読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

mogu mogu MOGGY

時速1kmの思考

豆を塩で煮とけばなんとかなる—手亡豆、ひよこ豆、レッドキドニービーンズ

豆を塩で煮る いつの頃からか豆を塩で煮ておく習慣がついた。豆の甘煮に対して、塩煮と私は呼んでいる。塩煮というよりも、どちらかといえばひたし豆に近いのかもしれない。数多の豆が世界中にあるものの、今は手亡豆(“てぼうまめ”と読む)、ひよこ豆、レッ…

三種の豆のチョップドサラダ

三種類の豆の塩煮(手亡豆、ひよこ豆、キドニービーンズ)をメインにしたチョップドサラダ。豆の塩煮のつくりかたはこちらをご覧ください。 konpeito.hatenablog.jp赤、緑、オレンジ、白、黄色など、彩りを重視しながら好きな野菜をつかい、その分量も適当だ…

ガパ男とガパオ

チャーン島のガパオ 十数年前、バンコクから一時間ほど北上したアユタヤで出会ったのはスイス出身のTだ。スイスといっても「ドイツ側だ」と彼は強調していた。フランス語を話すスイス人とは何か深い溝のようなものがあるらしい。永世中立国の立場をとり、ア…

暮らしの道具 [貝印]石黒智子の重ね鍋でリスクヘッジする休日のスクランブルエッグ

我が家の台所は狭い。だからこの鍋を買った理由はひとつだ。重ねられて場所をとらないからである。直火で使える浅鍋と深鍋、そして穴あきのコランダーとボウルにガラスの蓋が付属している。直径14.5cmの小ぶりな鍋が届いたとき、「ボウルはいらないから、鍋…

簡単、はやい、楽しい、うまい! ジャスパー・ホワイト(Jasper White)のカタプラーナは超ご機嫌

カタプラーナは、鍋に好きな食材を入れて蒸しさえすれば、誰でも立派な一品をつくることができる。つまりは蒸す寄せ鍋だ。だから十人十色、つくる人だけレシピあるといっても過言ではない。なかでもシンプルかつ美味そうだったのが、ジャスパー・ホワイト(J…

暮らしの道具 銅製の玉子焼き鍋でつくるだし巻き玉子は本当にうまいのか?

安物の代償 最後の晩餐で何を食べたいか。数十年前から答えは変わっていない。玉子だ。調理法は問わず、玉子ほど多才な食材はないし、あらゆる点で完全食である。なかでもだし巻き玉子は、世界中あまたの玉子料理のなかでも異質な存在だ。調理は家庭料理とは…

魯肉飯を越えてしまったのか? 驚異の激うま鶏ガラ飯

Netflix野武士のグルメお題「ひとり飯」 「今日は飲んでくるわ」 もう夜の8時をまわっている。いまさらメールされても、あらかた夕飯の準備は済んでいるというに。ちっ。舌打ちだって出て然るべきだ。図らずも、今晩はひとり飯になってしまった。 今日はラー…

グアムのフィエスタプレートをつくろう② 米と肉の狭間で

レッドライスには、BBQした肉が合う。ただしBBQは思いついてすぐにできるような代物ではない。スパイスに漬け込んだ肉を、日がな一日蒸し焼きにしていく、手間はかからないが時間だけはとんでもなくかかる料理だ。低温でじっくりと焼いていくから、大きな塊…

グアムのフィエスタプレートをつくろう① チャモロレッドライス

グアムの祝い事にかかせないのが、レッドライスだ。村の祭、フィエスタでは、豚の丸焼きやルンピアなど数え切れないほどの郷土料理を、山盛りのレッドライスとともに食べる。日本の赤飯みたいな象徴的存在だ。初めて食べたのは十数年前、あれは忘れられない…

それぞれのおふくろの味—白和えご飯

「うちのおふくろの味ってなんだった?」そう母にたずねたのは数年前のことだ。気づけば母もそろそろ70歳にとどこうとしている。60代半ばになってサルコイドーシスという難病にかかかり、がくっと痩せて愚痴りがちだが、いまだ銀座へ出かけるとなると生気を…

【続】三ツ星シェフを目指せ! キューバサンドイッチへの道⑤〜キューバブレッドを焼く

先日の記事でキューバサンドイッチは一度お休みしようと思っていたのだが、やはりキューバブレッドなるものが気になって眠れなくなってしまったので、焼いてみることにした。 参考にしたのは、前回紹介したFood WishesのシェフJohnのレシピだ。 foodwishes.b…

三ツ星シェフを目指せ! キューバサンドイッチへの道④〜ついに完食

そういえば、すっかりキューバサンドの記事が尻切れとんぼになっていたことに、先日気づいた。そもそも去年パソコンがクラッシュしてから、ブログを更新が滞り、食べたことすら忘れていた始末なので、後ればせながらご報告まで。前回は、肉を焼いたところで…

GENさんのスパムステーキ

お題「材料3つ以内ですぐできる酒のアテ」 庶民のテリーヌ、SPAMに目覚める夜 沖縄の県民食ポークランチョンミート、通称SPAM(以下スパム)。知りあった沖縄出身のハーフ美女は、実家では日々の食卓にかかせない食べ物だと説明してくれた。小ぶりで淡いそ…

続・失敗しないポーチドエッグのつくりかた[空き缶編]

空き缶を使ってポーチドエッグをつくってみよう 『dancyu 日本一の卵レシピ』に、小枝絵麻氏による空き缶を使ったポーチドエッグのつくりかたが紹介されていた。dancyu 日本一の卵レシピ (プレジデントムック)posted with カエレバ プレジデント社 2016-05-2…

