mogu mogu MOGGY

mogu mogu MOGGY

時速1kmの思考

レシピ

山葵風味のバルサミコソース

5年ほど前から年に一度、定期便のように訪れるぎっくり腰。ここのところ調子が良かったもんで、今年はなんとなくやり過ごせる気がしていたが、やはり魔女の一撃は交わせなかった。 台所に立つにもオットセイのような声が漏れ、くしゃみの時には全身で身構え…

渾身の焼鮭

「鮭の皮の焼き方がいつも甘いんだよ」 イラッとしながら"いつも"聞こえないふりを貫いて数年は経過している。そもそも魚・肉全般の皮を苦手としている自分にとって、鮭の皮をパリパリに焼くこと自体、あまり興味のないの人生だった。アイヌの人々は鮭を「カ…

生鮭を塩鮭に

焼いた塩ジャケとご飯が食べたいという家人の要望を受け、近場のスーパーへ走る。海洋深層水仕立てが売りの塩ジャケはペラっとした切り身二枚で600円。野菜も高騰するなか、青息吐息である。海洋深層水が塩ジャケにどのような作用を与えるのか不明のまま、ふ…

酒飲みによる、酒飲みのためのいなり寿司①

17歳という若さでタイトルをとった藤井棋聖。駒の動かしかたくらいしか知らないど素人でも、その時がくるのを手に汗にぎるほどの熱量で見守っていた。 いっぽうで、油揚げを盤に見立てニヤついている四十路は、もはや人生詰んでるのかもしれないな・・・・・・とぼ…

バスク風あさり飯

「シールがついている品はどれでも3つで1000円」 という文句に誘われて、引きよせられるように駆け寄った鮮魚コーナー。目を皿のようにして片っ端から高速で商品と価格をチェックしていく。 店側としても収益を確保すべく、たいしてお得でもない品もまんべん…

夏を盛り上げるトビウオ団子うどん

一駅歩いて隣町のスーパーまで見廻ったところ、カゴに飛び込んできたのは山口県産のトビウオ、一尾130円という破格であった。備忘録によれば毎年この時期はトビウオを買っているようで、芸もなく毎度刺身にしているようだ。トビウオというと関東ではあまりメ…

トウモロコシのスフォルマート

今年はトウモロコシが安いので、買ったらまとめてピュレにしてしまう。相変わらず在宅勤務は続いているので、ほとんどはコーンスープになって胃へ流れ込んでしまうが、コロナですっかりご無沙汰していた友人が遊びにくることになり、スフォルマートを前菜に…

カルボナーラ問題にそろそろ決着をつけよう

パスタの定番カルボナーラ。書籍はもちろん、いまやネットで検索すればスクロールする指が麻痺するほど次々とレシピが表れるものの、いったい自分が食べたいカルボナーラはどんなものなのか、ずいぶん長いこと考えてきた。生クリームの可否、玉子の数、卵黄…

梅雨入り! さっぱりガテン系冷やし梅とろろ肉うどん

東京もついに梅雨入り。さっきまでの夏日の日差しはどこへいったのか、今にも雨が降り出しそうな雲行きだ。湿度は70%を超えて、体内の熱がうまく放出できなくてもどかしい。そんな季節にオススメしたいのが、冷やし梅とろろ肉うどん。もともとはまかない飯だ…

やわらかジューシーな肉うどんのための肉

肉うどんをつくるべく、鍋に調味料を加えて肉を煮立たせるうちに固くてパサパサになってしまった…という経験がないだろうか? 特に輸入モノの牛肉は、一概にはいえないが固くなりやすい傾向がある。そこで、どんな肉でもやわらかくてジューシーな肉うどんの…

酒とみりん、煮きりの極意

酒やみりんからアルコール成分を飛ばすことを「煮きる」という。煮きった酒やみりんには旨味や甘味が凝縮していて、料理に加えると風味や味がよくなることは、料理をたしなむ人ならご存知だろう。西洋料理でいう「フランベ: Flambé」に近いかもしれないが、…

鶏肉とジャガイモのタジン

自粛生活中、人生初のメルカリでタジン鍋を落札した。長谷園のタジン鍋で、「かまどさん」「みそ汁鍋」に続きこれで同社の土鍋は3台目となる。実は発売当初から気にはなっていたものの、当時のタジン鍋ブームにおいては「普通の土鍋でもつくれるじゃないか」…

シトロンコンフィを使ってモロッコ風羊のロースト

いつもなら生のレモンの皮と果汁でマリネする羊肉だが、シトロンコンフィの漬け汁を使ってみることにした。悩ましいのが、このシトロンコンフィの塩分濃度がわからないので、どれくらいの分量が適切か、ということ。わからないならやってみるしかないので、…

カタプラーナで真だらとメイクイーンのタジン

久しぶりにカタプラーナ登場。カタプラーナはポルトガルで使われる伝統的な鍋で、二枚貝のようなドーム状の調理器具だ。 タジン鍋とその調理の構造は似ていて、ドーム状の蓋に水分をたくわえ、熱によって水蒸気が対流し、食材が蒸される仕組みだ。ポルトガル…

もう失敗しない丸ごと塩漬けレモン、シトロンコンフィ

シトロンコンフィ(Citrons Confit)とか、プリザーブドレモン(Preserved Lemon)と呼ばれている、かつて日本でも一世風靡した塩レモン。今年は気温がよかったのか、レモン自体がよかったのか、これまでになくうまく発酵してくれた。漬けたのは在宅勤務初日…

