煮る
先日に引き続き、このコロナ時代をサバイブするための料理を考えていたが、手軽で、家族で食べられて、鍋ひとつでできて、栄養満点のメネメンはぴったりじゃなかろうか? メネメンは「トルコ風トマトのスクランブルエッグ」と表記されることが多いようだが、…
グリーンピースが苦手だという人はよく見かけるが、えんどう豆が苦手だという人はあまりお目にかからない。種的にいえばほぼ変わらないにもかかわらず、だ。 グリーンピースは、手のひらサイズの缶詰に入ったものやら、冷凍品が年中出回っている。手軽だから…
「まーた煮浸し!?」と昔はよく毒づいたものだ。食卓にあがる菜っ葉と油揚げを見るたんびに、幼心にため息がもれた。いま思えば非常に失敬な話であるが、もっとハイカラなものが食べたい年頃ってものはある。 煮浸しという料理がなければ、いまの私は存在しな…
スーパーで時々見かけるヘダイ。への字口をしているからへ鯛かと思いきや、平たいからヘダイと呼ぶそうなんだが、この魚、とにかくコスパがいいので見つけたら即買い。25cmくらいの大きさで300円だった。 刺身にしてよし、焼いてよし、揚げてよし、蒸してよ…
ときどき無性に食べたくなる牛肉とマッシュルームの煮込み。カレーほどスパイシーではないし、ハッシュドビーフほど酸味が強くないし、ビーフシチューほど洗練されてない、まかない料理のような立ち位置で、ちょっぴりジャンクな汁かけ飯。しいていえばビー…
五反田・信濃屋は鶏肉専門店だが、実は鴨肉(国産・外国産)も販売している。解凍してみると胸肉が合わさった状態で、胸肉が2枚、つまり1羽分だった。なんて美しいのだろう。さて、今日は友人がくるので鴨鍋にしたい。 究極の鴨鍋はネギだけで十分かもしれな…
東京・五反田にある鶏肉専門店の信濃屋さんで仕入れた鳥モモ肉。いつも変わらぬ鮮度と女将の笑顔、そして鳥皮の艶とハリは貴婦人のようでほれぼれしてしまう。 おいしい鶏肉にあれこれ手間をかけるのは野暮というもの。今回は最低限の調味料で基本の油鶏(ヤ…
西興部村人生初の北海道上陸が、まさか紋別なるとは予想だにしなかった。まさか札幌をすっ飛ばすことになろうとは。「今日はまず、ニシオコッペ行ってさー、ぐるっと回ってみようか!」と紋別のスーパースターMさんは今日もエネルギー満タン。とても75歳には…
おでんパーティのはずが、おでん合戦に「なんでおでんに竹輪麩入れんねん!」 「竹輪麩うまいじゃん!」2018年「ボジョレーを飲まない会」も終盤にさしかかるころ……もともとは「ボジョレーを飲む会」だったが、ひとり一本以上のボジョレーはあまりに翌日の代…
鯛のアラ飯店では魚をまるごと仕入れると必ずアラがでるんだが、板長が賄いで出してくれる潮汁が最高だ。特に鯛は骨までしゃぶりつきたくなるほどうまい。捨てるところなし。 腐っても鯛とはよく言ったものだ。そこで鯛のアラを使って、和風の鯛パエリア、い…
グアム名物のカドゥンピカ(Kadon Pika)カドゥン ピカ(Kadon Pika)は鶏肉を醤油、酢、タマネギ、ニンニク、唐辛子で煮込んだグアムの辛い鶏肉のシチューだ。 グアムの先住民チャモロの言葉で「カドゥン(kadon)」は「シチュー」、「ピカ(Pika)」は「辛…
バニラ香る南瓜のハニーバターカボチャの煮物というと飯のお供だけど、冷たくて、甘くて、キンキンに冷やした白ワインに合うカボチャの煮物もこの季節にはいい。醤油味のカボチャの煮物は崩れないように煮ていったが、ハニーバターの場合はすこし煮崩れてい…
