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時速1kmの思考

2017-01-01から1年間の記事一覧

【祝】ブログの記事を100件書くという目標を達成

ブログをはじめたきっかけ このブログを開設したのが2016年の1月。何を書いていくのか、どう書いていくのか、明確には決めていなかったものの、とにかく新しいことをやりたいと見切り発進で始まった。そのとき、まずは100件の記事を書こうと決意した。それを…

【イノシシを食べる④】リベンジ! 猪肉のロースト

以前、猪肉をローストしたときの反省点として、コンベクション・オーブンの熱風で肉の表面が乾いてしまったことがあった。 konpeito.hatenablog.jpそこでこちらの方法を試してみる。 前とは肉の部位も重さも違うので、完全に比較することはできないけれど、…

【イノシシを食べる③】猪肉の麻婆豆腐

猪肉を使った料理のなかでいちばん気に入っているのが麻婆豆腐だ。豚肉よりも強い脂の風味を感じる麻婆豆腐は、やたら白飯かきこみたくなるパンチの効いた味である。麻婆豆腐の決めてとなる調味料、豆板醤は中華圏へいくたびに土産リストの筆頭にあがってく…

誰でもマンマ。自家製だからうまい全粒粉入り手打ちパスタ

最近すっかりはまっている手打ちパスタ。「手打ち」という魔性の言葉にひかれ、レストランでは必ず注文してしまうんだけれど、これが家でも食べられたら……くすぶっていた食い意地がついに目覚めたのだ。いざ手打ちパスタを巡る冒険に一歩踏み出してみたわけ…

【イノシシを食べる②】猪肉のイタリア風煮込み

先日、イノシシが京都のホテルに出没し、従業員が軽傷を負ったというニュースが流れた。他県でも同様の事件が多発しているらしいが、猟師の高齢化も進み、駆除するにもなかなか難しい状況にあるという。そんなニュースを見たあと、こんな小咄を聞いた。 ある…

魚の皮をきれいに残したままアクアパッツァをつくるには?

アルミパンでアクアパッツァをつくる 2017年のGWはアクアパッツァ三昧だった。というのも、知り合いが中尾アルミのフライパンを貸してくれたからだ。直径30cm、極厚のつくりなため、アルミパンといってもまったく軽くないが、その質実剛健な姿にほれぼれする…

【イノシシを食べる①】猪肉をローストする

肉の塊を焼いて大人数で食べる。これほど原始的かつ刺激的なひとときはない。しかも今日の獲物はイノシシだ。700g超のなかなかの大物。脂肪分がかなり少ないからモモ肉だと思われる。大胆かつワイルドに肉そのもの味を噛みしめるべく、塩だけでローストする…

庶民の味方! ひよこ豆をおいしく食べる料理を考える

ひよこ豆の塩煮がいちばん使用頻度が高い豆かもしれない。年中どんな料理でもいれられるから重宝している。ひよこ豆に合う食材をひとつあげろと言われたら、迷わずニンニク! と答える。相性抜群だ。 konpeito.hatenablog.jp 冬のミックスサラダ 根菜を中心…

白いんげん豆の女王、手亡豆をおいしく食べる料理を考える

手亡豆の塩煮使ったうまくてヘルシーな総菜をまとめてみる。レシピというほど大それたものではないが、食材ををいろいろと組み合わせてみるのは楽しい。 konpeito.hatenablog.jp 春の豆のサラダ 材料 手亡豆とツナ、玉子、セロリの葉のサラダ 材料 手亡豆と…

あると便利な豆の塩煮—手亡豆、ひよこ豆、レッドキドニービーンズ

豆を塩で煮る いつの頃からか豆を塩で煮ておく習慣がついた。豆の甘煮に対して、塩煮と私は呼んでいる。塩煮というよりも、どちらかといえばひたし豆に近いのかもしれない。数多の豆が世界中にあるものの、今は手亡豆(“てぼうまめ”と読む)、ひよこ豆、レッ…

