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時速1kmの思考

シリコンバッグで漬ける、お手軽ぬか漬けLIFE

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糠床のお引っ越し

墓じまいをしたのは去年の3月のことだった。木蓮の白い花が咲き乱れる木陰のもと、父方の祖父母、叔父と叔母、計4体の遺骨に最後の別れを告げる。骨を入れる箱はトウモロコシでできたプラスチック製で、何十年かで土に還るそうだ。50年たてば、新設したこの小さな墓もなくなる。お坊さんが経を唱えはじめると、父の数珠がぷちんと切れた。手からポロポロとこぼれ落ちる数珠に、父は動揺が隠せなかったが、切れることは良いことなのだと話すと、ようやく荷が下りたのだろう。晴れ晴れした様子で母が持参したサンドイッチを頬張っていた。

その帰りしなに道の駅で求めた千葉県の糠漬けの素を、いまは愛用している。マチの広いビニール製の舟形容器に入った「ぬか漬小槌」という商品だ。これまで陶器や瓶を使っていたから、こんなんで本当にうまくいくのかと半信半疑だったが、もしかしたらという好奇心が優った。
結果的に、ビニール袋で漬ける糠漬けは、腰痛持ちからすると軽くて大変扱いやすいものだった。が、耐久性はいまひとつ。ほどなくチャックがしまらなくなった。
糠床なぞ他所様に見せびらかすようなものではないから、クリップでとめて騙し騙し使って半年たったが、野菜室の奥から騙しきれない糠臭が漂うになった。そろそろマズイ。
満を持して糠床の引越しを決行する。

吟味を重ねた結果、同じような舟形のシリコンバッグを試すことにした。糠をかき回す作業を考えると、大きめが良いだろう。ちと割高だがOXOのハーフガロンが「ぬか漬小槌」とほぼ同じサイズだった。
OXOに糠漬けなんて、とは思うが、ピッタリ収まったうえに、側面にくっつきやすい糠も手で綺麗に拭える。塩と糠を足して、引越しは完了だ。

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なんだか妙に洒落た糠床になってしまった

胡瓜が2本、10cmくらいの大根は余裕で入る。しかもビニールと違ってシリコンがやわらかいので、外側から揉み込むこともできる。NYのデザイナーが糠漬けのために設計したのかと勘ぐりたくなるほどピタリだ。しかもこの美しさ。これなら小脇に抱えて、電車にのって友人宅に糠漬けを届けるのも夢じゃない。
そういえば、もう何十年も糠漬け生活を送っている友人は、旅行のあいだは糠床を冷凍庫にしまっていると話していた。シリコンバッグならそのまま冷凍保存できるじゃないか。つくづく糠漬けバッグとしか思えなくなってきた。

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臭い漏れも気にならない。






OXO オクソー シリコン スタンド バッグ Lサイズ

長さ29×高さ17×マチ10.5cm
耐熱・耐冷温度:230℃/-20℃
電子レンジ・食洗機対応

ちなみに、OXOと最後まで悩んだのが、ジップロックのシリコンバッグだ。OXOと同様、電子レンジ、食洗機対応。しかもオーブン調理までできるというから、さすが保存袋の本家といったところか。ネックは一回り小さいことだった。一人暮らしであれば、価格的にもリーズナブルなジップロックを選択しただろう。






長さ28.5×高さ15.5×マチ8.1cm
電子レンジ、オーブン調理、食洗機対応



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定番は胡瓜と大根の糠漬け

梅雨はいったいどこへいったのか。
糠漬けLIFE、新章のはじまりだ。