おかげさまで細々と続いているこのBlogのなかでも季節問わず読まれているのが「マサ粉でつくるトルティーヤのコツ」なんだが、巷では流行っているんだろうか? 最近ではカルディでもマサ粉を売り始めたと小耳に挟んだ。十数年前では考えられないことだ。まさかこんな時代がやってくるとはね。
久々にメキシカンの気分だったので、カルニタスをつくることにした。
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カルニタスで検索すると、ラードで揚げるタイプや、オレンジやコーラなどで煮るタイプがあるが、どちらにせよ時間はそれなりにかかるのは覚悟することだ。今回ははじめは直火で揚げ、その後オーブンで仕上げる。基本は放置プレーなので、時が解決してくれる、誰でもそれなりにうまくつくれる料理だ。
材料は肉と塩のみ。シンプルにいってみたい。
オーブンでつくるカルニタス
シンデレラ・フィットの鍋を用意する
この料理の最大かつ唯一のポイントは、肉の大きさに合った鍋を選ぶことだろう。
肉がぎっちりと詰まった状態にしておけば、使う油脂も少なくて済むし、浮いてきたりすることもない。
手に入れた肉は豚肩ロース(ネック)の塊。左から297g、208g、245gで、拳大ほどの大きさだ。
粗塩を小さじ1ほど、肉にまぶしておく。
ラードを温める
200gのラードを盛大に絞り出す。パッケージに記載されているカロリーは脅威の1800kg!
揚げる
肉から余計な塩、水分をとってから、揚げる。
最初は威勢よく油が吹き出すので注意されたし。一個ずつ加えていき、すこし油の勢いが収まった頃合いを見計らって、次の肉を投入しよう。
近所で評判の肉屋がやってる総菜屋の排気口からだだもれる香りが台所に充満する。期待高まる。
100度のオーブンで4時間
全体が軽く色づいてきたら火を切り、蓋をして、100度のオーブンに投入。
90分後に確認すると、ややラードが足りていない。なるべく肉がラードにつかった状態にしておきたいので、アルミホイルで落としぶたをし、蓋をしてまたオーブンへ。その間にサルサやワカモレを用意しよう。
焼き色をつけ、肉をほぐす
4時間たった肉は一回り小さくなっていた。これを鉄板で焼いていく。こんがり焼き目がついたら、肉をほぐしていく。
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カルニタスの完成だ。
ワカモレ、サルサ、メキシカンライス、クリームチーズ、マッサ、レタス。全部まとめて頬張るアミーゴ。
それにしても味付けが塩だけとは信じがたいほど、肉が旨い芳ばしい。つば広のソンブレロを被った親父がマラカスを振り鳴らし迫ってくる。それにギター、トランペット、アコーディオンが加わり、トルティーヤの上でマリアッチ。これをビールで流し込んだときの高揚感といったら、尋常じゃない。
これが家で喰えたなら・・・控えめにいって最高だ。
11月だというのに、Tシャツ一枚でほっつき歩ける熱海。大丈夫か地球よ?
タコス食べ過ぎにて、腹ごなしにビーチに繰り出し花火鑑賞。この時期は観光客もほどよく見やすい。
第二ステージのコンピュータ制御ナイアガラは、ぜひともビーチ最前線で見るべきだ。
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