD ep3. モダニスト料理の巨匠たち

イート・ザ・ワールド ?エメリル・ラガッセと世界を食す? (字幕版) メディア: Amazonビデオ この商品を含むブログを見る モダニスト料理、前衛料理、あるいは分子ガストロノミーなどと呼ばれる分野がある。なんと呼ぶにせよ、まっ先に思い浮かんだのが、世界…