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時速1kmの思考

うまい目玉焼きのつくるコツ

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幼いころ朝食の定番だった目玉焼き。これがちょっとした揉めごとの種になっていた。というのも、父さんはとろとろの黄身が好きで、生卵が苦手な母さんは堅焼き派、そして私は黄身の縁は固まり中心はとろとろのハイブリッドなのだ。

つくる側からしてみれば、これほどめんどくさいことはない。とはいえ朝っぱらから好みに合わせて焼き分けられるはずもなく、日によってさまざまな目玉焼きを食べることになる。だから三人そろって「おいしい!」とはならない。誰かと一緒に住むことになるなら、相手の目玉焼きの好みを確認しておくのが賢明だ。

つまり、だ。目玉焼きにこれっていう正解はない。誰かに合わせれば文句もでる。それでも目玉焼きさえあれば、いつものご飯がささやかに豪華になり、あのぷっくりとした黄身にうれしさがこみ上げてくる。目玉焼きは人をちょっとだけ幸せにしてくれる存在なのかもしれない。

うまい目玉焼きをつくるコツ

新鮮な玉子を使う

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これに尽きる。もしホテルのような極上の目玉焼きを目指すなら、玉子をざるに入れて水っぽい白身(水溶性卵白)を漉してから焼くと美しく仕上がる

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フライパンは鉄がいい

適度に水分を飛ばしてくれるし、じわじわ玉子に熱が伝わる。ハロルド・マギーによれば「理想の温度は120度前後。バターの泡立ちがおさまり色付く程度、もしくは水を一滴たらしたときに飛び跳ねなくなるくらい」だという。

直径18cmのこのフライパンを玉子専用にしているのだが、玉子2〜3個分のオムレツをつくるにも扱いやすい。

材料

玉子 1個  
少々  

つくりかた

  1. フライパンを中火で熱して油でならす。
  2. 玉子をそっと静かにフライパンに流しいれる。じゅぅ〜っという音とともに白身が広がっていったら、ごく弱火に落とす。
  3. 白身の形が決まったら、白身めがけて塩をふる。
  4. 蓋をせずに焼いていく。黄身の周囲の白身がふっくらと盛りあがってきたら、食べ頃の合図。

目玉焼きをのせたらなんでもご馳走になる説

ラピュタパン

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ジブリが生んだ、究極の朝飯。こういうのをさらりとつくってしまう男を伴侶にすべきである。

深夜食堂風焼きそば

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深夜食堂」で倫子がいつも頼むのは「ソース焼きそば、目玉焼きのっけて」だ。これに四万十川青海苔をのせるのが、彼女の思い出の味。

 ロコモコ

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ハワイではB級グルメらしいが、A級に格上げしてもいいんじゃないかと。

ガパオ

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本場タイでは揚げ焼きが定番。

konpeito.hatenablog.jp

目玉焼きご飯

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結局ここに戻ってくるんだよ。