GPOで買いものに勤しんでいたら、時計の針はすでに21時を回っていた。車に戻ったとたん空腹に襲われる。
この時間になると食べる場所もだいぶ限られてくる。さて、どうするか……そうだ、Hafa Adai Exchangeに行ってみようか。
Hafa Adai Exchange はGPOから徒歩5分ほどのところにあるレストラン街で、車ならほんの数分だ。タイ料理やインド料理、ベトナム料理などエスニック料理店が集まっていて、わりかし遅くまで店は開いている。
それにしてもあまりに腹が減っている。ひさびさに、あの極太ルンピアが食べたくなった。よし、今日はベトナム料理に決まりだ！
生野菜たっぷりの熱々極太ルンピア
ベトナム料理にビールは欠かせないから、料理はすべてテイクアウト（to go）し、アクセルをベタ踏みでホテルへ直帰！
揚げルンピア（Fried Lmpia, half, $6）
ルンピアはそもそもフィリピンの料理だが、いまではすっかりグアムの定番家庭料理となっている。いわゆる春巻きなんだが、中国のそれと違うのは、具にとろみがついてないこと、そしてこの葉巻のような筒状の形だろう。
フルサイズの場合5本で10ドルだが、ハーフだと3本で6ドル。熱々のところを豆板醤風のピリ辛ダレ、もしくは魚醤ソースにつけて食べる。
皮はパリパリ、いやバリバリ！ 帰る途中にしなしなになってしまうのではないかと懸念していたが取り越し苦労だった。なにか秘密があるのだろうか。
付け合わせにロメインレタス、モヤシ、米麺がついてくるんだが、そのボリュームたるや、すごい。いや、ありがたい。これだけ野菜がついてこの値段は、グアムでは破格だ！
具は鶏肉と春雨。がっつり揚げ物だけど、タレにつけると意外にサッパリと食べられるし、腹にも溜まる、コストパフォーマンスが最高の一品だ。
ちなみにプラスチックの皿は我が家のものだが、思いがけずベトナム屋台っぽい雰囲気になった。
牛肉の炒め物（Stir-Fried Beef, $12.50）
炒め物も野菜たっぷり。キュウリが入っていて驚いたが、グアムのキュウリはさほど匂いもなく、ズッキーニ感覚で食べることができた。味付けはなかなか上品。白米も別の容器に入れてくれたので、汁気でべちゃっとすることない。アジア料理店はこういう気遣いがあるからありがたい。
Information
Lieng's Restaurant
GPOから徒歩5分の場所にある Hafa Adai Exchange の駐車場側にあるレストラン街。夜中は薄暗いので必ず車で行くこと。
場 所：Hafa Adai Exchange, Tamuning, 96913 Guam
営業時間：月〜土曜日 11:00-24:00、日曜日 11:00-22:00
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