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時速1kmの思考

2017-01-01から1年間の記事一覧

ココナッツ香る海老と九条ネギの水餃子

恒例のボジョレーの会が無事に終了。今年からボジョレー禁止となる異例の事態で、もはやボジョレーの会でもなんでもなくただの飲み会。今年のボジョレーは出来がよいと聞いてはいるが、どうなんだろう?ボジョレーの会にはいつも、肉が苦手な珍客がひとりや…

決めてはフライドオニオン。スパイスたっぷり爽快チキンカレー

飲みすぎた翌日に効果覿面!スパイスたっぷりのチキンカレー 市販の欧風カレールーには小麦粉が入っているせいか、油が合わないのか、食べ終わったときの胸焼けとゲップに悩まされていた時代があった。そんなときに出会ったのが、友人が編集をてがけた『かん…

餃子の餡が余ったら、ライスペーパーで揚げ春巻

餃子の餡が余ってしまったら、中華風スープに入れたり、肉団子にして鍋に入れてしまうのが手っ取り早いんだが、残り物臭が漂いがち。そこでオススメしたいのが、ライスペーパーを使ったベトナム風の揚げ春巻きだ。 konpeito.hatenablog.jp 乾物のライスペー…

元祖餃子にせまる! クミン香る羊肉の水餃子

中国では紀元前から餃子が食べられていたというが、小麦粉がシルクロードを通って中国にもたらされたのが紀元前200年より前だ。その起源を遡ると古代メソポタミア文明にたどりつくそうで、古代メソポタミアの遺跡からは餃子にそっくりな食べ物も発見されてい…

これぞ定番! 豚肉の水餃子

安定・安心・安全の豚肉の水餃子。そういえば昔、中国製の冷凍ギョーザ事件あったよなぁ。 【餃子閑談】もう市販には戻れない! 餃子の皮のつくりかた - mogu mogu MOGGY 【餃子閑談】餃子の餡、肉と野菜の黄金律は? - mogu mogu MOGGY 豚肉の水餃子(30個…

【餃子閑談】餃子の餡、肉と野菜の黄金比は?

前回、200gの小麦粉で水餃子と焼餃子の皮をそれぞれつくった。これに餡を包むと晴れて「餃子」になるわけだが、ここで餡についても考えていきたい。 konpeito.hatenablog.jp いったい何グラムの餡をつくればいいのか? 水餃子の場合(30個分) 焼餃子の場合…

【餃子閑談】もう市販には戻れない! 餃子の皮のつくりかた

いつのころから、餃子の皮は自作するようになった。きっかけは、たまらなく餃子を食べたくなった日が雨だったから。餃子は食べたいが皮を買いに出るのはめんどくさい。たった1個のリンゴで戦争が起きるように、これもまたくだらない些細な理由である。実際、…

カリフラワーは生で食べられる! フランスに学ぶカリフラワーのタブレ

アメリカに赴任している友人がある日SNSでこんなことを漏らした。 「アメリカ人てさ、ブロッコリーもカリフラワーも生で食べるんだよね。あれさ、まずいんだよ」 アメリカでは家族ぐるみで持ち寄りパーティを開くことも多く、サラダとして生のカリフラワーが…

季節の野菜でアレンジ無限、蒸し豚バラ巻

季節の野菜を豚バラで巻くだけの手軽飯。野菜を変えればバラエティは無限なので、年中食卓に登場することになる。蒸し料理だから火加減も気にしなくていいし、なによりさっぱりしているから老若男女におすすめできる。葉物ならセリやアシタバ、菜の花、春菊…

ソースで広がるチキンソテーの世界

初出:2017.11.01 更新:2019.04.25 巣ごもり風チキンソテーを追加先日チキンソテーについて書いてみたわけだが、ソースに関しては書き足らなかったので別記事にしてみる。 konpeito.hatenablog.jpまだまだ増えるだろうが、毎日チキンソテーだったとしても、…

皮はパリパリ身はジューシー! 最高のチキンソテーのつくりかた

簡単、うまい、安い。三拍子そろったメインディッシュの王道チキンソテー。ぶっちゃけ、ただ鶏肉を焼けばいいわけなんだが、レシピを書いていたらそれなりに長くなってしまったので、ポイントは二つに絞ってみた。 チキンソテーのおいしいコツ 水分をしっか…

赤ワインに合う! ふわふわ肉団子のカタプラーナ

気のせいかも知れないが、カタプラーナに興味をそそられている人が増えているような気がする。もし気のせいでなかったら、これはかなり嬉しい。いつか日本製のカタプラーナができたらと思っているくらいだ。 konpeito.hatenablog.jp ポルトガル人の控え目な…

極上なめらかな乾燥桜えびのアメリケーヌでトマトクリームパスタ

足かけ一年、ようやく納得のいく乾燥桜えびのトマトクリームパスタができあがった。そもそもこれをつくるようになったきっかけは、馴染みのレストランで食べた桜えびのペペロンチーノだった。「桜えびは口の中に刺さるから好きじゃない」という衝撃の告白を…

ムール貝の下処理

The Sea Shore, by William S. Furneaux先日魚屋で見つけたのは青森県産のムール貝。大きさはまちまちだが、生で手に入るとなれば買うしかない。 国際的知名度はトップレベルなのに日本の巷ではあまり見かけることのない活ムール貝だが、実は国産の旬は広島…

アジアン鶏飯(チキンライス)と猫の恨み節

シンガポールでは海南鶏飯、タイではカオマンガイ、そのほか諸国さまざまな呼び名があるが、いわゆる茹で鶏にその茹で汁で炊いた米をそえたワンプレート料理で、屋台でも人気の庶民の味であることは間違いない。地域によって甘い、辛い、酸っぱいなど、千差…