キュウリ嫌いの同志におくるポテトサラダ

キュウリが嫌いだ。 どれくらい嫌いかというと、サンドイッチから可及的速やかにキュウリを抜き取ったとしても、キュウリの残り香のするパンに、うっ…となる。もちろんキュウリの断片が紛れ込んでいようものなら、即発狂である。 なによりあの匂いがいけない…

目玉焼き

お題「材料3つ以内ですぐできる酒のアテ」 目玉焼き 小さいころ朝食の定番だった目玉焼き。これがちょっとした揉めごとの種になっていた。というのも、父さんはとろとろの黄身が好きで、生卵が苦手な母さんは堅焼き派、そして私は黄身の縁は固まり中心はと…

青海苔レンコン

お題「材料3つ以内ですぐできる酒のアテ」 青海苔レンコン いつもより少しだけ上等な青海苔を買ったので、冷蔵庫に転がっていたレンコンで味見してみることに。味付けは塩のみだから、青海苔の香りが際立つ。きんぴらのように味が濃くないので、スナック感…

新玉葱のかき揚げ

お題「材料3つ以内ですぐできる酒のアテ」 新玉葱のかき揚げ 油は大量に使うし、後片付けも面倒だしで、敬遠しがちだった天ぷら。「揚げ物が一番楽だよ!」という友人のひと言で考え直してみた。たしかに、味付けのことをそこまで深く考える必要はないし、…

ロスティ

お題「材料3つ以内ですぐできる酒のアテ」 ロスティ 新しいおろし器を買って、はまってしまった料理の一つ。ロスティはスイスのジャガイモ料理だが、言ってみればジャガイモのお好み焼きだ。肉料理の付け合わせにも合う。 材料 ジャガイモ 2個 バター(無塩…

島らっきょうの胡麻油炒め

お題「材料3つ以内ですぐできる酒のアテ」 島らっきょうの胡麻油炒め 行きつけの沖縄料理店で生まれた一品。もともとは「豚肉と島らっきょうの炒めもの」だったが、あえて豚肉抜きでつくってもらったのが事の始まり。泡盛はもちろん、日本酒もすすむヘルシ…

豆腐の玉子とじ

お題「材料3つ以内ですぐできる酒のアテ」 豆腐の玉子とじ 風邪気味のとき、呑んだあと、ダイエット中、罪悪感なく食べられる最強の酒菜だと自負している。調理時間も4分弱とスピード料理。これを作りはじめてから、家に豆腐がないと落ち着かないほどだ。 …

ゴードン先生にならう豚バラ肉の低温ロースト

北海道は池田町の阿部農場から送られてきた黒豚を、おいしく食べていくミッションは継続中だ。今回は、豚ばらブロック1kgを食べる。 いつもなら、角煮、東坡肉といった中華・台湾系に寄ってしまうのだが、今回は趣向を変えたい。なんせ新鮮な1kgのブロックな…

三ツ星シェフを目指せ! キューバサンドイッチへの道③

ピンク色の豚肉は、人によっては敬遠する 引き続き、キューバサンドイッチについて書いていこう。友人が集まったので、ようやくキューバ風ローストポークを焼くことができた。以前の記事では、 240℃で10分、100℃で54分、アルミホイルにくるんで54分、中心温…

理想の卵の調理法! 失敗しないポーチドエッグのつくりかた

キッチン リンゴの5ミニッツエッグを添えたケールのサラダ グアムの「キッチン リンゴ」で食べたケールのサラダには衝撃を受けた。地元でとれた新鮮なケールは、噛むごとにその栄養がしみわっていくような滋味にあふれていた。 ケールの山頂には「5ミニッツ…

三ツ星シェフを目指せ! キューバサンドイッチへの道②

究極のしっとり柔らか目指したローストポーク 前回に引き続き、究極のしっとり柔らかなローストポークのつくりかたについて考えてみる。まずはジョン・ファブローによる、キューバサンドイッチのつくりかたを要約してみよう。 ジョン・ファヴローのキューバ…

三ツ星シェフを目指せ! キューバサンドイッチへの道①

「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」をみたら、キューバサンドが食べたくなった ふるさと納税で送られてきたのは、北海道は池田町、阿部農場の黒豚だ。ロース、肩ロース、モモ肉、バラ肉など総重量4.5kgのブロック。我が家二人と一匹では、ひとパック…

失敗した甘酒を救済する

失敗した甘酒は、捨てるべからず 前回、甘酒をつくったが盛大に失敗をしたという記事を書いた。あのときの落ち込みようといったら、言葉では表しきれない。甘くもない炊飯器いっぱいの甘酒を前に呆然と立ちつくし、涙するしかなかった。 失敗したとはいえ、…

米麹でつくる、俺の甘酒

甘酒は飲む点滴米麹 vs 酒麹 去年の冬から甘酒にはまっている。その起源は日本書紀の時代まで遡るというが、江戸時代には夏の栄養ドリンクとして親しまれ(甘酒が夏の季語とは勉強不足だった)、今ではその豊富な栄養から「飲む点滴」と称されるほどだ。 砂…

グアムの絶品ソース、フィナデニの奥義

フィナデニとは、醤油に酢(もしくは柑橘類の果汁)、唐辛子、タマネギなどを混ぜ合わせたグアムのソースである。唐辛子のはいったポン酢といえばわかりやすいだろうか。肉、魚、米とあらゆる料理に合う万能ソースなのである。(写真は Linda's Coffee Shop …