カニ味噌ニョッキのついでに、ブルーチーズのニョッキも紹介しておこう。普段使いのニョッキなら、断然こちらのほうがオススメだ。なんせ好みのチーズを溶かすだけ。味付けもほぼチーズ。失敗しようがないくせに、臭くて、うまい。
以前、水でしめたニョッキ とソースを別々に友人宅へ持っていき、そこで調理したことがあるが、みな、臭いなーうまいなーと言いながらも完売していた。臭うま最強、臭うまはあと引くのだ。
ブルーチーズのなかでも気に入っているのはフランス中南部の山岳地帯オーヴェルニュ地方のフルム・ダンベール。ローマ時代からつくられてきたという歴史あるブルーチーズだ。青カビ臭さが、ゴルゴンゾーラのそれよりも穏やかなので、ブルーチーズ初心者にもオススメできる。
近くのスーパーでは、このフルム・ダンベールとゴルゴンゾーラがセットになった商品を販売していて、ふたつのチーズを組み合わせたり、単体でつくったりしたけれど、ゴルゴンゾーラはややクセが強くて家人好み。私はフルム・ダンベール派だった。
調理があまりに簡単なのでレシピも4行。レシピなんて、短いのにこしたことはないと、このコロナ禍に思うのだ。
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ブルーチーズのニョッキ
材料
フルム・ダンベール | 35g | お好みの青カビチーズを |
パルミジャーノ | 大さじ2〜味をみながら調整 | |
辛口の白ワイン | 60cc | |
生クリーム | 100cc | |
塩 | 少々 | チーズの塩分によってはいらないくらい |
白胡椒 | 少々 | |
ニョッキ | 二人分 | つくりかたはこちらへ |
つくりかた
- 白ワインの鍋に入れて、強火でアルコールを飛ばす。
- 生クリームとブルーチーズを加えて、煮立たせないように温めてチーズを溶かす。
- 茹でたニョッキをあえて、とろりとするまでやさしくかき混ぜ、馴染んできたらパルミジャーノを加える。
- 塩・胡椒をして味を整える。