外食をしなくなってそろそろ一カ月。なんでもいいから誰かがつくってくれた飯が食いたい〜〜! と発狂しそうなところを、深呼吸して胸の内にそっとしまい込む。そろそろ献立の組み立てが苦痛になってきたのさ。
野菜も枯渇しかかったころ、冷蔵庫の隅に転がっていた大和芋を目にして、なんとかこれを使い切ってしまおうと心に決めて、苦し紛れにつくったのが「大和芋の鉄板焼き」。やる気がでないまま、とりあえずイモすって、玉子入れて・・・・・・と調理は10分くらい。食卓に出してみたら、「ビールが止まらん!」と評判上々。
なにより祖母の遺品であるステーキ用の鉄板が効いている。なんだか居酒屋っぽい雰囲気に、外食したい熱がちょっとやわらいだ。婆ちゃん、ありがとう。そんなこんなで、今日も楽しく家飲み。