冬の寒さもそろそろ底をつく頃だろうか。いま魚屋の売り場のほとんどを占めているのがマダラ。鍋用のぶつ切りで300円くらいだからついつい手が伸びる。
お買い得のアルゼンチン赤エビも手に入れて、カタプラーナにしよう。
konpeito.hatenablog.jp
エビ味噌の味を引き立たせたいので今回はトマトソースは使わない。エビ味噌がとけだした濃厚ソースにはミディアムボディの赤ワインがおすすめだ。
そういえば先日、「カタプラーナって便利なの?」という質問をいただいた。
「違う鍋で同じものを作れるかといえば、作れるんですけど、やはり銅の熱伝導の威力は感じますねー。鍋に材料入れたら、魚介の場合あっという間ですから。形はホームパーティ向けかも」
とにかく一品、腹に入れたい! という状況でも、10分くらい火を通せば出来上がってしまう料理なので、共働きなど忙しい人にこそうってつけの鍋だと思う。
カタプラーナ鍋
材質:銅(内側に錫メッキ)
サイズ:直径21cm(1〜2人用)+鍋敷き/日本語レシピつき※IH調理器は非対応
備考:直径26cmあり(3〜4人用)
マダラとアルゼンチン赤エビのカタプラーナ
材料
タラ | 小さめ1尾 | ぶつ切り | |
アカエビ | 4尾 | ||
ニンニク | 5片 | たっぷりみじん切り | |
乾燥唐辛子フレーク | 小さじ1 | ||
オリーブオイル | 大さじ3 | ||
ワイン | 100cc | ||
塩・胡椒 | 適量 | ||
パクチー | 山盛り | 粗みじん切り | |
レモン | 1/2個 | 好みで |
つくりかた
- ぶつ切りのタラはよく洗って、塩をしておく。
- エビは頭と身を切り離す。身は殻をとって背わたを抜き、薄塩をしておく。
- コンロにカタプラーナをおいて、安定させる。
- 中火でオリーブオイルを熱し、唐辛子フレークを入れて香りを出す。
- ニンニクとエビの頭を入れてじっくり炒める。
- エビの頭に火が通ったら一度バットなどに引き上げ、次にタラの両面をさっと焼く。
- エビの頭を戻して、白ワインをいれたらカタプラーナの蓋を閉める。中火で5分蒸す。
- 蓋をあけてタラの上下をひっくり返したらエビの身を飾り付け、パクチーの半量をふりかけてさらに1分蒸す。
- 底からかき混ぜてソースを全体にいきわたらせる。塩見が足りなければ調整する。レモンを搾って食卓へ。