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時速1kmの思考

十三夜からのとろろ月見蕎麦

10月も終わり。熱海もだいぶ涼しくなってきた。色づいた柿の葉もだいぶ落ちてしまったが、そのおかげが野鳥の戯れが垣間見られて嬉しくもある。

何が食べたいか不明なままつくった昼食はとろろ蕎麦。
生卵だとつゆが生ぬるくなるので、最近は温泉卵に切り替えた。おぼろの白身が麺つゆを濁らせてしまうが、とろろとの相性は半熟卵よりもいいと思うが、いかに。

そういえば熱海には、「熱海七湯」という源泉があり、そのひとつ「小沢の湯(こさわのゆ)」は温泉の蒸気で温泉卵をつくることができる。向かいの酒屋では卵もバラ売りしているうえ、いつ通りかかっても空いているプチ観光スポットだ。イオンの近くなので買い物ついでにつくってみたいとおもっているが、たいてい冷凍モノを持ち歩いているためつい素通りしてしまう。
我が家からはやや遠く、朝イチで出向く気力および体力はない。
「うちだって温泉なんだからうちでつくればいいじゃか」と提案されたので、そのうち実験してみたいと思う。

今朝の温泉卵は普通につくった。
ビタクラフトの鍋セットのうちいちばん大きいものに水を1リットル沸騰させ、水を200cc注ぎ、冷蔵庫から出した卵を4つ放り込む。15分たったら急冷。これでなんとなく温泉卵になっている。

温かい蕎麦にとろろと温泉卵をちょっと破って配置すれば、昨晩の十三夜のようで風情があるじゃないか。
雑草と化した庭のすすきを横目に、一気に啜る。

材料(2人分)

温泉卵 2つ
山芋 適量 すりおろす
海苔 1枚 ちぎる
ネギ 適量
おびなたの蕎麦 2束
めんつゆ 720cc 60cc計量カップで出汁:薄口+濃口:みりんを10:1:1で合わせ、きび砂糖を小さじ1

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つくりかた

  1. 温泉卵をつくる。
  2. 蕎麦を茹でる。その間に、トッピングを準備。
  3. 蕎麦を冷水でしめ、また同じ鍋で再度湯を沸かす。
  4. めんつゆの材料を沸かす。
  5. 蕎麦を湯で温めてなおして器に盛り、熱々のめんつゆをはってトッピングをのせる。