三種の豆のチョップドサラダ

三種類の豆の塩煮(手亡豆、ひよこ豆、キドニービーンズ)をメインにしたチョップドサラダ。豆の塩煮のつくりかたはこちらをご覧ください。 konpeito.hatenablog.jp赤、緑、オレンジ、白、黄色など、彩りを重視しながら好きな野菜をつかい、その分量も適当だ…

本場タイのシェフに学んだ本格ガパオのつくりかた

初出:2017.04.20 更新:2017.11.28 調理の手順を一部変更しました。 チャーン島で学ぶタイ料理 チャーン島の本格ガパオ 材料 メモ つくりかた ガパオをパンに挟んでみる こちらのタイ料理もおすすめ チャーン島で学ぶタイ料理 十数年前、バンコクから一時間…

使えるおろし器、使えないおろし器

我が家はいまや侵略の危機にある。姿かたちを変えてはいるものの、みな同じ目的をもって我が家に住み着いたとみえる。総称おろし器。改めて数えてみると、9体、いや8体だった。 おろし器のリストラについて考える これはアメリカのことを笑っちゃいられない…

【脱力系農業】ペットボトルで自動給水プランターをつくる

水やりの手間を極力省き、さらにはコスト削減を目指すべく、Green Roof Growersのペットボトルプランターを参考にさせていただいた。ありがたくシェアさせていただこう。 自動給水プランターをつくる 準備したもの 1Lのペットボトル 愛飲しているおいしい炭…

脱力系農業はじめました

夜型人間に農業はできないのか? 2016年の秋、台風が北海道を直撃し、タマネギ、ジャガイモ、ニンジンが数倍に跳ね上がり、鍋の季節になっても白菜の値段は落ち着かず、レタスにいたってはひと玉500円に達する日もあった。もはやセレブの食べ物である。「や…

水溶き片栗粉をソース・ディスペンサーにいれておくと超絶便利だった

中華屋直伝! 水溶き片栗粉の奥義 いつもの店の、いつものカウンター。今日も厨房を見ながら冷酒をいただく。板前Kの動きはいつ見ても興味深い。ひとつの動作に何か秘密が隠されているんじゃないかと、ストーカーのように目で追ってしまうのは私の悪い癖だ…

【暮らしの道具】石黒智子の重ね鍋でリスクヘッジする休日のスクランブルエッグ

我が家の台所は狭い。だからこの鍋を買った理由はひとつだ。重ねられて場所をとらないからである。直火で使える浅鍋と深鍋、そして穴あきのコランダーとボウルにガラスの蓋が付属している。直径14.5cmの小ぶりな鍋が届いたとき、「ボウルはいらないから、鍋…

【暮らしの道具】料理初心者はまず中華鍋を買うべし! リバーライト極で目指すは中華の鉄人

迷走する日本の家庭料理 超初心者のための厨房学入門 料理初心者はまず中華鍋を買うべし 家庭でつくるチャーハンのコツ 迷走する日本の家庭料理 これは日本独特の現象ではないかもしれないが、日本の家庭料理はますます複雑、混迷を極めているような気がする…

魚介料理の重鎮ジャスパー・ホワイトのカタプラーナ

カタプラーナは、鍋に好きな食材を入れて蒸しさえすれば、誰でも立派な一品をつくることができる。つまりは蒸す寄せ鍋だ。だから十人十色、つくる人だけレシピあるといっても過言ではない。なかでも美味そうだったのが、ジャスパー・ホワイト(Jasper White…

【暮らしの道具】ポルトガルの鍋「カタプラーナ」が万能だった

ポルトガルのおいしい銅鍋カタプラーナ 銅でできた亀をふたつ合わせたような形をしたカタプラーナ(Cataplana)はポルトガルの伝統的な鍋なんだが、日本の玉子焼き鍋を凌ぐほどの個性的な出で立ちをしている。初めてカタプラーナを目にしたのは、「コウケン…

【暮らしの道具】銅製の玉子焼き鍋でつくるだし巻き玉子は本当にうまいのか?

