熱海の老舗、村越魚店で求めたアンコウ500円。店主いわく、最近とれなくなってきているそうだ。
無茶苦茶キレイな白い身で、肝もたっぷり。どう調理したってうまそうだが、悩んだ末に、本日はクロアチア風のスープ仕立てに。目指せ熱海名物!
つくりかたは以前に紹介したクロアチア風スープと変わらないが、アンコウはぬめりと独特の臭いがあるので、下処理は念入りにしたほうがいい。
konpeito.hatenablog.jp
このスープの肝は、大量のニンニク、大量のショウガ、大量のレモングラスだ。レモングラスはどうにかして生を仕入れてもらいたい!
スープが残ったら明日はリゾット? ドリア? と夢は膨らむばかり。
いい買い物だった。
クロアチア風アンコウのスープ
材料
アンコウ | たっぷり | |
ジャガイモ | 2個~ | 今回は小ぶりの新ジャガを使ったので、6個ほど、皮付きで投入 |
長ネギ | 1/2本 | 青い部分もいれて問題ない |
タマネギ | 1/2個 | 薄切り |
ショウガ | 親指ほど | 薄切り |
ニンニク | 2片 | 薄切り |
レモングラス(生) | 3本 | 茎の分を使用。包丁叩いたり切れ目を入れて香りを出やすくしておく |
ベイリーフ | 1枚 | |
サフラン | ひとつまみ | 少量の水で色出ししておく |
イタリアンパセリ | 適量 | |
塩・胡椒 | 適量 | |
白ワイン | 60cc |
つくりかた
アンコウの下ごしらえ
今回はすでに切り分けられたアンコウを使っている。
- アンコウに塩を一握りほどまぶし、ザルにあげて15分ほどおく。
- あん肝は、血管がついている場合は包丁で切れ目をいれ、指でそっと、潰さないように絞り出す。塩と酒につけておく。
- 大鍋に湯を沸かす。アンコウは水洗いする。
- アンコウの身を熱湯で霜降りする。湯の温度が下がらないように、2~3切れずつ湯に通して、身の周りがうっすら白くなったら、冷水に落とす。
スープが残ったら
焼き雑炊はどうでしょう?
冷蔵庫にいれておいたスープはコラーゲンでぷるんぷるん。これを飲み干さない手はない。
洒落っ気を出してリゾットにしたいところだが、冷凍ごはんが余っているのでこちらを使ってしまいたい。ということで、焼き雑炊はいかがでしょう?
ざっと洗った冷やごはんを煮立たせたスープに投入。スープをたっぷり吸わせたら耐熱容器に移し、とろけるチーズをのっけて250度のオーブンで5分ほど焼いたらできあがり。ブランチに最適解。