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時速1kmの思考

レシピ

伊万里で喰う鶏南蛮そば

伊万里で喰う鶏南蛮そば8月の終わり。咲見町にあった骨董品屋が閉まった。 熱海の街をぶらつく理由がひとつ減ってしまい、手持ちぶさたの秋。 売り物件の看板がかかった店を通るたび、募りつのった未練がましい晩秋。 ついにヤフオクに手を出してしまった。…

豚白もつの洗濯と醤油味のあっさりモツ煮

居酒屋で頼むモツ煮は味噌味であることが多い。たしかに味は染みているし、じっくり煮込んだのだろうと推察するが、野菜を殺すまで煮込んでしまった風のものが多い。茶色に染まったいちょう切りの大根を囓るたびに、残念だなと感じていた。塩っ辛いばかりで…

ピンクジンジャーエールの素

紅生姜を仕込んだときに残った、ショウガの先っぽ。 赤い部分はガリと一緒に漬けると自然なピンク色がにじみ出して美しいんだが・・・・・・残念ながら家人はガリがそれほど好きでない。というかほとんど手をつけない。 自分はガリがかなり好きな部類の漬け物では…

新生姜の旬は秋だった~紅生姜とガリを漬ける

2.5kgの新生姜夏ごろから八百屋に頼んでおいた新生姜が、ようやく手に入った。 一袋400円の破格。デフレ過ぎやしないかと不安になりながら2つ求めたが、一緒に買い物していた常連が「こんなに要らねぇよ」とさらに半分以上をタダでくれた。 這々の体で持ち帰…

皮蛋豆腐の盛りつけ考察

皮蛋豆腐をググると多様なビジュアルが拝見できて胸躍る。四角い冷奴にのせる正統派皮蛋豆腐。 賽の目コロコロ系皮蛋豆腐。 ドミノ倒し系皮蛋豆腐 皮蛋と豆腐が区切られた所轄系皮蛋豆腐。 グチャ混ぜの白和え系皮蛋豆腐。 具沢山のビジュアル系皮蛋豆腐。こ…

十三夜からのとろろ月見蕎麦

10月も終わり。熱海もだいぶ涼しくなってきた。色づいた柿の葉もだいぶ落ちてしまったが、そのおかげが野鳥の戯れが垣間見られて嬉しくもある。何が食べたいか不明なままつくった昼食はとろろ蕎麦。 生卵だとつゆが生ぬるくなるので、最近は温泉卵に切り替え…

ある意味いまが旬!? 清蒸ホタテ

清蒸ホタテ噂に違わず、ホタテが安くなっていた。 中国への輸出が禁止となり、しぶしぶ日本の食卓へまわっているんだろう。 漁業者からすれば、値崩れの前触れで戦々恐々といったところなのかもしれないが、殻付きで1つ200円は、小市民としては嬉しい限りだ…

豚とキノコと新生姜のあんかけうどん

ぎっくり腰の再来。 ソロリソロリと歩けるので、痛みの程度は中といったところか。 温泉に入り、スポールバン鍼打って、筋弛緩剤飲んで、ホッカイロを貼って、ゴロゴロと過ごしたものの、痛みがひかない。ぎっくり腰には筋弛緩剤は効かないことが判明。よく…

アカカマスと新生姜の炊き込みご飯

先月はミズカマスを炊き込みご飯にしたが、10月に入るとアカカマスが安くでまわるようになった。まるまる太ったアカカマスは4尾で500円。 久しぶりに刺身にでもするかとカゴにいれたのだが、アイスホッケーの試合を控えた家人は「20時には出かける」とのたま…

マッサを仕込む残暑

新鮮な野菜を求め熱海の街へくりだす木曜日。 咲見町にあるイオンでは伊豆や三島の地野菜を販売しており、仕入は毎週木曜日だと判明したからだ。 残暑もピークを迎えた夕暮れは、伊豆産のパプリカがひとつ98円だった。国産で98円は破格といっていい。冬に向…

リハビリのローストチキン

リハビリのローストチキン熱海に移住するさいに台所の設備を一新した。 ガスコンロはノーリツの+Doに即決だった。というか、五徳つきのコンロはノーリツとリンナイしか販売しておらず、選択肢が限られていたのだ。五徳は鍋の仮置きもできるから便利なんだが…

鶏肉のレモングラス炒め

鶏肉のレモングラス炒めは、ガパオよりコッテリめな味付けだが、レモングラスとバイマックルーの魔法なのか、超絶爽やか、かつ米泥棒な仕上がりとなった。石臼で潰したハーブが、甘辛い佃煮というか、錦松梅のような逸品となり、タイ米にちょんとのっけてほ…

海鮮丼フリースタイル

八月の熱海は花火三昧だ。多賀、伊豆山、網代など近隣で催される花火大会も含めると、週2ペースでぶち上がっている。いくらなんでもやりすぎなんじゃないかと心配になるほどだ。 そのうち飽きるだろうとタカをくくっていたが、そこは熱海市も手練れだ。毎回…

厚揚げのゴーヤチャンプルー

「実は、ゴーヤチャンプルーは汁だくが好きなんだよね」 10年目にしてそう告白された。 なにかと味にこだわりがある家人は、毎食ごとに「今日の●●は~」と淀みない川のように批評するのが常だが、ゴーヤチャンプルーにおいてはなぜ10年も黙っていられたのか…

梅シロップで梅ぇ焼き肉のタレ

苦し紛れの梅シロップ/ 2023年1月仕込み7月も終わり。列島すべからく猛暑の日々が続いている。熱海も例外ではないが、32度は越えることは滅多にない。海のおかげか、山のおかげか知るよしもないが、ありがたいことだ。週末は焼肉にしようと心に決めていた。 …

