とり天は思い立ったが吉日、すぐに揚げて食べられる手軽さがいい。胸肉をつかえば財布にも優しく、ついでに良質のタンパク質もとれるから健康維持にも一役買ってくれる。
デメリットをあえてあげるとすれば……大量につくると食べ飽きてくるという贅沢な悩みくらいなもんだろう。
そこで今日は味に変化をつけるべく、梅と紫蘇を巻いたとり天、海苔のとり天、胡椒のとり天の三種を揚げていく。
下味は塩のみ。衣をつけて揚げるだけだが、moggy流のちょっとしたコツも添えておきたい。
三色とり天のおいしいコツ
鶏肉は細長く切る
細長い棒状に切ることで火の通りがよくなり、短時間でからりと揚がる。二度揚げの必要もなし。ついでに手でつまんで食べるにも塩梅がいい。
三種のとり天を揚げる順番
衣が汚れないように、梅紫蘇→海苔→胡椒の順番でとり天を揚げる。
揚げ衣は薄く
衣が厚すぎると、三色なんだか一色なんだかわからなくなってしまう。
基本の天つゆをつくる
塩で食べても十分うまいけれど、天つゆにつけてご飯にワンバンさせると至福。基本の天つゆの配合は4:1:1だ。
三色とり天のつくりかた
材料
鶏胸肉 | 200〜250g(1枚) | 皮を取り除く |
紫蘇 | 3枚 | 縦半分に切る |
梅干し | 1個 | 叩いてペースト状にする |
海苔 | 適量 | きざみ海苔または板海苔 |
胡椒 | 適量 | |
天ぷら粉 | 適量 | |
天つゆ | 出汁:みりん:醤油を4:1:1で配合 | |
出汁 | 120cc | 出汁のとりかたはこちら |
みりん | 30cc | |
醤油 | 30cc | 薄口もしくは濃口と薄口を半々 |
つくりかた
下ごしらえ
- 胸肉を細長く切り分けて、軽く塩をしておく。
- 天ぷら粉を水で薄めにといておき、衣をつくる。
- 揚げ油を温める。
- 天つゆの調味料を一煮立ちさせる。
梅と紫蘇のとり天
紫蘇に梅干しペーストを塗り、鶏肉を巻く。
衣をつけて、紫蘇の巻き終わりを下にするようにしてそっと揚げる。
海苔のとり天
鶏肉にきざみ海苔をまぶし、衣をつけて揚げる。
板海苔の場合は、適当な大きさに切り分けて鶏肉を巻き、衣をつけて揚げる。