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時速1kmの思考

菊芋の浅漬け

「菊芋は生でイケルよ」と農家のお墨付きをもらってから、浅漬けにどっぷりはまっている。
特に家人は「火を通すより断然うまい」といたく気に入っている様子だ。なんといってもこの歯触りが唯一無二。他の野菜とは一線を画す存在だ。
konpeito.hatenablog.jp

つくりかたはいたって簡単。
菊芋を薄切りにし、塩をして重石をのせて半日待ち、好みでショウガと和える。以上である。

嬉しいことに、伊豆・村の駅や湯河原のJAでいい菊芋が安く手に入るようになった。菊芋はとにかく鮮度が命。手に入れた半分以上はこの浅漬けで消費している今日この頃だ。

たいしたコツはないが、強いて言うなら、あまりにゴツゴツの、突起の激しい菊芋は選ばないほうがいいかもしれない。突起の周りに泥がつきやすく、タワシでも歯が立たない時があるのだ。
生で食べるので、とにかく洗浄だけは親の敵ほどやったほうがいい。

長野に移住した知り合いが、来る世紀末に備えて農業を始めた。先日は菊芋を収穫していたが、放っておいてもゴロゴロ育つ、初心者にはうってつけの作物だそうだ。もしかしたら、菊芋が世界の食糧事情を救うのかもしれない。個人的には、コオロギよりはありがたい。

菊芋の浅漬け

材料

キクイモ たっぷり 薄切り
菊芋の重量の2%
ショウガ 好きなだけ ごく細切り

つくりかた

  1. 菊芋はタワシでよくこすり洗いして、薄切りにする。厚さは好みだが、1ミリくらいあるとパリパリ歯+ ごたえがあって好きだ。念には念を入れて、たっぷりの水でもう一度洗う。
  2. ボウルにいれた菊芋に塩をまぶしてざっくり混ぜ、ラップ、重石をのせたら水があがるまで半日ほど待つ※。
  3. 水気を絞り、細切りのショウガをまぶす。味が足りなければ塩で調整。お好みで酢を効かせてもうまい。

※ 家人の祖母より譲り受けた昭和のタッパーウェアで仕込むと、重石いらずで手軽なうえ、水があがるのも早かった。特殊なふたの効果で重石がなくても梅干しまで漬けられるらしい。
レトロなバラの絵柄も相まって、熱海にぴったり馴染みそうだ。






タッパーウェア マキシデコレーター

長径23×高さ24cm 5,500mL 本体:ポリプロピレン、シール:ポリエチレン
食洗機使用:〇(乾燥不可)
電子レンジ使用:×
塩分や酸、アルコール分が強いものの保存も可能。容器が軽く、みそや梅干しを作る際は重石はなしでOK。