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時速1kmの思考

清貧に乾杯! イワシのグリル

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イワシには「清貧」という言葉がついてまわるようである。
清貧とはそもそもはカトリックの教えからきているようで、私利を求めず、行いが正しいがためにその生活が貧しいことをいう。
ドラマ「ボルジア家」では、教皇アレクサンドル6世がイワシを食べることで自らの清貧さを他者に示そうとする場面があった。ご存知のとおり、この教皇は好色、強欲、残虐非道の三拍子がそろった、カトリック史でも黒歴史のような人物なので、そのイワシを食べる行為もただのフェイクとして描かれている。

こと日本でも、価格の安さからイワシは清貧の象徴のように描かれる。焼いたイワシに飯、汁碗がちゃぶ台に並ぶ光景。いかにも「清貧」である。元東芝社長の土光敏夫は、その質素な生活ぶりから「メザシの土光さん」なんて呼ばれている。

今日のスーパーではその清貧が並んでいた。といっても、新鮮なものを東京で見つけるのはけっこうむずかしい。
ところどころに残る鱗が光って、清貧とは美しいものだなと思った。頭を落とすのも忍びないからそのまま焼こう。付け合わせはロスティだ。

辛口の白ワインで清貧に乾杯。およそ清貧とはかけ離れ、私利私欲はむき出し、地獄に落ちるほど美味かった。

イワシのグリル

材料

イワシ 3尾  
レモン 3片 輪切り
タイム 3枝
ニンニク 1/2片 みじん切り
適量
オリーブオイル 適量
パクチーやパセリ 適量 飾りよう

つくりかた

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イワシの鱗を落とし、頭を残したままエラと腸を取り、血合いをよく洗う。水気を拭き取り、塩をふる。腹の中にも擦り込む。

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輪切りのレモンの間にタイムを挟み、イワシの腹に入れる。

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鍋にオリーブオイル、ニンニクを入れて温め、香りが出たらイワシを並べて、さらにオリーブオイルを全体に回しかける。

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250度のオーブンでこんがり焼く。パセリやパクチーで飾る。

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付け合わせはお手軽ロスティ。
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2.22. 猫の日記〜浪江町から東京を巡る旅

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ボクはφ。「ふぁい」と読みます。
ボクは福島の浪江町というところで生まれました。
とても静かで車もめったに通りません。
ある日ボクは、鉄のかごを見つけました。
中からおいしそうな匂いがします。
ボクは思わず飛び込みました。お腹がぺこぺこだったのです。
扉がしまり、ボクはパニックになりました。
ボクは初めて人間という生き物に遭いました。
大きくて、びっくりしました。

連れて行かれたお家には動物がたくさんいました。
みんなここで仲良く暮らしているみたいです。
チャト兄さんはボクの面倒をよくみてくれました。
チャト兄さんは薄茶の縞々の格好でした。
ボクは安心しました。一緒にいればきっと大丈夫。
お腹の中にいた虫も、お薬っていうカリカリで治りました。
ボクはだいたい1歳くらいだということもわかりました。

チャト兄さんとの別れは突然でした。
ボクはまたかごに入れられました。
寂しくて、心細くて、鳴きつづけました。
揺られて揺られて、ようやく落ち着いたのは、
とっても広い白いお家。
新しいお友達が待っていました。
ボクはトイレというものを覚えました。
毎日体を梳かされて、いい気分になりました。
おいしいご飯に感激しました。
しばらくすると、色んな人間がボクに会いに来ました。
ボクはかごの奥に引っ込みました。
シャーって怒ってみました。
なんだかまた怖くなってきたのです。
そして、嫌な予感は的中しました。

