前回、200gの小麦粉で水餃子と焼餃子の皮をそれぞれつくった。これに餡を包むと晴れて「餃子」になるわけだが、ここで餡についても考えていきたい。
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いったい何グラムの餡を
つくればいいのか?
水餃子の場合(30個分)
1個10g、5〜6cmに伸ばした皮に包む餡は10gとちょっと。この「ちょっと」というのは、調味料の重量が含まれるからだ。つまり餡は300g強あれば十分ということになる。たとえば包む餡をひとつ20gにして大きな水餃子をつくりたいのであれば、600gの餡をつくればいいことになる。
焼餃子の場合(40個分)
1個10g、7〜8cmに伸ばした皮なら水餃子よりも多くの餡を包むことができる。包む餡をひとつ21gとすれば40個分だと840gが必要だ。
あくまで目安だが、目安があれば餡が大量に余るといったこともないだろう。とはいえ余った餡を活かす料理もたくさんあるのだが…。
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餡における
肉と野菜の黄金比率
餡についてはきわめて個人的な嗜好と裁量によるので、万人受けする黄金律というのは存在しない、という答えにいき当たってしまった。ただこれではあまりに無責任か?
PRESIDENT の「ギョーザお悩み相談室」によれば、肉と野菜の黄金律は1:1をすすめているし、渋谷の餃子専門店・您好(ニイハオ)では4:3だそう。
個人の好みで話を続けるなら、水餃子は茹でることであっさりとするので肉が多めの、焼餃子は油で焼くので野菜が多めの配合が好きなので、私はいつも次の配合を目安としている。
餃子をつくろう
水餃子のつくりかた
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焼餃子のつくりかた
皮から手作り餃子
参考になるおすすめ本
よくわかる中国料理基礎の基礎
中華料理はこれ一冊あれば十分。ただの野菜の炒め物だって、この本さえあれば見違えるような一品になる。食材の扱いかたや下処理、珍しい中華食材の説明、中華料理の独特の調理法など、かゆいところに手が届いた一冊であり、まさに「中華のバイブル」にふさわしい。