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時速1kmの思考

【脱力系農業】番外編 我が家の三大害虫図鑑〜農薬を使わずに害虫と向き合う 

脱力系農業を始めたきっかけのひとつに、害虫の被害がある。住居は都内のど真ん中にあるものの、周りにはそれなりに緑が残っているほうらしく、桜が新緑に変わるころには虫やら鳥がせわしなくなる。自宅の裏にあったちょっとした森のような旧家が数年前に一人暮らし用マンションに建て変わって以来、虫も鳥も新たな居場所を模索しているようだ。

当然招かざる害虫もやってくる。バルコニーで育てているのは害虫に強いとされるハーブ類だが、ここ最近は見事にやられっぱなしなのだ。農薬や防虫カバーを施すのが手っ取り早いんだが、収穫のことを考えると踏み切れず、決定的な策は見出せていない。ひとまず室内で育てれば害虫の被害にはあわないってことだ。

コナジラミ

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害虫に強いミントが全滅した。ミントをゆすると大量の白い粉がぶわっと舞う。体長1mmほどで、シャワー洗浄をしてみたがもはや意味を成さなかった。カメムシ目に属するコナジラミが恐ろしいのはウイルス菌をばらまくところで、他の植物にまで移動して被害を及ぼす。ひとまず周りにあったバジルとイタリアンパセリを避難させたが、こちらも葉が白くなりかけていた。

対策

一匹ずつ殺すには多勢に無勢。ミントは思い切って九分刈りにしたところ、コナジラミは消えていき、ミントは復活しつつある。
乾燥するとコナジラミが発生しやすい環境になりやすいので、定期的に水を撒くのがいいようだ。

ベニフキノメイガ

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なんとなく紫蘇やバジルが元気なく、新芽のあたりに白い蜘蛛の糸(綿?)のようなものがついていたらご用心。確実にそこにはベニフキノメイガがいる。細長い緑色のイモムシだが、成長するにしたがって黒い斑点模様が出てくる。とはいえそんなに悪さするヤツでもないので早めに発見すれば問題ない。

対策

見つけたら糸がからまった葉ごと切り取って潰している。
葉の裏に産卵するので、まめに葉を洗ってやり、早めの収穫を心がけるようにした。

コガネムシの幼虫

今年に入りローズマリーの葉が黄色くなり、みるみるうちに枯れ果て、ついには全滅した。慌てて植え替えてみると、根がすっかりなくなっており、地中にはミニサイズのカブトムシの幼虫がごろごろと寝ていた。まさかの無銭飲食越冬。見た目もキツイので写真は割愛、ぜひググってください。

コガネムシの幼虫は根を食べ尽くす植木鉢のギャング。植物が枯れて始めてやっと気づくことになるから、成虫よりも厄介な害虫だ。
水をあげているのになんだか植物が枯れてきたようなら土を掘り起こしてみてほしい。一匹みつけたらすぐに殺す。芋づる式にあと10匹はいるはず…。

対策

コガネムシは夜中に飛来して土に卵を産み付けるので、本気で対策するなら防虫ネットや農薬が必要だ。

有機物を含んだ肥えた土に産卵していくので、落ち葉なんかを植木鉢にいれっぱなしにせず、きれいに保つのも有効だ。

考えてみればローズマリーは地中海沿岸が原産。日当たりと排水性のよい砂地でよく育つから、栄養の乏しい日向土のほうがむいているのかもしれない。
また植木鉢が小さいものならゴミ袋などに植木鉢ごと入れて、水攻めする方法もある。

農薬を使わずに害虫と向き合う

あまり大げさなことはしたくないので、基本的なケアを忠実にやることにした。

剪定と収穫

ハーブはあまりに密集すると風通しが悪くなり、虫もつきやすくなるので、収穫も兼ねてこまめに剪定する。枯れた葉や雑草も取り除き、害虫の温床にならないようにする。

適切な水やり

理想は土が乾いてたら水をたっぷりあげるのがいい。そのときに、葉も洗って害虫を流してしまおう。このあんばいが難しいんだが、まずは曜日などペースを決めて、水をあげすぎないことを心がけたい。

カマキリを飼う

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偶然にもバジルとイタリアンパセリの植木鉢に三匹のカマキリが住みついた。バジルとイタリアンパセリは、コナジラミの影響がでかかっていたが、カマキリが住みついてからコナジラミは自然消滅してしまった。
ベニフキノメイガに狙いをつけたカマキリがそーっと背後から忍び寄る姿は恐怖映像だが、我が家のリーサル・ウェポンとして活躍を期待している。

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