mogu mogu MOGGY

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時速1kmの思考

焼く

渾身の焼鮭

「鮭の皮の焼き方がいつも甘いんだよ」 イラッとしながら"いつも"聞こえないふりを貫いて数年は経過している。そもそも魚・肉全般の皮を苦手としている自分にとって、鮭の皮をパリパリに焼くこと自体、あまり興味のないの人生だった。アイヌの人々は鮭を「カ…

生鮭を塩鮭に

焼いた塩ジャケとご飯が食べたいという家人の要望を受け、近場のスーパーへ走る。海洋深層水仕立てが売りの塩ジャケはペラっとした切り身二枚で600円。野菜も高騰するなか、青息吐息である。海洋深層水が塩ジャケにどのような作用を与えるのか不明のまま、ふ…

バスク風あさり飯

「シールがついている品はどれでも3つで1000円」 という文句に誘われて、引きよせられるように駆け寄った鮮魚コーナー。目を皿のようにして片っ端から高速で商品と価格をチェックしていく。 店側としても収益を確保すべく、たいしてお得でもない品もまんべん…

トウモロコシのスフォルマート

今年はトウモロコシが安いので、買ったらまとめてピュレにしてしまう。相変わらず在宅勤務は続いているので、ほとんどはコーンスープになって胃へ流れ込んでしまうが、コロナですっかりご無沙汰していた友人が遊びにくることになり、スフォルマートを前菜に…

シトロンコンフィを使ってモロッコ風羊のロースト

いつもなら生のレモンの皮と果汁でマリネする羊肉だが、シトロンコンフィの漬け汁を使ってみることにした。悩ましいのが、このシトロンコンフィの塩分濃度がわからないので、どれくらいの分量が適切か、ということ。わからないならやってみるしかないので、…

ワサビでガツン! 肩ロースのポークソテー・赤ワインソース

緊急事態宣言を受けて、心身に変化が表れている人が少なくない。 たとえばMさん。朗らかで、誠実で、マグロのように昼夜動き回るような快活な女性だが、ストレスからくる帯状疱疹を発症してしまったそうだ。思わず声をかけたが、「私はそんな繊細なタイプじ…

家飲みに鉄板はテッパン!? 大和芋の鉄板焼き

外食をしなくなってそろそろ一カ月。なんでもいいから誰かがつくってくれた飯が食いたい〜〜! と発狂しそうなところを、深呼吸して胸の内にそっとしまい込む。そろそろ献立の組み立てが苦痛になってきたのさ。野菜も枯渇しかかったころ、冷蔵庫の隅に転がっ…

人力ミニ・ドネルケバブ

本場トルコから飛びだして、いまや世界のファストフードとしての地位を獲得したケバブ。日本でも首都圏を中心にケバブ屋がかなり増えたが、その多くはドネルケバブだ。巨大な肉の塊が店頭でぐーるぐーると回っている姿は壮観だ。あのデカイ肉の塊が、もとも…

館ヶ森高原豚のタリアータ

タリアータはレアに焼いた牛ステーキを切り分けたイタリア料理だが、うちは豚肉でつくることが多い。経済的な理由もそのひとつだが、タリアータ(Tagliata)は「薄く切る」という意味だから、豚肉でつくってもタリアータには違いないだろう。ただし、衛生面…

マサ粉でつくる自家製コーントルティーヤのコツ

苦節7年、ようやく納得のいくトルティーヤが焼けるようになってきた。 ここでいうトルティーヤとは、スペインのオムレツでなく、メキシコで食べられている薄型パンのことである。どちらも「tortilla」と綴るのでややこしいんだが……。 とにかく、長いこと失敗…

カレイとじゃがいものオーブン焼き

小ぶりのカレイが3尾500円。何かの間違いかと「これ、値段あってます?」と魚屋に確認してしまうほどの破格。 カレイといえば醤油の煮付けがおふくろの味だが、我が家の定番はオーブン焼き。理由は、簡単だからのひと言に尽きる。 淡泊な魚だからオリーブオイ…

薄切り豚バラ肉のポルケッタ風

今週は暑くなると聞いていたから、さっぱりしゃぶしゃぶにでもしようかと豚バラの薄切りを買っておいたんだが、そんなときに限って気乗りがしない。 たしかに夏の陽気なんだけど、空気はカラッとしていて、まるでヨーロッパにいるような気分。一年で一番好き…

骨つき鶏もも肉のローストチキンをパリッとジューシーに焼く

いつか自分で店を出すなら、ローストチキンの店にしたいと思うほど、ローストチキンが好きだ。こんがり焼けた丸鶏はなんだか野性的でたまらない。大人数で肉を囲むシチュエーションも好きだし、切り分ける瞬間のハラハラ感、うまく焼けたときの達成感もあい…

巣ごもり風チキンソテー

相も変わらずチキンソテーは定番飯。定番だからこそ飽きがこないように、日々新しいソースを模索している。 最近はまっているのは、巣ごもり風チキンソテー。ピリ辛のポン酢と紫蘇の香りがアクセント。牛のたたき卵黄ソースでも紹介したが、ポン酢と卵黄は相…

厚切りポークチョップをピンク色に焼く「3・5の法則」

群馬産のポークチョップは厚さ3cm、重さ320gとなかなかの大物だ。 こんなときに低温調理器があればなぁ…いまだ購入にいたらず買う買う詐欺状態。ないものを悔やんでも仕方ない。ではこの豚肉をどうやってピンク色に焼くか? 豚肉のソテーはいつもフライパンを…

