2018年3月21日/太陽視黄経 0 度
日天の中を行て昼夜等分の時也(暦便覧)
3月25日、目黒側沿いの桜は満開だ。
みな顔を上げて歩き、ときどき立ち止まっては、また歩き出す。下をむいている人はほとんど見あたらない。しかめっ面をしている人もいない。桜のもつ力は、計り知れない。
新卒で入社したときに、初めて上司となった方が定年を迎えた。同じ会社で働き続けている人、新天地で頑張っている人、家庭にはいった人。状況はそれぞれだけれど、そうやってみなで集まれるのも桜の季節ならではだ。
東京は初夏の陽気が続いているから、入学式のころには葉桜になってしまっているかもしれない。