グアムでうまい魚を食べたいなら、迷わず Guam Fishermen's Co-op(グアム・フィシャーメンズ・コープ)に行くべきだ。
こちらは漁師の漁業組合が運営する魚屋で、水揚げされたばかりの新鮮な魚を求め、ローカルや観光客で狭い店内はいつも賑わっている。
もちろん観光客の目当てはキャッシャー横に陳列された総菜だ。きれいに切りそろえられた刺身からポキ(Poki)、ケラグエン(Kelaguen)など、どれを食べるか本当に迷うところだ。予算や人数に合わせて盛り合わせも用意してくれるようなので、事前に注文しておくのもいい。
店内に飲食スペースはないので、ぜひ保冷バッグをもって訪れたい。
ちなみに名前が似ている Fisherman's cove (フィッシャーマンズコーブ)は、ヒルトンにあるシーフードレストランなので間違えないように。
Guam Fishermens Co-Op のケラグエンは一押し!
Shrimp Kelaguen(エビのケラグエン, $8)
ケラグエンは肉や魚貝をレモン果汁、塩、ココナッツ、唐辛子、ネギなどで和えたグアムを代表する料理。グアムの気候にあう爽快な口当たりで、サラダ感覚の酢の物である。
konpeito.hatenablog.jp
さて、フィシャーメンズ・コープには魚、エビ、タコ、サーモンなどさまざまなケラグエンがあるが、今回はエビを紹介する。
材料はエビ、レモン果汁、ココナッツ、塩、青ネギ、唐辛子というシンプルなもので、家でもつくれそうである。
一口たべて、魚屋ならではのケラグエンに乾杯だ! これにはスパークリングワインが絶対に必要。
エビは新鮮でぷりぷり。ココナッツの風味はさほど強くなく、ほんのり香る程度なのでとても食べやすい。酸味もいい塩梅なんだが、これだけの汁気をレモンだけで補うことは考えられないので、もしかしたらココナッツを水で薄めて入れているのかもしれない。
エビをすっかり食べ終えたあとも、この汁だけで白飯が食えるほどうまいのだ! ケラグエンの汁かけご飯なんて聞いたことないけれど、ぜひやってみてほしい。
POKI(小ポキ,$5)
フィシャーメンズ・コープのポキにはマグロ(おそらくキハダマグロ)、大根の漬物、 キュウリ、ショウガ、レモン果汁、胡麻油、青ネギ、チリペーストが入っている。
タレは少し甘めで韓国風な印象。チリペーストが甘いのかもしれないし、胡麻油がそうさせているのかもしれない。
そして日本のたくわんのような、「Daigo」という大根の漬物が入っているのが面白い。赤・緑・黄色という色合いの美しさもさることながら、食感も楽しいものになる。
Fishermen's Co-op のメニュー
- 各種刺身(大 $10〜$20ドル、小 $5〜)
- ポキ(POKI)(大 $10、小$5)
- エビのケラグエン(Shrimp Kelaguen, $8)
- タコのケラグエン(Octopus Kelaguen, $8)
- サーモンのケラグエン(Salted Salmon Kelaguen, $5)