久米島産もずく酸辣湯

酸辣湯は、具だくさんの味噌汁…酸っぱい豚汁のようなものだと解釈してみると、すごく身近な中華料理のひとつになった。 スープの味さえ決まれば、具材なんて好きなものをどんどん加えていけばいいだけ。もずく酸辣湯を作り始めたのは、久米島出身の沖縄料理…

下町中華風ニンニクの芽と豚こまの炒め物

ニンニクの芽というのはけっこう便利な食材だ。というのも、中華風に肉や野菜を炒めるときは、たいていニンニクやショウガといった香味野菜を刻まなければいけないけれど、ニンニクの芽さえあればそういったものはほぼ無用、という結論にいたったからだ。 最…

かりもち揚げ出し豆腐

大学を卒業して十数年。いまだに学食の揚げ出し豆腐が忘れられないのは、あのころがまだ眩い人生だったからなのか。 雪のように白い衣はカリカリなのに、噛むともっちりした食感。そこからつるりとした絹ごし豆腐が表れたかと思いきや、口のなかでふわりとと…

1.5kgの真鯛で何種類の料理がつくれるか!? 勝手に鯛チャレンジ!

ゴールデンウィーク真っ只中の5月5日、静岡県産・養殖の真鯛が1580円で売られていた。量ってみるとの1.5kgのなかなかの大物。そして、とんでもなくお安い。 買うべきか、買わざるべきか……一瞬悩んだものの、反射的にカゴに入れてしまった。はたして腐らせて…

冷やしこんにゃく

これ以上ないくらい、天気がよい。今日も暑くなりそうだ。 そんな日は、冷やしこんにゃくをたくさんつくる。冷蔵庫でキンキンに冷やしておけば、晩酌の時間がさらに待ち遠しくなること受け合い。使うのは、通称「ひろこん」と呼ばれる、広島こんにゃく。フジ…

ツブ貝とグリーンピースのアヒージョ

グリーンピースはたいてい翡翠煮にしてしまうけれど、せっかくたくさんもらったんだから試してみよう。緊急事態宣言は延長され、時間とグリーンピースだけはたっぷりあるじゃないか。今回は油で煮る。つまり、スペイン名物アヒージョだ。ガーリックオイルで…

グリーンピースのチーズリゾット風

毎年GWは友人と飲んだくれるのが恒例だったが、今年は誰も迎えられない寂しさ……を吹き飛ばす贈りものが届く。 山ほどのグリーンピースのお裾分け。近所のお婆さんからたくさんもらったけれど食べきれないからと、クール便で送ってくれたのだ。どうやら鞘ごと…

板長、本気の河豚の煮こごり【ゼラチンと寒天の科学】

初めて河豚の煮こごりを食べたときの感動は忘れがたい。まるで一口サイズの水族館。ぷるぷるむっちりしたフグのゼラチンが口の中でするりと溶けていく。「これが(市販の)ゼラチンを一切使わない正式の煮こごりだよ」と板長がいうのも、最近は河豚をケチっ…

臭くてうまい、ブルーチーズのニョッキ

カニ味噌ニョッキのついでに、ブルーチーズのニョッキも紹介しておこう。普段使いのニョッキなら、断然こちらのほうがオススメだ。なんせ好みのチーズを溶かすだけ。味付けもほぼチーズ。失敗しようがないくせに、臭くて、うまい。以前、水でしめたニョッキ …

チャーハンを家庭でつくるコツ【本気のカニチャーハン】

ようやく念願のカニチャーハンにありつけた。カニの身をほじくる時間に比して、食べている時間はあっという間だけれど、そんな苦労なんて忘れてしまうほど中毒性がある。 konpeito.hatenablog.jpパラパラの米粒に埋もれているカニ・カニ・カニ。どこを掘って…

カニ味噌ニョッキ

一昨日はニョッキを仕込み、昨日は500円のカニを解体。ようやく料理の段階まで辿り着いた。 最近まったく外食もしていないし、ここは思い切ってどーんと一杯使ってやろうか! と意気込んでいたが、まだ脳裏にはカニ炒飯がちらついている。あぁ、どちらも捨て…

篭城じゃ。カニをほじれ!

新型コロナの外出自粛によって都知事から「買い物は3日に1回」というおふれが出て数日。 「一週間の献立を決めておく」「買い出すものをメモしておく」というごもっともな賢者の意見に頷きつつも、想定外な食材に出会ってしまい、献立が狂ってしまうことは、…

ニョッキのおけるジャガイモと粉の配合率について考える

ジャガイモのニョッキをつくるときに、いつも疑問に思うことがあった。 レシピには、ジャガイモ500g、小麦粉●●g・・・・・・とあるのだが、ジャガイモをきっちり500gというのはどうやって用意すればいいのか、ということだ。ジャガイモだって大きさがまちまちであ…

温ひや麦

初の在宅勤務がから4週目。ようやく昼飯をそれなりにつくることにも、食べることにも慣れてきた。 昨日はラーメン、一昨日は蕎麦、その前はうどん、パスタ・・・と麺類の登場がやたらと多い。今日はなんの麺にしようかと棚をあさってみると、冷や麦がひと束だけ…

超バリアフリーな梅とろろ昆布スープを今こそ推したい理由

味噌汁をつくる元気もないお母さん、 肉食が続いて調子の悪いお父さん、 育ち盛りの子どもたち、 食事が単品になりがち独身男子、 コロナ太りに戦々兢々の女子たちへ贈りたい、 誰でもつくれる調理時間10秒のバリアフリー・スープできました。その名も、「梅…