タイカレーの素はレッドとグリーンを常備している。推しはメープロイの物だ。
特にレッドはさまざまな料理の隠し味をして使えるやつで手放せない。今回は鳥の挽肉と混ぜている。いわゆる、つくねだ。
タイには、魚のすり身を揚げ焼きしたにトードマンプラー(Tod Mun pla) という食べ物がある。「Tod Mun」 が揚げを、「pla」 は魚を意味している。
見た目も日本の薩摩揚げのようで親近感わきまくりだったが、「日本のテンノーのおかげで安定的に魚が食べられるのよ!」とタイの友人はたいへん感謝してくれるので、もしかしたらその親近感も勘違いではないのかもしれない。
英語メニューではFish Cakeとあり、急に洒落た雰囲気にもなる料理だ。
「肉でもノープロブレムよ」と友人がいうので、手頃な鶏肉にしてみた次第だ。
今回はフライパンで焼いたあと、食べやすいよう串に刺してさらに焼いたので、正確には「Tod Mun Gai」とはならなかったが、フライパンで焼く場合はもっと平たくしたほうが火が通りやすいだろう。