不老長寿の葉、ハンダマを存分に喰らう
昨年の夏、沖縄の読谷村を旅したときに衝撃を受けた食材、それがハンダマだ。
表は濃い緑、裏が赤紫色の葉は肉厚で、独特の苦味が特徴。シンプルなビネグレットをかけて生で食べたのだが、その野性味溢れる苦味がクセになってしまった。
最近では都内でも出回りはじめて、宮古島産のものを都内のスーパーで手に入れた。宮古島では「パルダマ*1」と呼ぶらしい。
鉄分やビタミンA、B2を多く含み、沖縄では古くから「不老長寿の葉」「血の薬」と称され、貧血や疲労回復、風邪の予防にも効果があるという。
調理にとりかかる前に、Facebookに投稿すると、沖縄の友人たちが美味しい食べ方を次々に伝授してくれた。生はもちろん、茹でる、揚げる、炒めるなどなどどうやっても美味しく食べられるらしい。
島人が教えてくれたのは、
茹で汁にフルーツ酢を少量入れて、ポリフェノール元気ドリンクにする
という調理法だ。