ばい貝、もしくはツブ貝のうま煮を柔らかく茹でる3つのポイントバイ貝とかツブ貝とか、とにかく巻いている貝を見つけると気持ちが高ぶってしまう。遺伝子に刻み込まれた採集時代の名残かもしれない。幼いころ葉山の海で大人の拳ほどある巻き貝を見つけた。ぬ…
煮崩れしないカボチャの煮物おふくろの味にカボチャの煮物は欠かせない。甘っ辛くて所々に煮崩れたカボチャを白飯にのっけてぐちゃぐちゃにかき混ぜて食べていたあの頃は、まだ人の目など気にする歳じゃなかったんだろう。カボチャの煮物に使うカボチャは国…
鯛のあらと貝柱だしで手軽に濃厚パエリア6缶入りのビールをカゴにいれると、ミニスカートをはいたお姉さんがくれたのはS&Bのパエリアの素だった。こういうシーズニングスパイスはあまり信用していないんだが、せっかくだから使ってみることにしよう。S&B…
飲みすぎた翌日に効果覿面!スパイスたっぷりのチキンカレー 市販の欧風カレールーには小麦粉が入っているせいか、油が合わないのか、食べ終わったときの胸焼けとゲップに悩まされていた時代があった。そんなときに出会ったのが、友人が編集をてがけた『かん…
ふわふわ肉団子のカタプラーナ気のせいかも知れないが、カタプラーナに興味をそそられている人が増えているような気がする。もし気のせいでなかったら、これはかなり嬉しい。いつか日本製のカタプラーナができたらと思っているくらいだ。 konpeito.hatenablo…
基本のトマトソースのつくりかた なんにでも使える基本のトマトソース 材料 つくりかた 1. 香味野菜を切る 2. トマトのヘタと皮を取り除く 3. トマトを手で潰す 4. 深鍋にオリーブオイルを入れて弱火にかけ、ニンニクをいれる。 5. ニンニクの香りが立ったら…
レモンサワーの進化に胸熱! 居酒屋のレモンサワーはどうも原液の甘ったるい味が好きでなく、たいがい生グレープフルーツサワーを頼む。唯一気に入っているのは、「-196℃ ストロングゼロ〈ビターレモン〉」だ。この商品はすごい。食事に合うという触れ込み…
鶏肉のマスタード煮 アンティークのすき焼き鍋をフル活用 実家からゆずり受けたすき焼き鍋。調べてみると相当に古い南部鉄器であることがわかった。私が生まれる前はよく使っていたらしいが、いつからか電気鍋が食卓にのぼるようになり、数年前までは実家で…
猪肉のイタリア風煮込み、手打ちパスタを添えて先日、イノシシが京都のホテルに出没し、従業員が軽傷を負ったというニュースが流れた。他県でも同様の事件が多発しているらしいが、猟師の高齢化も進み、駆除するにもなかなか難しい状況にあるという。そんな…
豆を塩で煮る いつの頃からか豆を塩で煮ておく習慣がついた。豆の甘煮に対して、塩煮と私は呼んでいる。塩煮というよりも、どちらかといえばひたし豆に近いのかもしれない。数多の豆が世界中にあるものの、今は手亡豆(“てぼうまめ”と読む)、ひよこ豆、レッ…
鶏ガラ飯 「今日は飲んでくるわ」 もう夜の8時をまわっている。いまさらメールされても、あらかた夕飯の準備は済んでいるというに。ちっ。舌打ちだって出て然るべきだ。図らずも、今晩はひとり飯になってしまった。 今日はラーメンを食べようと、昼過ぎから…
あと一品足りないとき、風邪気味のとき、呑んだあと、ダイエット中でも罪悪感なく食べられる最強の酒菜。 使う食材は豆腐と玉子だけ。こんなに経済的なつまみはない。 調理時間は4分弱。これを作りはじめてから冷蔵庫に豆腐は常備するようになった。 冷奴が…