先日の記事でキューバサンドイッチは一度お休みしようと思っていたのだが、やはりキューバブレッドなるものが気になってしまったので焼いてみた。
参考にしたのは、前回紹介したFood WishesのシェフJohnのレシピだ。
foodwishes.blogspot.jp
キューバブレッドを焼こう
材料
スターター | パンを焼く前日に仕込む | |
温水 | 120cc | |
強力粉 | 60g | オリジナルではオールパーパスフラワー |
アクティブ・ドライイースト | 1.5g | 赤サフ使用 |
生地 | ||
(A) アクティブ・ドライイースト | 7g | 赤サフ使用。※1 |
(A) 砂糖 | 小さじ2 | きび砂糖使用 |
(A) 温水 | 180cc | |
植物性ショートニング | 大さじ3 | オリジナルではラードを使用 |
塩 | 小さじ2 | |
薄力粉 | 90g | ※2 |
強力粉 | 270g | ※2 |
植物油 | 適量 | 乾燥防止のため |
※1 メモ
アクティブ・ドライイーストは、予備発酵を必要としないイーストだ。オリジナルの分量は1 packageだが、赤サフ(インスタント・ドライイースト)を使う場合は、もう少し抑えてもいいかもしれない。この分量では、驚くほど速く発酵する。
※2 メモ
オリジナルでは中力粉(オールパーパスフラワー)と強力粉を1.5C(180g)ずつ入れているが、中力粉が手元になかったので、上記のような配分にした。
つくりかた
① スターターをつくる
材料をすべてボウルにいれて、よくかき混ぜ、ラップをかけて冷蔵庫で一晩寝かせる。
② 生地をつくる
(A)を混ぜて、15分おく。イーストが反応して少し泡だってくるはずだ。
冷蔵庫から出したスターターを一度撹拌し、②へ入れて混ぜる。
オリジナルのレシピでは、スターターのうち1/4カップ(60cc)を、次のパン作りのためにとっておいてもよいとあるが、今回は全量を入れた。そのため、生地はかなりゆるくなるので、その分、分量外の打ち粉が多めに必要となった。
③ 他の調味料をいれる
砂糖、塩、ラードを加えて混ぜる。
④ 生地を練る
小麦粉を少しずつ足しながら、生地をまとめていく。120gほど小麦粉を残し、ある程度まとまったら、調理台の上のせて練る。
残した粉を打ち粉にして捏ねていくが、だいぶ生地がゆるかったので、分量外の打ち粉もしながら練る。ショートニングの固い塊(冷蔵庫にはいっていたのでかちこち)が滑らかになるくらいを目安に、調理台に生地がつかなくなるまで練った。
⑥ パンチングして成形する
生地を打ち粉をした調理台に戻し、空気を抜くようにして優しく押さえながら、長方形の形に整えて、2分割する。
手で生地を押さえながら、全長およそ30cmくらいの平たい長方形に整え、端からきつめに巻いていく。
⑦ 二次発酵
継ぎ目を下にして置き、上から軽く押さえながら、均一の太さになるように成形する。乾いた布巾をかぶせ、二次発酵させる。オリジナルでは1.5〜2時間とあったが、1時間ほどで倍に膨らんでいた。↓moggy発酵中
⑨ 焼く
パンに霧吹きで水をかけて、200℃で20〜25分焼く。うちのオーブンは少し強いので、190℃で15分で焼いた。なので、見た目は少し白い。ただ、結果これでよかったと思う。というのは、サンドウィッチにするときに、またグリルパンで焼くからだ。
キューバサンドイッチをつくろう!
1. パンを焼く
パンの内側にたっぷりのバターを塗ってグリルパンで焼く
2. ローストポークを温める
4. サンドイッチを焼く
パンの上部とグリルパンにバターをたっぷり塗り、鉄板などで押しながら焼く。片面3分、両面とも焼く。
5. できあがり
パンがこんがりと焼き上がり、チーズが溶けたらできあがり。
食べる
ふわふわだったあのパンが、こんなに変貌するとは想像もしなかった。外側はバターでカリッと焼けているが、ほどよくやわらかさが残ったサンドイッチは、歯切れが良くて食べやすい。どうやらこのパンは、そのまま食べるよりも、焼いてから本領発揮するようだ。
ハード系のバケット類を使ったヨーロッパの噛み応えのある洗練されたサンドイッチとは違い、甘みのあるパンがどこか懐かしく、ジャンクだが勢いがある等身大のサンドイッチ。ローストポークとバターの香り、そして酸味のピクルスとマスタードが絶妙。もう一口、もう一口と、止まらなくなってしまい、二日連続で食べてしまった。しばらくはどっぷりはまってしまいそうだ。
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