大根の皮がたまると必ずつくるのがきんぴら。歯ごたえが気に入ったのか、本家ゴボウよりも家人の評判がよく、大根の消費が激しい冬の時期はたいてい食卓にあがる副菜だ。
大根だけでもいいが、人参の切れ端やら菜っ葉なんかも適当にいれてやると彩りも冴える。
一人飯のときなどはこれとご飯と汁物があれば十分だったりするものの、さすがに飽きてきたころつくったのが、韓国の春雨料理チャプチェである。
味付けはすき焼きの割り下を使っているが、すべての材料を炒めてすき焼きのタレだけで味付けするとべったりとした単調な味になるので、野菜は塩のみで調理して、最後に肉と春雨を和えることで、それぞれの野菜の味が際立つチャプチェを目指した。
きんぴらよりもボリュームが出るし、メインの料理としてもいけそうだ。やはり大根の皮は捨てられない。今日はこちらにスンドゥブチゲを合わせて夕飯としたい。
大根の皮のチャプチェ
材料
大根の皮がメインなので、他の野菜は彩りを考えつつ決めて、分量も適当で問題なし。
牛切り落とし肉 | 100g | |
春雨 | 30g | |
大根の皮 | 1/2本〜1本分 | |
彩りの野菜 | 適量 | ニンジン、パプリカ、ピーマンなど冷蔵庫にあったものを少しずつ |
玉子 | 1個 | 薄焼きにして錦糸玉子に切っておく |
胡麻 | 適量 | |
すき焼きの割り下 | 適量 | つくりかたはこちらへ |
つくりかた
- 春雨を水で戻しておく。
- 錦糸玉子をつくる。
- 大根の皮、その他野菜を春雨と同じくらいの太さに千切りにする。
- 油を少量フライパンに加え、大根を炒める。炒めるというより、じっくり焼く感じ。塩ひとつまみで味付けしたら、ボウルに取り置く。
- その他の野菜も炒めて、塩ひとつまみで味付けし、ボウルに取り置く。
- 牛肉を胡麻油で炒める。肉の色が変わってきたら、すき焼きのタレを加えて煮詰める。全体に味が入ったら、ボウルに取り置く。ここにコチュジャンや豆板醤を少量加えてもおいしい。
- 同じ鍋に水を少量加え沸騰させ、春雨、割り下を加え、牛肉の旨味をしっかり吸わせるように煮詰める。
- 春雨、牛肉、野菜、錦糸玉子を合わせて、胡麻油を振りかけたら出来上がり。