東京もついに梅雨入り。さっきまでの夏日の日差しはどこへいったのか、今にも雨が降り出しそうな雲行きだ。湿度は70%を超えて、体内の熱がうまく放出できなくてもどかしい。
そんな季節にオススメしたいのが、冷やし梅とろろ肉うどん。もともとはまかない飯だったけれど、あまりに旨くてつくりかたを教えてもらった。
すり下ろした長いもを出汁でのばし、潰した梅干しを加えたタレでいただく、さっぱり系の冷やし肉うどん。味付けは梅干しの塩分とごく少々の塩と薄口醤油、そして隠し味に白味噌だ。
冷やし梅とろろ肉うどん
材料
長いも | 200g | |
梅干し | 1個 | 塩分18%使用 |
冷たい出汁 | 適量 | つくりかたはこちらへ。 |
塩 | ひとつまみ | |
薄口醤油 | 小さじ1 | 長いもに色がつかない程度 |
白味噌 | 小さじ1/4 | 爪のさきほどで十分。あくまで隠し味 |
肉うどんのための牛肉 | 好きなだけ | つくりかたはこちらへ。 |
薬味 | 適量 | ネギでも紫蘇でもお好きなモノを |
大和芋を使う場合は出汁を多めに入れて粘りを調整してほしい。
つくりかた
長いもをする。今回はすり鉢を使ったけれど、歯ごたえを残したいのであれば粗めのおろし器でもいい。
刻んだ梅干しを加えてする。
冷たい出汁を加えながらする。長いもの粘度にもよるけれど、イモの1/3くらいの分量から試してほしい。
次に、味見をしながら塩と薄口醤油を加える。スープも飲み干したいので、しょっぱくなりすぎないように注意。塩はとけにくいので、こういうときに水塩があると便利なんだが…。
味が決まったら白味噌を加えてよく混ぜて、食べる直前まで冷蔵庫で冷やしておく。ちなみに、この状態で2日間くらいはもつ。
うどんを茹でる。今回も愛してやまないカトキチの冷凍うどんである。
茹で上がったうどんは氷水にしばらくつけておくとコシがさらに強くなる。
水気を切ったうどんに、梅とろろをたっぷりかけて、牛肉を天盛りに。
お好みで刻んだネギや紫蘇など薬味をのせる。よくかき混ぜてずるずるっとご笑味ください。