奮発して買ったメロンが甘くない。そんな悲しい現実はあるものである。
肥後グリーンというメロンが500円で並んでいたので思わず手が出てしまった。メロンなんて滅多に買わないから、浮き足立って帰宅。
「デザートはメロンだよ〜」と期待が最高潮に達したというのに、口に入れた途端にみな無言になった。
メロンが甘くない!
たしかにちょこっとは甘いし、メロンの香りはするけれど、どちらかといえば瓜に近いような。
安すぎた理由は、その小ぶりな大きさからして、間引きしたメロンだったんだろう。つまり、熟していない。
落胆を隠しきれないままなんとか食べきったものの、あと半分どうすんだよ・・・という不穏な空気が家中に漂う。「もう俺は食わんぞ」という家族からの無言の圧力。こうなるともう、なんとかして食べきらねばという、自己責任の念だけが残る。
メロンは果物?それとも野菜?
そこで試しに生ハムで巻いてみると、これが思ったよりいける。というか、想像以上にいけている。甘いメロンに巻いたよりも断然調和がとれているじゃないか。これはサプライズな発見である。
農林水産省のHPによれば、
いちご、メロン、すいかなどは野菜に分類されますが、果実的な利用をすることから果実的野菜として扱っています。*1
なんと、メロンは野菜だった衝撃の事実。サラダとして食べることは、決してやましいことでも邪道でもないことが証明されたのだ。ということで、この記事のカテゴリーも【果物】【野菜】に修正したわけである。
家訓:甘くないメロンに当たったら、割り切ってサラダにすべし。