母の漬ける紅生姜は、保存性を高めるべく少ししょっぱいが、これを食べると市販のものは食べられなくなる。いや、食べたくなくなる。まず色がおかしい、アメリカの菓子のような赤だ。
漬けあがるのは、新玉ねぎの季節が終わるころ。ボーイ・ミーツ・ガール（Boy Meets Girl）の精神で、出会った瞬間にかき揚げにする。
生姜の辛味と香りでさっぱり、何個でもいける魔性の揚げ物。なんとなく関西風の味。これにタコいれたら揚げタコ焼きになりそうだ。
材料（ミニサイズ6個分くらい）
| 紅生姜 | 1/3個 | 千切り |
| 新玉ねぎ | 1/4〜1/2個 | 千切り |
| 片栗粉 | 適量 | |
| 天ぷら粉 | 適量 | |
| 油 | フライパンの高さの半分くらい | 米油を使うとカラッと仕上がる |
つくりかた
- 新玉ねぎと紅生姜は片栗粉を入れたビニールに入れてしゃかしゃか振っておく。野菜の水分がとれて、油はね防止にもなる。
- 天ぷら粉をゆるめに冷水でさっくり溶いて（ダマが残っているくらいで十分）野菜を入れる。
- タネを大さじ1.5杯ずつとって揚げていく。アイスクリームスクープがあると便利。小さくつくれば、フライパンの少量の油でもカラッとあがる。
天候のせいか、今年はタケノコが届くのも遅かった。タケノコの天ぷらも最高だ。
