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時速1kmの思考

2020-05-01から1ヶ月間の記事一覧

【暮らしの道具】これからの日本の台所には、ビタクラフトのミニパンが必携

ビタクラフトのミニパンもし家人が私より先に逝ってしまい、一人暮らしになってしまったら、最後まで私のそばにいる鍋はいったいどれだろう……。のっけから陰鬱な話で恐縮だが、ふとそう思ったのだ。若いころは、いろいろとモノが入り用だ。あれもこれも、便…

シトロンコンフィを使ってモロッコ風羊のロースト

いつもなら生のレモンの皮と果汁でマリネする羊肉だが、シトロンコンフィの漬け汁を使ってみることにした。悩ましいのが、このシトロンコンフィの塩分濃度がわからないので、どれくらいの分量が適切か、ということ。わからないならやってみるしかないので、…

カタプラーナで真だらとメイクイーンのタジン

久しぶりにカタプラーナ登場。カタプラーナはポルトガルで使われる伝統的な鍋で、二枚貝のようなドーム状の調理器具だ。 タジン鍋とその調理の構造は似ていて、ドーム状の蓋に水分をたくわえ、熱によって水蒸気が対流し、食材が蒸される仕組みだ。ポルトガル…

失敗しない丸ごと塩レモン、シトロンコンフィ

シトロンコンフィ(Citrons Confit)とか、プリザーブドレモン(Preserved Lemon)と呼ばれている、かつて日本でも一世風靡した塩レモン。今年は気温がよかったのか、レモン自体がよかったのか、これまでになくうまく発酵してくれた。漬けたのは在宅勤務初日…

久米島産もずく酸辣湯

酸辣湯は、具だくさんの味噌汁…酸っぱい豚汁のようなものだと解釈してみると、すごく身近な中華料理のひとつになった。 スープの味さえ決まれば、具材なんて好きなものをどんどん加えていけばいいだけ。もずく酸辣湯を作り始めたのは、久米島出身の沖縄料理…

下町中華風ニンニクの芽と豚こまの炒め物

ニンニクの芽というのはけっこう便利な食材だ。というのも、中華風に肉や野菜を炒めるときは、たいていニンニクやショウガといった香味野菜を刻まなければいけないけれど、ニンニクの芽さえあればそういったものはほぼ無用、という結論にいたったからだ。 最…

かりもち揚げ出し豆腐

大学を卒業して十数年。いまだに学食の揚げ出し豆腐が忘れられないのは、あのころがまだ眩い人生だったからなのか。 雪のように白い衣はカリカリなのに、噛むともっちりした食感。そこからつるりとした絹ごし豆腐が表れたかと思いきや、口のなかでふわりとと…

1.5kgの真鯛で何種類の料理がつくれるか!? 勝手に鯛チャレンジ!

ゴールデンウィーク真っ只中の5月5日、静岡県産・養殖の真鯛が1580円で売られていた。量ってみるとの1.5kgのなかなかの大物。そして、とんでもなくお安い。 買うべきか、買わざるべきか……一瞬悩んだものの、反射的にカゴに入れてしまった。はたして腐らせて…

冷やしこんにゃく

これ以上ないくらい、天気がよい。今日も暑くなりそうだ。 そんな日は、冷やしこんにゃくをたくさんつくる。冷蔵庫でキンキンに冷やしておけば、晩酌の時間がさらに待ち遠しくなること受け合い。使うのは、通称「ひろこん」と呼ばれる、広島こんにゃく。フジ…

ツブ貝とグリーンピースのアヒージョ

グリーンピースはたいてい翡翠煮にしてしまうけれど、せっかくたくさんもらったんだから試してみよう。緊急事態宣言は延長され、時間とグリーンピースだけはたっぷりあるじゃないか。今回は油で煮る。つまり、スペイン名物アヒージョだ。ガーリックオイルで…

グリーンピースのチーズリゾット風

毎年GWは友人と飲んだくれるのが恒例だったが、今年は誰も迎えられない寂しさ……を吹き飛ばす贈りものが届く。 山ほどのグリーンピースのお裾分け。近所のお婆さんからたくさんもらったけれど食べきれないからと、クール便で送ってくれたのだ。どうやら鞘ごと…

板長、本気の河豚の煮こごり【ゼラチンと寒天の科学】

初めて河豚の煮こごりを食べたときの感動は忘れがたい。まるで一口サイズの水族館。ぷるぷるむっちりしたフグのゼラチンが口の中でするりと溶けていく。「これが(市販の)ゼラチンを一切使わない正式の煮こごりだよ」と板長がいうのも、最近は河豚をケチっ…

臭くてうまい、ブルーチーズのニョッキ

カニ味噌ニョッキのついでに、ブルーチーズのニョッキも紹介しておこう。普段使いのニョッキなら、断然こちらのほうがオススメだ。なんせ好みのチーズを溶かすだけ。味付けもほぼチーズ。失敗しようがないくせに、臭くて、うまい。以前、水でしめたニョッキ …

チャーハンを家庭でつくるコツ【本気のカニチャーハン】

ようやく念願のカニチャーハンにありつけた。カニの身をほじくる時間に比して、食べている時間はあっという間だけれど、そんな苦労なんて忘れてしまうほど中毒性がある。 konpeito.hatenablog.jpパラパラの米粒に埋もれているカニ・カニ・カニ。どこを掘って…

カニ味噌ニョッキ

一昨日はニョッキを仕込み、昨日は500円のカニを解体。ようやく料理の段階まで辿り着いた。 最近まったく外食もしていないし、ここは思い切ってどーんと一杯使ってやろうか! と意気込んでいたが、まだ脳裏にはカニ炒飯がちらついている。あぁ、どちらも捨て…

篭城じゃ。カニをほじれ!

新型コロナの外出自粛によって都知事から「買い物は3日に1回」というおふれが出て数日。 「一週間の献立を決めておく」「買い出すものをメモしておく」というごもっともな賢者の意見に頷きつつも、想定外な食材に出会ってしまい、献立が狂ってしまうことは、…