秋の戻り鰹とピーナッツのサラダ

秋に獲れる鰹は「戻り鰹」と呼ばれ、脂ののりがよく美味しいと人気が高い。 血合いの部分に独特の生臭みがあるが、それを消すためにショウガやニンニク、ネギなど薬味をたっぷりのせて味わうのがカツオという魚である。ただどんなに「旬モノだ!」「うまい!…

台湾の阿里山バナナマフィン

その昔はバナナといえば台湾産だったと母は懐かしがるが、いまやフィリピン産やエクアドル産が陳列棚を占めていて、めったにお目にかかることがなくなってしまった。台湾はバナナが生育する環境としては北限に位置する。それゆえ激しい寒暖差によってバナナ…

【二十四節気を食べるおうち八寸】寒露の献立

2017年10月8日/太陽視黄経 195 度陰寒の気に合って、露むすび凝らんとすれば也(暦便覧) 寒露にはいり数日はヨーロッパの夏のようなカラッとした陽気。12日の東京は最高気温が30度に届く勢いだったので日中はTシャツで過ごしていた。この様子ならまだいけ…

夏の名残のポモドーロ

半期毎に仕込むトマトソース、2回目は先日仕込んだばかりである。ここ一週間の東京は急激に冷え込んだから、そろそろテラスのバジルも枯れてしまうだろう。その前に、食べておかねばならないものがある。The End of Summer Pasta、夏の名残のパスタとでも呼…

【暮らしの道具】蒸すだけじゃない! 使えるセイロの有効利用

はじめて香港でセイロを手に入れてからはや数年、あまりの使い勝手のよさに、いつのまにか3台に増えてしまい、棚のひとつはセイロで埋まっている。場所はとるしカビも心配、当初は半信半疑で使いはじめたセイロだが、いまや手放せない調理器具になってしまい…

大分県産かぼっコリーでつくる山形の郷土料理「だし」

Oisix(オイシックス)という有機野菜の宅配業者のお試しセットのなかに、「かぼっコリー」という野菜が入っていた。 ブロッコリーとのかけ合わせかと思っていたんだが、生で食べられる、大人の握り拳大の小さなカボチャだ。皮も薄く、サクッと包丁がはいり…

ドーナッツとマフィンのマリアージュ

年じゅう目覚めの一杯はコーヒーではじまるが、さらっとした風がふくこの季節は特においしく感じる。気に入っている青い縁の大きなマグカップに並々と注ぐと、どうにも甘いモノがほしくなってきた。たしか頂き物の羊羹が棚にはいっているけれど、気分はなぜ…

人生を変えた万能ソース、基本のトマトソースのつくりかた

なんにでも使える基本のトマトソース 材料 つくりかた 1. 香味野菜を切る 2. トマトのヘタと皮を取り除く 3. トマトを手で潰す 4. 深鍋にオリーブオイルを入れて弱火にかけ、ニンニクをいれる。 5. ニンニクの香りが立ったら、他の香味野菜も入れる。 6. が…

夏野菜の塩水漬け

漬物専門店の長芋の漬物があまりにうまかったので、一昨年くらいからつくりはじめた塩水漬け。野菜の切れ端があればすぐに漬けられる手軽さからすっかり夏の定番になった。この塩水漬けのいいところは、トマトのような柔らかい食材や、長芋のようなぬるぬる…

ふわふわジュワ〜なチキン南蛮の作法

私のチキン南蛮歴は短く、食べ始めたのはここ数年のことだ。手伝っていた店が九州料理かつ鶏肉専門だったから、チキン南蛮は避けては通れない看板メニューだったのだ。チキン南蛮という料理に興味がなかった理由のひとつには、カラッと揚がった肉をわざわざ…

【Moggy流】節約しながらグアムを満喫する7つのルール

2017.09.20 初出2019.01.30 更新 米デルタ航空が成田〜グアム間の運航を2018年1月をもって終了するというニュースが流れた。北朝鮮がらみのきな臭い事情で、観光客が激減したことも原因のひとつにあるようだ。とても残念でならない。毎年のように訪れている…

世界のトップシェフに学ぶ、最高のスクランブルエッグのつくりかた

スクランブルエッグといえば日曜の朝食の定番だったが、最近では夜の定番にもなりつつある。とろとろのスクランブルエッグにフォン・ド・ヴォーをかけると赤ワインにぴったりの、安くてうまい前菜になるのだ(夜のスクランブルエッグ、つくりかたはこちら)…

【脱力系農業】初心者が育てるべき野菜No.1は、ベビーリーフだ!

野菜高騰! ベビーリーフは家計を救う! 八月の東京は連日の雨。全国的にも日照時間が少なかったようで、野菜、特に葉物が高騰していた。いつもなら野菜を手に取り、値段をにらんだあげく棚に戻すことも少なくなかったが、今年はちょっと違った。 育てていた…

マーボー豆腐は羊がいちばんウマい! 羊肉麻婆豆腐のつくりかた

八月最後の週末は、友人宅に招かれ持ち寄りエンド・オブ・サマー・パーティ。家主はカオマンガイをつくってくれるというので、エスニックに寄せて麻婆豆腐をもっていくことにした。これまで牛、豚、猪などさまざまな肉で麻婆豆腐をつくってきたが、いまここ…

賞味期限は1日? 食べきれないほどナスをもらったら必殺オイル漬け

Genさんの長ナスは今年も豊作。年内には都内のマンションを引き払い、四国へ帰郷することになっているから、いまは畑を整理しつつある。つまり、長ナスも今年で最後になるかもしれない。もはや凶器。朝採りだけあって、肌ツヤもよく見事な黒光り。まるでGen…