夏バテにはラープガイ

ラープガイ寝起きから夏バテをしているような日には、ガパオよりラープガイをつくりたい。 ラープガイ(Larb Gai)は辛さが売りのタイ北部、イサーン地方の料理で、言うなれば、鶏そぼろにポン酢をかけて、一味とハーブで和えたもの、といえば味の想像がつく…

レッドカレーペーストでつくるタイ風つくね

タイ風つくねタイカレーの素はレッドとグリーンを常備している。推しはメープロイの物だ。 特にレッドはさまざまな料理の隠し味をして使えるやつで手放せない。今回は鳥の挽肉と混ぜている。いわゆる、つくねだ。タイには、魚のすり身を揚げ焼きしたにトード…

ピザ風ポークソテー

移住して半年が経つが、いまだ開かずの段ボールが数箱残っている。収納の目途がたたないまま、とりあえず和室にと放置していたのが運の尽きだった。畳に青カビが発生していたのだ。腐海に沈んだ和室に立ち尽くし絶句。もう一刻の猶予も許されない。 猫を隔離…

カンボジア風骨付きチキンとサツマイモのカレー

カンボジア風骨付きチキンとサツマイモのカレー夏の盛りだというのに、土鍋が活躍している。火にかけてしまえば、ほっとくだけでだいたいうまいものができる。土鍋ドーン、米ドーンと食卓に並べておけば、ゆっくり食事も楽しめるというもんだ。カレーの類に…

老いらくの恋。韓国カボチャのナムル

韓国カボチャ・カボッキーのナムル 「若き日の恋は、はにかみて おもて赤らめ、 壮子時(おさかり)の 四十歳(よそじ)の恋は、世の中に かれこれ心配(くば)れども 墓場に近き、老いらくの 恋は怖るる何ものもなし。」(川田順) 本作りの師匠であるW氏に…

車麩で肉汁じゅわる。ノスタルジックなハンバーグ

熱海の売りのひとつは昭和レトロである。 昭和に生まれ、平成、令和と過ごしてきたいわゆる氷河期世代の自分にとって、熱海のレトロ具合は自分の過ごした昭和よりもだいぶさかのぼっているので、ノスタルジーを十分に享受できているわけではないかもしれない…

シイラのセビーチェ【七夕風】

七夕。イオン熱海店の特売は、シイラの刺身だった。 漢字では、魚へんに暑いと書いて鱪、もしくは鬼頭魚などと書く。角が生えたような頭でっかちの魚で、ふだんは南の海に生息しているが、産卵を控えた季節、つまり夏になると日本の近海にやってくるという。…

エイヒレはフカヒレになれるのか? 中華風カスベのスープ

カスベを見るたびに、いつかフカヒレに昇格させてあげたいなと思っていた。 カスベとはつまり、エイヒレのことだが、同じヒレにもかかわらず、その価格は月とすっぽん、雲泥の差だ。北海道ではメジャーな食べ物で、紋別で世話になった知人の奥さんは、骨まで…

ブッラータチーズ、トマト、紫蘇のサラダ

熱海は梅雨のまっただ中。すっきり晴れない日が続く。 坂の街・熱海では、日々の買い出しにそれなりの体力がいる。買い物カゴを背負い、なまりきった身体に鞭打って坂を上ったり下ったりしている。雨がふればなおのこと、体力が削られる。車がなければ、ちょ…

青年とギュベチ

イスタンブールで出会った青年は、もくもくと炭火で魚を焼いていた。線が細く、まつげが長い色白で、顔つきも幼い。青いオーニングテントが目印の小さなレストランは家族経営で、父親に従い彼もよく仕事をこなしている。テーブルに食事が並び、彼も一息つい…

不本意なマン腸のトリッパ

マン腸のトリッパマンボウの腸に再会したら、試してみたい料理があった。 トリッパだ。ハチノスをトマトベースで煮込んだこのイタリア料理は、時間がかかるものの簡単で酒にも合うゆえ気に入りの惣菜のひとつだが、ハチノスを手に入れるのが一番の難関であっ…

ジューシーな干物に豆腐とキノコのあんかけスープ

エボダイの干物@伊豆山・魚久珍しく家人は出勤したので、夜は独り飯だ。こんな日は早風呂で汗をかき、景気よく缶ビールをあけ、腹が減る頃合いに台所に立てばいい。むろんできる限りの手抜きは忘れてはならない。麦酒片手に冷蔵庫を物色。奥に白いビニール袋…

マン腸のペペロンチーノ

マンボウのペペロンチーノ未知との遭遇。熱海に移住してからは目を皿のようにして商店の棚をチェックしている。 目新しい食材に出会うのは楽しいものだ。「地物」シールが貼ってある魚と出会ったときのあの胸のときめき。時間も忘れて観察するのが移住後の新…

菊芋の浅漬け

「菊芋は生でイケルよ」と農家のお墨付きをもらってから、浅漬けにどっぷりはまっている。 特に家人は「火を通すより断然うまい」といたく気に入っている様子だ。なんといってもこの歯触りが唯一無二。他の野菜とは一線を画す存在だ。 konpeito.hatenablog.j…

ワサビの辛みは砂糖で引き出せ

ワサビの茎@伊豆村の駅週に一度は函南のスーパーをパトロールしている。 伊豆・村の駅は地物の新鮮な野菜と沼津漁港から直で仕入れた魚が並んでおり、ディズニーさながらのワンダーランドである。静岡ならではと思うのは、ワサビコーナーが常設されている点…