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時速1kmの思考

茹で汁でつくるハンダマのビシソワーズ

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ポリフェノールアントシアニンを含んだハンダマの茹で汁は栄養豊富で捨てるのはもったいない。さっそくビシソワーズをつくってみよう。目指すは、桜色をしたジャガイモの冷製スープ、つまりビシソワーズだ。

材料(2人分)

ハンダマの茹で汁 200cc  葉と茎を分けて茹でる。茎の固い部分はゆでても食べられない
ジャガイモ 1個 皮をむいて薄切り
タマネギ 1/4個 薄切り
バター 適量 米油やオリーブオイルでも可
ブイヨン 適量 チキンか野菜のブイヨンがいいだろう
ローリエ 1枚 好きな香辛料をいれればよし
牛乳 100cc 生クリームにするとリッチな味わいに

つくりかた

  1. ハンダマを茹で、葉と汁を分ける。
  2. バターでタマネギとジャガイモを炒めて①とブイヨン、ローリエとともに煮る。
  3. ローリエを取り除いた②をフードプロセッサーで滑らかにする。
  4. ③を牛乳でのばして塩で調味し、冷やす。食べるときに好みで胡椒をかける。
ポイントと感想

工程①で、茹で汁がどす暗い紫色になってしまい少々焦るのだが、問題はない。アントシアニンを含む茹で汁が中性になっただけだ。工程②で酸化し、きれいな赤色に変色するからだ

なんだか理科の実験をしているようで楽しくなってきた。ちなみに、アルカリ性に傾くと青く変色するので、青いスープもできるかもしれない(美味そうかどうかはまた別の話だが)。

火を通すとヌメリがでてくるのもハンダマの特徴のひとつ。だからジャガイモだけでつくるビシソワーズと違い、ぬるんとした食感となった。これをどう評価するかは好き好きだろうが、ねばねば系食材が好きな人ならきっとありだろう。

取り分けておいた葉は、出汁醤油につけてお浸しにする。醤油系なら納豆やオクラ、酢味噌系なら魚貝と合わせてもうまいはずだ。

残りは天ぷらとサラダを予定しているが、それはまたのちにでも。

とりあえず、沖縄いきてー。

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