これ以上ないくらい、天気がよい。今日も暑くなりそうだ。
そんな日は、冷やしこんにゃくをたくさんつくる。冷蔵庫でキンキンに冷やしておけば、晩酌の時間がさらに待ち遠しくなること受け合い。
使うのは、通称「ひろこん」と呼ばれる、広島こんにゃく。フジトシ食品という会社がつくっており、最近では地元の高校生とコラボした「オオサンショウウオこんにゃく」が大人気のようで、かなり攻めた会社であることがうかがえる。
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2018年の夏、刺身を切る練習をするために買うようになった広島こんにゃくだが、普通のこんにゃくと違うのは、その固さと弾力。まるでゴムのようなしっかりした歯ごたえで、こんにゃく独特のクセのある臭いも一切ない。
当初は酢味噌で食べるのが鉄板だったが、出汁で煮るようになってからは我が家での消費量はうなぎ登りとなった。
刺身用のこんにゃくなので、下処理は不要。好きな形に切って、出汁:薄口醤油:みりんを6:1:1の割合で煮ていく。煮るといってもその時間は10分程度の省エネ料理。あとは常温になるまで放置しておけば、自然に味が入っていく。
白和えの具やちょっとした和え物にも重宝する。夏の晩酌の一品にぜひ。
冷やし蒟蒻
材料
広島こんにゃく | 400g | あく抜き不要 |
出汁 | 360cc | 出汁のとりかたはこちらへ |
薄口醤油 | 60cc | |
みりん | 60cc |
基本の割合は、出汁:薄口醤油:みりんを6:1:1。
こんにゃくが調味液に浸かっている状態を保ちたいので、こんにゃくの分量と鍋の大きさに合わせて調整してほしい。