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時速1kmの思考

ファミリー ビーチ(Family Beach)

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グアムで毎朝考えるのは、今日はどこで潜るかということ。カフェクレアキャットでブランチをとりながら、地図を広げる。

「ファミリービーチはもう行った?」とオーナーに尋ねられて、地図をめくる。崖のような地底に添って点在する珊瑚もとても美しく、比較的穏やかなので初心者にもおすすめのビーチだと彼はいう。
そういえばUSSビーチに気を取られ、行ったことがない。さっそく車に飛び乗り、ペイレスで飲み物を調達して、一路ファミリービーチへ。
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一号線を南下して、ピティボムを右に折れると、アプラ湾にはいる。工場地帯を左手に、ひたすら一本道が続いている。あまりにそれが続くものだから、少し心配になってくる。
トラックが行き交う大きな道がだんだんと狭まり、砂利道になるころには、もはや半信半疑。周りはコンテナばかりだ。たしか松林があると聞いていたが、もはや窓越しに見える木のすべてが松に見えてくる。

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ようやく金網に張り付けられた看板を目にして安堵する。入ってすぐ左には、木造の平屋が建ち、遊具がおいてある。鶏の群れがそこかしこで走り回り、民家に迷い込んでしまったのではとまた不安にかられる。

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そのまま松林を進んでいくと、さほど大きくはないが、車をおけるスペースと小さな入江。さらに奥へ進むと、ついにどん詰まりになった。
ファミリービーチというわりには、人けがない。野良猫がひょこひょこと歩いている。

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しばらくすると団体のアジア人がやってきた。先ほどの民家は、マリンスポーツ施設だったらしい。泳いでいると、ジェットスキーの波に煽られ、水も濁る。なるべく道のどん詰まりのほうからエントリーしたほうがいい。

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しばらく浅瀬を泳ぐと、急に深くなっており、その岩壁沿いに魚の群れがゆらめいている。人間になれているとはいえない。岩の形が面白く、深さもたっぷりあるので泳ぎやすい。海軍かなにかの落とし物だろうか。人工物が静かに地底を横たわっており、海底探検をしている気分だ。ダイビングであればdoglegリーフも見たい。ファミリービーチからさらに北へ、アプラ港の入口くらいまでいくと(ここは歩くしかない)、車サイズほどもある珊瑚礁が見られるという触れ込みだ。

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週末の Family Beach
週末は地元の家族連れで賑わっていて、あちこちからBBQのいい香りがただよってくる。周りに店もないので、ここは弁当、飲み物持参でくつろぎたいビーチだ。
電話、シャワーなどの施設はない。

Information

場  所:下記グーグルマップを参照

営業時間:8:00〜18:00