五反田・信濃屋は鶏肉専門店だが、実は鴨肉(国産・外国産)も販売している。
解凍してみると胸肉が合わさった状態で、胸肉が2枚、つまり1羽分だった。
なんて美しいのだろう。さて、今日は友人がくるので鴨鍋にしたい。
究極の鴨鍋はネギだけで十分かもしれないけれど、春の苦味の芹、それに大ぶりの椎茸を見つけてしまった。春の鴨しゃぶ鍋ということにしよう。
鴨しゃぶの出汁は板長に教わったもので、出汁:濃口醤油:みりん:酒を8:1:1:1で合わせた。出汁はしゃぶしゃぶしているうちに煮詰まってくるので、多めにとっておく。
鴨も野菜もさっとくぐらせて、冷酒でいただきます。
鴨しゃぶ鍋
つくりかた
- ネギはせん切りにして冷水にさらし、手でもんで滑りをとる。せりは水にさらしてパリッとしたら、ざく切りにする。椎茸は軸をとっておく。
- 鴨肉は余計な脂と筋を取り除く。脂は鴨せいろなどのつゆに入れるとコクがでてうまいので、とっておく。
- 鴨肉の皮は飾り包丁を入れるが、縦の筋目を脂身の半分ほどの深さまで切り込む。
- 鴨肉を薄切りにしたら皿に盛り、水をきった野菜を添える。
- 鴨しゃぶの出汁を一煮立ちさせたら出来上がり。
鴨しゃぶの出汁が煮詰まったところで、〆は鴨せいろに決まり! 日本人でよかった。
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