2日連続で肉肉しい献立(一昨日はジンギスカン、昨日はすき焼きと、どうかしている)だったので、一人飯は精進しておこう。
八百屋が隠密に横流ししてくれる熱海のてづくり厚揚げを、ネギと卵でとじる。賞味期限が2日と短いので、半分残しても仕方ないから一枚まるっと調理してしまった。結果、本日も肉肉しい畑の肉を喰らっている。枯れてしまったかと思われた山椒が芽吹いたので、あしらっておく。春が待ち遠しい。
帰宅した家人が「今日はなにを食べたのか」と尋ねるので、写真を見せたところ、「ずるい、カツ煮じゃないか!」と前のめりになった。言われてみれば、ビジュアルはカツ煮である。同じ豆腐でつくった「雁もどき」より、もど(擬)いているんではなかろうか。
厚揚げの卵とじ
材料
厚揚げ | 1枚 | さっと熱湯をかけて、もしくは湯がいて油抜きする |
ネギ | 1/2本 | 斜め切り |
卵 | 1個 | ときほぐす |
出汁 | 180cc | |
薄口醤油 | 30cc | |
みりん | 30cc | |
砂糖 | 小さじ1~お好みで |
つくりかた
- 厚揚げを12等分に切る(二口サイズくらい)。
- 鍋に出汁、醤油、みりんを合わせ、ネギと厚揚げをおいたら点火。沸騰したら中火に落として煮る。
- 途中、厚揚げをひっくり返して10分くらいだろうか。厚揚げが煮汁を吸いこんで膨らんできたところを見計らって、とき卵をまわし仕掛ける。
- 火を止めて蓋をし、卵が固まったら器に盛る。