" "

mogu mogu MOGGY

時速1kmの思考

いつかいく旅、蕎麦の旅

f:id:Xphi:20180727154555j:plain

銀座でいつも立ち寄る田中屋という蕎麦屋がある。私のなかではちょっと贅沢な蕎麦屋というカテゴリーに入る。
今日は山かけせいろを堪能し、お勘定をしているときふと、レジ脇に積んであるB5変型サイズの冊子が目に入った。

f:id:Xphi:20180727154541j:plain

ページを捲ると、記事は蕎麦に関することばかり。ずいぶん尖った雑誌があるもんだ。そこで立ち読みするわけにもいかず、店員に声をかけてありがたく頂戴してきたのが「季刊 新そば No.161」だ。

全国のそば老舗店をまとめる「新そば会」という協会が発行しているもので、創刊は昭和35年(1960年)だという。雑誌の廃刊が相次ぐなか、58年も続けているのか。「蕎麦の文化史」とうたうだけあって、その存在がもはや文化の一端を担っていることになんだかありがたささえ感じる。

f:id:Xphi:20180727154817j:plain

見開きの日本地図に書き込まれた加盟店の分布図は、ずっと眺めていても飽きない。猫がいることもあって国内をあまり旅することはできないけれど、いつか新そば会に加盟しているすべての蕎麦屋を巡る旅なんていいかもしれないな...とすでに妄想旅行。

いつかいく蕎麦屋の候補。ふらりと立ち寄った土地で蕎麦は食べたくなったら、この冊子を開けばいいわけだ。とはいえ、いつもこの冊子を持ち歩くのもなぁと思っていたら、公式サイトを見つけた。

全国新そば会net

www.meiten-net.com

そろそろ新蕎麦の季節。蕎麦の旅にでかけたい。

konpeito.hatenablog.jp