カブの葉と豚肉の焼き餃子

葉つきのカブがあまりに立派だったので、塩もみしたり、炒めたりして毎日食べていたんだが、さすがに飽きてきた頃に思いついたのが餃子の餡。とても歯触りのよい焼き餃子になった。 βカロテン、ビタミンB1、B2、ビタミンCなどを含むカブの葉は栄養満点。冬の…

西興部村に捧げる、鹿肉麻婆豆腐

ラグー、ジンギスカンに続き、西興部村に捧げる鹿肉料理第三弾は麻婆豆腐。 konpeito.hatenablog.jp konpeito.hatenablog.jp麻婆豆腐は猪肉でもつくったけれど、ジビエと麻婆豆腐はとにかく相性がいい。 ところで、あとひとつで猪鹿蝶で役満なんだが、蝶の麻…

西興部村の鹿肉でジンギスカン

konpeito.hatenablog.jp 鹿肉のラグーに続き、西興部村で仕入れた鹿肉料理第二弾は、シンプルにジンギスカン。 鹿のバラ肉を並べて、塩を少々……野菜は、モヤシのみ。赤身はさっと炙り、脂がのった部分はしっかり焼くと風味がでて美味い。というか、いくらで…

鹿追町のジャガイモと豚バラ肉のシンプルなロースト

低温調理したローストポークは大好物なんだが、とにかく時間がかかりすぎることが難点で、ヘタすりゃ数日がかりになることさえある。 美味いものを喰うには時間(と金!)がかかるのはわかっているんだが、今日はさくっと、シンプルに焼きたい。というのも、…

サゴチはサワラの子供です! サゴチのグリル、ガーリック紫蘇バターソース

サゴチが手に入ったのでSNSで紹介してみると、九州の延岡(宮崎県)に在住しているイラストレーターさんが返信をくれた。彼女の住む地域では「さごし」と呼んでいるというのだ。SNS上で議論していくうちに、どうやらざっくりわけて関東ではサゴチ、関西では…

ローストビーフより断然手軽! 牛のたたき卵黄ソース

板長が誕生日にプレゼントしてくれた金串を使いたくてうずうずしていたところ大野牛のモモ肉が安く手に入ったので本日の家飯はたたきに決定。 炭火をおこすか悩んだすえに、家庭用コンロでさくっとつくれるものか、実験することに。 安全に牛肉を食べるため…

ぶなクイーンの豚バラ巻

豚バラの薄切りをついつい買いすぎてしまったんだが、鍋もそろそろ飽きてきた。こんな日は思いつくまま気まぐれ創作料理だ! というのは建て前で、つくる気力がなかったというのが正直なところ。けれどそんなときに限って「なかなかいけるね」と言われるんだ…

トリュフ風味のエリンギ

いつかは丸ごと食べてみたい夢見るトリュフ。いまのところはスライスが限界! なので手軽なトリュフ塩を使った前菜。 トリュフのお相手は庶民の味方エリンギさん。さて、トリュフとエリンギのマリアージュとなるのか!?白トリュフソルト 25g [TartufLanghe]…

清貧に乾杯! イワシのグリル

イワシには「清貧」という言葉がついてまわるようである。 清貧とはそもそもはカトリックの教えからきているようで、私利を求めず、行いが正しいがためにその生活が貧しいことをいう。 ドラマ「ボルジア家」では、教皇アレクサンドル6世がイワシを食べること…

アスリートにおすすめ、ビーツのマフィン

昔はキャロットケーキをはじめとする野菜スイーツを毛嫌いしていたものだ。「そこまでして欧米人は甘い物を食べたいのか?」となかば呆れていたくらいだ。だからある日、土産でもらったキャロットケーキを食べたときは衝撃だった。西を向いて土下座しそうなほ…

ワイン好きに贈る、夜のスクランブルエッグ

フォアグラのスクランブルエッグ添え、フォアグラ抜き! もう10年以上の付き合いになるイタリアンレストランで、冬になると登場するのが「フォアグラのスクランブルエッグ添え」だ。個人的にはフォアグラはあまり好きではないんだが、甘いのにキリッとしたフ…

弱火でふっくらパリッと鯛のソテー

大きくて重たい極厚のアルミフライパンでつくると美味いのが魚のソテーだ。水分を高温で蒸発させることで魚がふっくらと蒸し上がるようだ。ちょうどきれいな鯛の切り身が手に入ったので披露してみたところ、魚好きの友人から「レシピを教えて」と連絡があっ…

カタプラーナで焼く、こねないパン

ポルトガル生まれのカタプラーナがいかに万能な鍋なのかは以前も書いたが、その可能性はまだまだ計り知れない。 konpeito.hatenablog.jp 今回はカタプラーナを使ってパンを焼く。ご飯を炊くのと変わらないくらい簡単なパン。実際、「こねない勇気」がうまく…

誰でもできる、ジューシーなハンバーガーのパティをつくる3つのポイント

昨年の暮れは友人を訪ねてタイに行ったので、年明け恒例のグアムはやめておくことにした。もちろん行きたくてうずうずしているが、猫のうらめしそうな目を見ているとそうも言っていられず。せめてものお慰み、ハンバーガーでも食べてグアム気分を味わうこと…

皮はパリパリ身はジューシー! 最高のチキンソテーのつくりかた

簡単、うまい、安い。三拍子そろったメインディッシュの王道チキンソテー。ぶっちゃけ、ただ鶏肉を焼けばいいわけなんだが、レシピを書いていたらそれなりに長くなってしまったので、ポイントは二つに絞ってみた。 チキンソテーのおいしいコツ 水分をしっか…