最後の晩餐で何を食べたいか。数十年前から答えは変わっていない。玉子だ。調理法は問わず、玉子ほど多才な食材はないし、あらゆる点で完全食である。なかでもだし巻き玉子は、世界中あまたの玉子料理のなかでも異質な存在だ。調理は家庭料理とは言えないほ…

漬け物日記 ぬか漬け記念日

ついに手を出してしまった、ぬか漬け。だから今日はぬか漬け記念日だ。なんだか生き物を飼いはじめた高揚と責任感に通じるものがある。 初心者なので、すぐに使えるものを購入。米ぬか(国産)、食塩、唐辛子(国産)とシンプルなぬか床だ。一口舐めてみたん…

甘〜いのは父の愛—ダディーズ ドーナツ ショップ(Daddy's Donut Shop)

2016.01.24 初出2017.04.04 更新 一年前の予想どおり、ドーナツ御殿が建った。移転先はGPO(グアムプレミアムアウトレット)敷地内、Cost U Less の隣。移転先を追記。2019.01.21 Information にSNSを追記。 ドーナツはカリカリ派? ふわふわ派? ドーナツに…

魯肉飯を越えてしまったのか? 驚異の激うま鶏ガラ飯

Netflix野武士のグルメお題「ひとり飯」 「今日は飲んでくるわ」 もう夜の8時をまわっている。いまさらメールされても、あらかた夕飯の準備は済んでいるというに。ちっ。舌打ちだって出て然るべきだ。図らずも、今晩はひとり飯になってしまった。 今日はラー…

グアム飯をつくろう② 土鍋で炊くBBQチキンとチャモロレッドライス

レッドライスには、BBQした肉が合う。ただしBBQは思いついてすぐにできるような代物ではない。スパイスに漬け込んだ肉を、日がな一日蒸し焼きにしていく、手間はかからないが時間だけはとんでもなくかかる料理だ。低温でじっくりと焼いていくから、大きな塊…

グアム飯をつくろう① チャモロレッドライス

グアムの祝い事にかかせないのが、レッドライスだ。村の祭、フィエスタでは、豚の丸焼きやルンピアなど数え切れないほどの郷土料理を、山盛りのレッドライスとともに食べる。日本の赤飯みたいな象徴的存在だ。初めて食べたのは十数年前、あれは忘れられない…

おふくろの味は白和えご飯

「うちのおふくろの味ってなんだった?」そう母にたずねたのは数年前。気づけば母もそろそろ70歳にとどこうとしている。60代半ばにサルコイドーシスという難病にかかかり、がくっと痩せて愚痴りがちだが、いまだ銀座へ出かけるとなると生気を取り戻す。どう…

【暮らしの道具】長谷園の「かまどさん」

「おめでとう。これ使ってみて」 祝いの品と友人から手渡された箱は、見た目よりもずっしりしていて、ちょうど骨壷のようだ。早速あけてみると、それは黒い土鍋だった。長谷園というメーカーで、読み方はあのお茶漬けの永谷園と同じだ。 「それでお米を炊く…

【続】三ツ星『シェフ』を目指せ! キューバサンドイッチへの道⑤〜キューバブレッドを焼く

先日の記事でキューバサンドイッチは一度お休みしようと思っていたのだが、やはりキューバブレッドなるものが気になってしまったので焼いてみた。 参考にしたのは、前回紹介したFood WishesのシェフJohnのレシピだ。 foodwishes.blogspot.jp キューバブレッ…

【二十四節気を食べるおうち八寸】春分の献立

2017年3月20日/太陽視黄経 0 度日天の中を行て昼夜等分の時也(暦便覧) 春分の八寸 豚バラ肉薄切りのチャーシュー https://55cooking.tumblr.com/post/159028480356/豚バラ肉薄切りのチャーシュー 玉蒟蒻 https://55cooking.tumblr.com/post/159028389176/…