ある日、またボクはかごに入れられました。
また揺られて揺られて、ようやく揺れが止まると、
ボクの息はとても荒くなってしました。
ボクがおろされたのは、小さな部屋でした。
そこには、この間ボクに会いに来た人間もいました。
その人間がお水をくれました。
それどころではないボクは、
なんとか息を整えようとしました。
ボクはひとりぼっちになりました。
隣の部屋には人間の気配がします。
怖いけど、気になる。
思いきって、この部屋を出てみることにしました。
人間があちこち案内してくれたので
ボクは全部の部屋の匂いをかぎました。
前のお家よりは小さいけれど、危険はなさそうです。
安心したら急にお腹が減ったので、ご飯を食べました。
ふかふかの布団に腰を下ろしたら、うとうとしてきました。
その夜、ボクは初めて人間と一緒に寝ました。
人間はボクにφ(ふぁい)という名前をくれました。
ボクの首には紐が巻かれて、歩くと音が追いかけてきます。

ボクは今もここで元気に暮らしています。
朝ご飯はパパが用意してくれます。
パパは時々寝坊するので、
ボクが起こしてあげます。
ボクはササミが好きになりました。
本当は鰹節がいちばんだけど、
痛風になるからとめったにもらえません。
でもたぶん、それは噓です。
パパとママが隠れて食べているのを、
ボクは知っています。

毎日うんことおしっこをすると褒められます。
クーラーって奴が「ゴゴォ」って呻くから
びっくりして一度だけ粗相しちゃったけど、
なかったことにしています。

夜はパパとママの間で寝ます。
夏はママの上、
冬は布団と布団の間で寝るのがオススメです。

人間の言葉も勉強しています。
「おはよう」「おかえり」「好き」「寂しい」「遊ぶ」「寝よう」。
いちばん嫌いな言葉は「旅行」です。
「お前はよく喋るな〜」ってパパは言います。
たぶん、パパ似だと思います。

そしてママが教えてくれました。
ボクが生まれた浪江町は、
2011年の震災で人間住めなくなってしまったこと。
たくさんの仲間が路頭に迷ってしまったこと。
たくさんの人も路頭に迷ってしまったこと。
みんなが悲しい思いをしたこと。
ボクを保護してくれたのが3.11レスキューだったこと。
そこを経営するおじさんは今もその活動を続けていること。
チャト兄さんも新しい家族と暮らしていること。
そのあとにお世話してくれた人は、
ボクと人間が幸せになるための秘訣を教えてくれたこと。
いつかまた会いたいです。

ボクは今もここで元気に暮らしています。
ボクはこれからもここで元気に暮らします。

今週のお題「ねこ」

アスリートにおすすめ、ビーツのマフィン

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昔はキャロットケーキをはじめとする野菜スイーツを毛嫌いしていたものだ。「そこまでして欧米人は甘い物を食べたいのか?」となかば呆れていたくらいだ。だからある日、土産でもらったキャロットケーキを食べたときは衝撃だった。西を向いて土下座しそうなほど、うまいのだ。聞けば評判のキャロットケーキだというから、それもうなずける。

ケーキの味というよりも、あのナッツのような人参の食感が好きだ。人参の水分で生地全体もしっとり、どっしり。ぼそぼそしているケーキよりも断然うまい。欧米人は健康のため仕方なく野菜スイーツを食べているのではなく、いれたほうがうまいから食べていたのか。

今日は冷蔵庫で眠っていたビーツを使うことにする。そろそろサラダに飽きてきたからな。
ところで、なぜ「アスリートにおすすめ」なのかというと、ビーツの効能だ。巷では「飲む輸血」と言われているほどで、特に注目されているのは一酸化窒素(NO)の成分だ。

海外では、血管拡張によるパフォーマンスの向上を目的としてアスリートを中心にビーツジュースが盛んに飲まれています。ビーツの効能 | レッドファーム株式会社

そうなるとオリンピックはボルシチを食べまくっている旧ロシア圏の選手を注目してしまうんだが、真偽の程は定かではない。我が家にもアイスホッケー選手がいるので、積極的に食べさせて実験してみようと思う。

