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時速1kmの思考

台湾の阿里山バナナマフィン

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その昔はバナナといえば台湾産だったと母は懐かしがるが、いまやフィリピン産やエクアドル産が陳列棚を占めていて、めったにお目にかかることがなくなってしまった。台湾はバナナが生育する環境としては北限に位置する。それゆえ激しい寒暖差によってバナナの糖度が増すというのだ。熱帯産のバナナと比べて育ちは遅いが味は絶品というわけだ。

もったりと口の中にからみつく柔らかさで穏やかな甘みと酸味が残る台湾バナナ。なにより、香料でも入ってるのか? と思うほどバナナらしい香りが強いから、いつものさっぱりフィリピン産とはまた一味違うバナナマフィンが焼きあがった。

阿里山バナナマフィン

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材料

薄力粉 80g
強力粉 80g
BP 小さじ1.5 ラムフォード使用
BS 小さじ1/4
玉子 1個
きび砂糖 60g
小さじ1/8
太白胡麻 60cc
ヨーグルト 60g  
牛乳 大さじ2
バナナ 2本  
レモン汁 小さじ1

ラムフォードはアルミニウムの入っていないベーキングパウダー。宮古島のスーパーではなぜか激安!
余談だが、ベーキングパウダーは縦へ、ベーキングソーダは横への膨らみを促してくれる。

クセがないので焼き菓子には重宝する。バターよりもふわふわ食感が長持ちし、冷蔵庫にいれても固くならない。

水っぽさが少なくクリーミーで使いやすい。生地がしっとりする。このマフィンはBSを入れているので、酸性のヨーグルトをいれることで膨らむ仕組みである。ノンファットは使わない方が無難。

つくりかた

  1. オーブンを180℃に予熱。マフィン型にグラシンケースをしく、もしくは油を塗って分量外の強力粉をはたいておく。
  2. 薄力粉、強力粉、BP、BSを合わせて混ぜる。
  3. 飾り用のバナナは輪切りにし(6切れ)、残りはフォークで潰してレモン汁を加える。
  4. ボウルに玉子をときほぐし、砂糖を少しずついれて混ぜる。もったりとリボン状になったら塩、太白胡麻油、ヨーグルト、牛乳を加えてよく混ぜる。
  5. 小麦粉と潰したバナナを、3回にわけて交互に加え、スパチュラで混ぜる。小麦粉めがけてバナナを入れるとバナナが沈みずらくなる。
  6. 型に流し込みオーブンで13〜15分焼く。竹串で刺して生地が付いて来なければ焼き上がり。

ドーナッツマフィンのシナモンシュガーが余っていたのでふりかけた。
konpeito.hatenablog.jp

半分に割ってみる。しっとり感が伝わるだろうか? 
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使ってよかった
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