2016年5月5日/太陽視黄経 45 度
夏の立つがゆへ也(暦便覧)
GWにはいり、日増しに夏めいてきた。日中歩いていると、顔にあたる日差しが痛く感じるほどである。からっとした初夏の陽気がなんとも気持ちがよい。とはいえ、夕方になると急に空気が冷えてくるので、あわてて羽織ることになるのだが。
今年も、空豆をよく見かけるようになった。食べるところが少ないわりに、それなりの値段がするから、いつもちょっと迷ってから、結局は買うにいたる。
空豆は鮮度が落ちやすい。あっという間に鞘の端が黒くなってくる。先日、空豆を農家から直接仕入れている居酒屋の店主に、どうやって日持ちさせているのか、尋ねてみた。
彼は、鞘ごと塩水につけて、冷蔵保存しているという。自己流だが、かなり日持ちするようになったということだ。店では、これを網で焼いて提供している。鞘の色も完璧だし、香りもすばらしい。次はぜひとも試してみよう。
立夏の八寸
焼き空豆
ツブガイのガーリックバターソテー
厚焼き玉子のとんぶり添え
韮の中華風サラダ
塩辛の柚塩添え
トビウオの刺身
里芋饅頭
これまでのおうち八寸まとめ