なお、ビーツには独特の土のような香りがする。これはジオスミンという分子によるものだが、気になるならマフィン生地にスパイスやチョコレート、レモンゼスト、リキュールを入れてもいい。

ビーツのマフィン

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材料

ビーツ 100g
強力粉 100g
 BP 小さじ1
 BS 小さじ1/8
 塩 ひとつまみ
きび砂糖 65g
玉子 1個
太白胡麻 60cc
バニラエッセンス 数滴
ヨーグルト 大さじ2
レーズン 20~30g
クルミ(オプション) 20〜30g ローストしてざく切り
Kiriクリームチーズ 18g×6 マフィン1つに対して1個

つくりかた

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1. ビーツを食感が残る程度に細切りする。

チーズグレーターで削るといい。

2. 強力粉にBP、BS、塩を入れてふるう。
3. ボウルに玉子を割り撹拌する。少しずつ砂糖も加えてもったりするまで混ぜる。バニラエッセンス、ヨーグルト、太白胡麻油を加えて馴染ませる。
4. ②に①の小麦粉、ビーツ、レーズンを少しずつ交互に加えて混ぜる。

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5. マフィン型に流し入れ、170度で20分焼く。

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6. 食べる前に……

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7. クリームチーズを盛るとうまさ倍増だ。

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【二十四節気を食べるおうち八寸】立春の献立

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2018年2月4日/太陽視黄経 315 度
春の気たつを以て也(暦便覧)

立春寒波に世界同時株安。選手たちが華々しく活躍する平昌オリンピックの裏では国家間のきな臭い駆け引き。春の前の嵐といったところだろうか。

三連休の最終日、君津に住む友人を訪ねた。カメラマンの彼は一年ちょっと前、大都会新宿から千葉は君津の古民家へ移住する決意をしたのだ。人類の英知の結集とも思える東京湾アクアラインを越えると景色は一変する。刈り取った稲の跡、空は広く、梅が小さな花をつけていた。

丘の上から眺める海。吹きすさぶ風に煽られて、切れた凧のようにビーチに降りたつ。海岸線を歩いていく。白い流木が密集して重なり合う異様な光景を前に、まるでどこかの惑星に連れてこられた気分になった。

日没。風はさらに強くなり、息をするのも苦しい。くっきりと浮かび上がる富士山を横目に、太陽が水平線に吸い込まれていった。

立春の八寸

鰤のソテー、べっこう餡ソース(Sauteed Yellowtail with Sticky Sauce)

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鰤は照り焼きにせず、ソテーしてから餡を後がけにした。味が濃すぎず食べやすい。

菊花カブの浅漬け(Flower-shaped Turnip Pickles)

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夏に紹介した塩水漬けをカブで。
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蓮根饅頭(Lotus Root Ball)

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野菜をつかった饅頭のつくりかたは様々だが、今回はすり下ろしたレンコンと卵白、片栗粉を混ぜて、弱火で練ってから団子に丸めた。食べる直前に揚げて銀餡をかける。具は母がつくった蕗の佃煮だ。

牡蠣とうどのリンゴ酢和え(Oyster and Udo Plant with Apple Vinegar)

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さっと湯がいた牡蠣とうどを、土佐酢にすりおろしたリンゴを加えたりんご酢で和える。

うどの皮の金平(Sauteed Udo Plant Peel)

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りんご酢和えで余ったうどの皮をさっと炒めるだけの一品。

カリフラワーのムース(Cauliflower Mousse)

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冬の定番。マッシュしたカリフラワーと生クリームをゼラチンでかためる。

一口豚カツ(Deep-Fried Pork)

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温泉玉子とクレソンのお浸し(Japanese Onsen Egg & Watercress with Dashi-Broth)

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温泉玉子のつくりかたはこちらへ。

これまでのおうち八寸まとめ

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大寒波に仕込む自家製味噌

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今年は初めて味噌造りに挑むことになった。きっかけは、もりくま叔母さんが手作りした味噌だった。辛すぎず、甘すぎず、まさに頃合い。付け合わせで出してくれたスティック野菜が止まらない。
いま一緒に暮らしている人は関東出身で、私の舌は関西寄り。つまり、甘めの味に慣れている。こと味噌に関しては食い違い、これまでいろんな味噌を買ってきたものの、味噌選びは決着つかずの懸念事項だったのである。そんな彼が、「これが味噌の理想型だ!」と言い放ったのだ。そうなったらご教示いただくしかない。

一般的に味噌は、寒さが底をつく大寒に仕込むものだが、今年は例外だろう。なんせ日本各地が記録的な大寒波に見舞われているのだから。
豆を潰して麹を混ぜ、琺瑯の容器に詰めて低温で発酵させる。部屋を充満する香りだけですでに美味い。味噌を寒い時期に仕込むのは、発酵云々もあるけれど、実は湯をもうもうと炊いて豆を煮ながら暖をとる知恵だったのでは? という気もしてくる。

味噌造りが終わって玄関を出ると、降りそそぐ光に思わず目がくらんだ。
「だんだん日差しが春になってきたねぇ」と叔母もまぶしそうだ。

もりくまおばさんの自家製味噌

材料(約4kgの味噌ができあがる予定)

大豆 1kg
生米麹 1kg
430〜490g
煮汁 適量
種味噌 250g 前回つくった味噌。酵母菌が活きている味噌を加えて発酵を促す

味噌造りに使った道具

琺瑯容器 24cm10L 発酵すると膨らむのでなるべく余裕のある大きさを選ぶ。この容量なら大豆2kgもつくれる。
ポテトマッシャー 業務用のしっかりしたつくりものがいい。安物は作業中に曲がってしまい、使い物にならない。
重石 800g 粗塩パックを消毒して使用
消毒・殺菌用アルコール   琺瑯容器を消毒する

つくりかた

1. 大豆をふやかす(前日)

大豆の3〜4倍の水に一晩浸し、吸水させる。

2. 大豆を煮る

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大豆の水を入れ替えて、灰汁を取りながら柔らかくなるまで煮る(3〜5時間)。指先で豆が潰れるくらいが目安。

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熱いうちにザルにあけて水分を切る。煮汁は使うのでとっておく。

3. 大豆を潰す

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少しずつマッシャーで潰していく。

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これくらいになったら大鍋に移しておく。

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ひたすら潰す。

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塩と麹を混ぜる

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生麹なのでこのまま使って大丈夫。

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麹を入れる。

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塩を入れる。

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底から掬うようにして混ぜる。

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とっておいた大豆の煮汁。

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煮汁でのばして固さを調整。指がすっと入るくらいが目安。

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さらに混ぜる。

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呼び水ならぬ、呼び味噌(前回つくっておいた味噌)をひとつかみ入れる。これを専門用語で種味噌というらしい。

大豆を詰める

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大豆を団子状に丸め、アルコール消毒した琺瑯容器に隙間なく詰めていく。

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どんどん詰める。

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容器にすべて収まったら、空気を抜くようにして上からぎゅっと押し、表面を滑らかにする。

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大豆の表面に落としラップをする。空気に触れないよう、きっちりと。

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容器の縁に塩をまぶす。

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アルコール消毒したパックの塩を重石にし、蓋を閉め、新聞紙で覆ったら紐でしばる。直射日光の当たらない涼しい場所に保管する。

梅雨明けには天地返し

熟成期間は6〜12カ月。梅雨明けには天地返しという作業をするが、それまで容器の蓋は開けないようにと酸っぱく言われた。天地返しとは味噌を空気に触れさせる作業で、味噌の発酵がすすみ風味が増すのだ。
まずはうまいこと発酵してくれるのを待つしかできない。味噌造りレポートの続きは梅雨明けだ。
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